秘密尾〜馬糞ヶ岳〜長野山往復登山2022年(ばふんがだけ・ながのやま)山口県周南市

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2022年10月23日
登山口 →0:20→ 札ヶ峠 →1:15→ 馬糞ヶ岳分岐 →0:05→ 馬糞ヶ岳

 →01:20→ 赤滝分岐 →0:30→ 長野山山頂 →0:07→ 天空のカフェ

 →0:28→ 赤滝分岐→ 1:30→ 馬糞ヶ岳 →0:40→ 札ヶ峠 →0:10→ 登山口

全歩行時間 6時間25分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 山口県周南市の馬糞ヶ岳と長野山の往復登山へ向かう。登山口は周南市の秘密尾でまず氷見神社を目指して進み、氷見神社前からは樹木の被る道を進めば左側の黄色いガードレールに登山口の案内が置いてある。以前の登山口や登山道は樹木の伐採作業などにより通れる状態ではない。新しい登山口は以前の登山口から作業道をわずかに奥に入ったところであり、大して離れていないし登山口までは難なく乗り入れることができた。
秘密尾集落の氷見神社を目指す ガードレールの切れたところから右上へ向かう
補助のロープを伝って斜面に取り付く 山仕事の道を進む

 ガードレールの切れ目の登山口に入れば右側へ向かって急登が始まるので入口から3ヶ所ほどロープを配置しておいた。これで登りやすくなったはずである。このロープを3つ使えば山仕事の道に出る。足下は狭いので慎重に歩を進める。

明確な道が現れる 樹木伐採の作業道に出る
作業道を進む 右上の札ヶ峠へ続く道に入る

 目印のテープに従って道なりに進むと広い作業道に出るので右折、土の露出した作業道を辿り高度を上げると進路は右へ向く。この先で進路は左右に分岐するがすぐ先で合流するのでどちらをとっても良い。

札ヶ峠は目の前 背後に展望が広がる
往事の交通の要所札ヶ峠 右「すま」、左「ひろせ」と彫られている

 平坦な場所に着けばこの場所が札ヶ峠で往事の交通の要所である。石碑には「すま、ひろせ、ごんげん、ひみつお」への方向が彫られていた。小休止の後馬糞ヶ岳へ向かって進路を北にとる。

札ヶ峠を出発 左右に枝が被るのは一時的 明るい登山道を進む
急登 金峰山が顔を出す

 ピンクの目印テープに従い進むと枝の被るところや笹の多いところもあるが、足下には踏みも後が続いているので迷うことは無い。西や南へ続く展望が広がり、金峰山を見つけることができた。次第に急登となり、ゆっくり高度を上げて行き、斜度が緩むと進路は東に変わる。

急登が続く
902m手前から笹が増える 902m手前で進路は左に向く
 植林の下を進むと進行方向に笹が目立ち始める。前方に902mが見えてくるのでそのまま進んでみたが、登山道は902mの手前で左に迂回する。なお、902mピークからの展望は樹間越しだった。
一旦笹が切れる 大岩の左を進む
馬糞ヶ岳の分岐まで笹の道が続く 右上に大岩を過ごす

 馬糞ヶ岳へ向かう登山道にもどり少し坂を下ると周囲に大岩が目立ち始める。岩の左を進むとこの先から背丈以上の笹が現れ、踏み跡を確認しながら高度を上げることになる。周囲に紅葉の始まりを眺めながら進むが、笹に向かうときには笹に集中しないと踏み跡を外しかねない。

背丈ほどの笹が続く 紅葉の始まり
笹の下に踏み跡が続く 分岐を右にとり馬糞ヶ岳へ向かう

 目印のテープと足下の踏み跡を外さないよう進めば、やがて長野山と馬糞ヶ岳の分岐へ着く。まず馬糞ヶ岳の山頂を踏むため進路を右折、一散坂を下った後に登り帰す。この縦走路は多くの人が歩いているようで、しっかりした道を辿ればすぐに一等三角点の置かれた馬糞ヶ岳山頂に着く。

明確な道が続く 馬糞ヶ岳山頂
山頂の紅葉 一等三角点

 以前山頂から見えていた展望は無くなり、樹間越しに東側の展望が 望める程度である。山頂からの写真を撮っていると、男女の登山者が馬糞ヶ岳へ到着した。この二人は広島から来たそうで、登山口は赤滝だった。

札ヶ峠の案内を見送る 長野山へ向かって進む

 馬糞ヶ岳を出発し長野山へ向かう。札ケ峠への分岐を左に見送り、わずかに下った後に登り返し、この先から一気に高度を下げる。この坂を登り返すのかと思うと帰りの行程の自信が無くなりそうだ。

932mピーク 966m
樹間越しの展望 紅葉
赤瀧への分岐

 登り返せば932mピークを通過、更にアップダウンの後966mを通過する。登り返せば赤瀧への分岐に到着、もう長野山までは大した距離では無いがこの先からは急登に階段が整備されている。過去2回長野山へ登った際には、赤滝からこのコースをとっている。

1000mピーク 長野山の遊歩道に着く
アンテナの先が山頂 長野山山頂
 急登の先で1000mピークを通過するが、足に負担がかかるのはこの整備された階段が原因である。段差のある階段歩きは足を大きく上げないといけないのでどうしても余計な筋肉を使ってしまいがちである。さらに整備された遊歩道をたどり長野山を目指す。
三等三角点と山頂標識

 間もなく馬糞ヶ岳への案内標識を過ごすと左に休憩用の東屋が建っていた。この先からは平坦な道が続くので足に負担はかからない。アンテナ横を通過してわずかに坂を下り、鋪装道を道なりに進めばわずかな高みがあり、この中に入れば三等三角点の置かれた長野山の山頂である。

展望台へ向かう 水ノ尾山と羅漢山
紅葉 天空のカフェ

 山頂からの展望は望めないので南側にある展望台の上に移動し周囲の展望を眺めた。はっきり展望が広がっているのは水ノ尾山と後ろにそびえる羅漢山程度で馬糞ヶ岳は樹間越しだった。展望台の上で昼食を摂り、天空のカフェに行き水分補給をする。

遊歩道に戻る 馬糞ヶ岳へ向かう

 登山道に戻り馬糞ヶ岳へ向かうのだが、登山道に戻ったのが13時15分、これから時間との闘いが始まった。ただ単純に元来た道を引き返すのだが赤瀧分岐までが一番の問題で、整備された階段を一旦下って登り返す際に足にけいれんが起きた。やはり階段上りが原因である。

階段はつらかった 赤瀧分岐を通過

 なんとか踏ん張って1000mピークを通過、一旦下って登り返しでまたけいれんが起きた。間もなく赤滝分岐へ着いて一安心、これから先に階段は無い。階段さえ無ければ歩幅を狭くして坂を登れば大丈夫。966m、932mのピークを越え少し余裕を持って馬糞ヶ岳の分岐に着いた。

広瀬の街並みを遠望 再び馬糞ヶ岳
札ヶ峠へ向かって笹原へ突入 背丈ほどの笹原
札ヶ峠へ到着 登山口へ帰り着いた

5分で馬糞ヶ岳山頂に着いたが、午前中に陽の差していた山頂はもう陽が陰っていた。札ケ峠への分岐まで引き返し、登山口へ向かって出発。902m横を分岐から15分で通過、更に20分で札ヶ峠に到着、登山口には札ケ峠から10分で帰り着いた。馬糞ヶ岳山頂からの下山時間は丁度50分、これは前回登山の時とほぼ同じ下山時間だった。

登山口
札ヶ峠の石柱
金峰山
背丈ほどの笹
馬糞ヶ岳山頂
紅葉
赤滝分岐
長野山山頂
長野山山頂標識
水ノ尾山 左奥に羅漢山
ドウダンクツツジの紅葉
長野山 天空のカフェ

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歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県周南市 馬糞ヶ岳 登山口付近のMAP
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