トップに戻る 2022年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→01:20→ 赤滝分岐 →0:30→ 長野山山頂 →0:07→ 天空のカフェ
→0:28→ 赤滝分岐→ 1:30→ 馬糞ヶ岳 →0:40→ 札ヶ峠 →0:10→ 登山口
ガードレールの切れ目の登山口に入れば右側へ向かって急登が始まるので入口から3ヶ所ほどロープを配置しておいた。これで登りやすくなったはずである。このロープを3つ使えば山仕事の道に出る。足下は狭いので慎重に歩を進める。
目印のテープに従って道なりに進むと広い作業道に出るので右折、土の露出した作業道を辿り高度を上げると進路は右へ向く。この先で進路は左右に分岐するがすぐ先で合流するのでどちらをとっても良い。
平坦な場所に着けばこの場所が札ヶ峠で往事の交通の要所である。石碑には「すま、ひろせ、ごんげん、ひみつお」への方向が彫られていた。小休止の後馬糞ヶ岳へ向かって進路を北にとる。
ピンクの目印テープに従い進むと枝の被るところや笹の多いところもあるが、足下には踏みも後が続いているので迷うことは無い。西や南へ続く展望が広がり、金峰山を見つけることができた。次第に急登となり、ゆっくり高度を上げて行き、斜度が緩むと進路は東に変わる。
馬糞ヶ岳へ向かう登山道にもどり少し坂を下ると周囲に大岩が目立ち始める。岩の左を進むとこの先から背丈以上の笹が現れ、踏み跡を確認しながら高度を上げることになる。周囲に紅葉の始まりを眺めながら進むが、笹に向かうときには笹に集中しないと踏み跡を外しかねない。
目印のテープと足下の踏み跡を外さないよう進めば、やがて長野山と馬糞ヶ岳の分岐へ着く。まず馬糞ヶ岳の山頂を踏むため進路を右折、一散坂を下った後に登り帰す。この縦走路は多くの人が歩いているようで、しっかりした道を辿ればすぐに一等三角点の置かれた馬糞ヶ岳山頂に着く。
以前山頂から見えていた展望は無くなり、樹間越しに東側の展望が 望める程度である。山頂からの写真を撮っていると、男女の登山者が馬糞ヶ岳へ到着した。この二人は広島から来たそうで、登山口は赤滝だった。
馬糞ヶ岳を出発し長野山へ向かう。札ケ峠への分岐を左に見送り、わずかに下った後に登り返し、この先から一気に高度を下げる。この坂を登り返すのかと思うと帰りの行程の自信が無くなりそうだ。
登り返せば932mピークを通過、更にアップダウンの後966mを通過する。登り返せば赤瀧への分岐に到着、もう長野山までは大した距離では無いがこの先からは急登に階段が整備されている。過去2回長野山へ登った際には、赤滝からこのコースをとっている。
間もなく馬糞ヶ岳への案内標識を過ごすと左に休憩用の東屋が建っていた。この先からは平坦な道が続くので足に負担はかからない。アンテナ横を通過してわずかに坂を下り、鋪装道を道なりに進めばわずかな高みがあり、この中に入れば三等三角点の置かれた長野山の山頂である。
山頂からの展望は望めないので南側にある展望台の上に移動し周囲の展望を眺めた。はっきり展望が広がっているのは水ノ尾山と後ろにそびえる羅漢山程度で馬糞ヶ岳は樹間越しだった。展望台の上で昼食を摂り、天空のカフェに行き水分補給をする。
登山道に戻り馬糞ヶ岳へ向かうのだが、登山道に戻ったのが13時15分、これから時間との闘いが始まった。ただ単純に元来た道を引き返すのだが赤瀧分岐までが一番の問題で、整備された階段を一旦下って登り返す際に足にけいれんが起きた。やはり階段上りが原因である。
なんとか踏ん張って1000mピークを通過、一旦下って登り返しでまたけいれんが起きた。間もなく赤滝分岐へ着いて一安心、これから先に階段は無い。階段さえ無ければ歩幅を狭くして坂を登れば大丈夫。966m、932mのピークを越え少し余裕を持って馬糞ヶ岳の分岐に着いた。
5分で馬糞ヶ岳山頂に着いたが、午前中に陽の差していた山頂はもう陽が陰っていた。札ケ峠への分岐まで引き返し、登山口へ向かって出発。902m横を分岐から15分で通過、更に20分で札ヶ峠に到着、登山口には札ケ峠から10分で帰り着いた。馬糞ヶ岳山頂からの下山時間は丁度50分、これは前回登山の時とほぼ同じ下山時間だった。
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