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次の分岐を右折して中国自動車道山口2ガードを潜り、更に山口E1ガードを潜った先を左折。進んだ先で最初の分岐を右折、分岐から70m進むと左に柊神社を見つけることができる。
神社駐車場へ駐車し柊神社へ参拝、案内に寄ればこの社は柊大明神と称し、境・柊2地区の鎮守で、長州藩主毛利宗広の二女誠姫がこの神社を再興したもので、婦人病の者が鳥居を奉納して祈れば霊験があらたかであるそうだ。神社前の道は歴史の道萩往還であり、萩と山陽道を結ぶ重要な道であり、柊の地は山口に入る最初の宿場で、藩主などが休憩した宿屋が沢山あったところである。
さて、神社前の往還道を南へ向かって130m進み、左への分岐を確認して東へ進む。すぐに防獣ゲートの扉を開けて中に入り、扉を閉めておく。
よく踏まれた道を進むと樹林の中に入り、中国電力の鉄塔の標柱「宮野支線 ←No.2NO.1→」を右に過ごす。足下には落ち葉が堆積しており、道は少し掘られているようなので雨の日には川になるのかも知れない。
間もなく進路は左上に変わり、背後には面貌山が逆光の中で映えている。すぐに平坦な広場に着き小休止、進行方向には壁石がそびえ、よく見ると石が壁状に並んでいる。たぶんこれが壁石なのだろう。
広場から少し南へ向かうと平らな岩があり、ハイキングであればこの上でお弁当を広げるのに丁度良い。西には小鯖冨士の面貌山が端正な山容を見せており、北西にはアンテナの建つ西鳳翩山を見つけることができた。
広場を出発し壁石へ続く山道に戻る。急登には補助のロープが渡され、振り返れば山口市街の素晴らしい展望が広がる。明るい日差しの中での登山は最高の贅沢であり、高度を上げる度に広がり行く展望が素晴らしい。
間もなく展望岩に立ち、山口市街を砦のように囲む山々と山口盆地の風景を鑑賞。登山道に戻れば足下には階段状に整備された石組みを見つける。
やがて前方に立ちふさがるように並ぶ大岩が見えてくれば、これが壁石である。壁石は南北に整然と並び、壁石の中央に役行者が彫られていた。これはまるで役行者が山口市街を見守っているように見える。
壁石から市街の展望を眺めた後、この岩上に立ってみようと思い壁石の左側からシダを分けて登ってみたが、展望が望めそうに無いので中止した。壁石の前まで引き返し、山口市街の展望を満喫し、柊神社まで引き返した。
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