豪円山(ごうえんざん)鳥取県大山町

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2015年10月 4日

登山口 →0:15→ 山頂 →0:12→ 登山口

全歩行時間 0時間27分

登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 山と渓谷社の分県シリーズ『鳥取県の山』の登山を続けている。琴浦町の大山滝を見学後、登山口の一向ヶ平キャンプ場を出発し、次は大山中ノ原スキー場付近に位置する豪円山へ向かう。

大山 豪円山の案内に従い進む

 豪円山へ向かうには、江府町の鏡ヶ成国民休暇村まで引き返し、県道45号を桝水高原方面へ進み、桝水高原でY字路を右に採り、県道24号に入る。県道を道なりに大川寺方面へ進んでいると、この途中には大山の展望広がる展望所があるので、車を降りて展望を楽しむ。

豪円山登山口と案内(クリックで拡大)

 大川寺付近で豪円山への案内を確認し、中ノ原スキー場方面へ進むと、この途中にも豪円山への案内が置かれている。さて、駐車場へ車を置いて豪円山への登山道へ入る。登山道入口には車止めのチェーンが渡され、その手前には、「僧兵ののろし場」の案内が置かれていた。

 案内によれば、元弘3年船上合戦の折に大山寺の僧、信濃坊清盛は700名の僧兵をひきつれて、兄名和長年を助けた。その時この地で、のろしをあげて敵の襲来を知らせたと伝えられ、この名があるそうだ。「豪円山・のろし台」の案内を確認して舗装道を進む。

眼下に草原 歴代僧正の供養塔

 眼下に草原を眺めながら、緩やかな傾斜の坂を進む。左にアンテナ施設を過ごせば、右に2世から8世まで、歴代の僧正の供養塔を過ごす。更に道なりに進むと、背後に展望が開け、やがて大山、三鈷峰、矢筈ヶ山、甲ヶ山と続く名峰が一望の展望地へ出る。

ススキを眺めながら進む

展望地から眺める大山連峰(クリックで拡大)

 贅沢な展望を見晴らす展望地を出発、左右にススキの茂るまっすぐな道を進むと、ジャンプ競技場の施設へ着く。ここで三鈷峰から船上山へ続く展望や眼下に広がる草原を眺め、登山口から歩いてきた舗装道を離れる。この先からは、足下に少し草がかぶるものの、歩くには支障が無い。

ススキの原が美しい(クリックで拡大) ジャンプ施設

ジャンプ台と展望(クリックで拡大)

 山腹につけられた道を北西方向へ進み、途中で左へ折り返せば山頂へ着く。平坦な山頂には三等三角点が置かれ、その先には周囲の山々などを案内する方位板、さらに豪円地蔵の置かれた石組みが続いている。

山頂へ向かう登山道 豪円山山頂
山頂に祀られた豪円地蔵(クリックで拡大) 孝霊山と日本海(クリックで拡大)

 山頂からは北西に米子方面の展望が広がっており、登山当日は午後だったので少し逆光気味の展望だった。弓ヶ浜や孝霊山、米子市街の風景をしばらく眺めて下山を開始した。

山頂風景 山頂から樹間越しの大山

大山連峰(クリックで拡大)

 登山口へ戻る際に眺める大山、三鈷峰、矢筈ヶ山、甲ヶ山などの展望は、素晴らしい以外の言葉が見つからない程である。

豪円山

三鈷峰・大山

甲ヶ山・矢筈ヶ山・三鈷峰

弓ヶ浜と孝霊山

豪円地蔵

大山

 前の山 大山滝 を見る

 次の山 鬼林山 を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 鳥取県大山町 豪円山  登山口付近のMAP

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