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→0:10→ 根子岳分岐 →1:05→ 根子岳 →1:00→ 東屋 →0:20→ 駐車地
左に牧場を見ながら進路は北東方向に変わり、右下に沢を見下ろしながら進む。自然林の下を進むとやがて沢につけられた木橋を渡り、進路は南へ変わる。この先で四阿山へ3.5km、菅平牧場から0.8kmの案内を過ごす。
更に進むと四阿山への案内が立ち、進路は東へ変わる。ここでは主路が直進方向に見えるが、直進方向にはロープが張られ、このロープと案内により進路を間違えないようにされていた。この先からは左右の笹の間隔が狭まり、笹を分けながら進む。笹の間隔が狭まったり広がったりのコースとなり、本日のように笹が水を含んでいると笹こぎには難渋する。
左右に笹原を眺めながら進むと、登山口まで1.2km、四阿山へ3.4kmの案内を過ごす。この辺りの標識を見ていると、まだ大して歩いていないようだ。周囲に咲くいろいろな花を観賞していると、やがて四阿山へ2.8kmの案内の立つ場所へ着く。南側が開けているので晴れていれば展望が素晴らしいのだろう。
この付近が中四阿と言われるところで、周囲が開けているので晴れた時の展望は素晴らしいのだろう。中四阿山の先で左側の崩壊した場所を過ごし、左右を笹に囲まれた道を辿る。足下に不安定な石や岩が増え始めると、一旦坂の傾斜が強まるが、やがて緩やかな傾斜に変わり、しばらく進むと根子岳との分岐へ着いた。この分岐からは四阿山へ0.7km、根子岳へは1.8kmである。
分岐を右に採り少し進むと足下は木道に変わり、すぐに鳥居峠への分岐を右に過ごす。木道が終われば山家神社奥宮が祀られており、この中に開山祭限定の御朱印が置かれていたので造営奉賛金を支払い、頂くことができた。これは貴重な御朱印である。
奥宮の先で左に小さな祠を過ごし、更に進むと四阿山山頂に着いた。周囲には相変わらず霧が濃く、展望を得ることはできなかった。山頂横に祀られた山家神社に参拝、もう少し先の150m先にも三角点の置かれた峰があるそうだが展望は無く、雨も降り始めたので、行くことはやめた。
大岩の横を抜ければ間もなく広く平坦な根子岳の山頂に着いた。山頂に祀られた祠に参拝し、周囲を眺めているとようやく空に青いものが見えてきた。根子岳を出発し、少し下った所で青空が広がり、眼下の高原を覆っていた霧が晴れ始めた。
下山の最後で晴れた風景を見ることができたのはまさに幸運で、青空の下に広がる展望を眺めながら坂を下り始めた。麓も山頂方向も素晴らしい青空の下、いつまで眺めていても見飽きることは無い。一日霧の中にいたのでもその開放感は最高潮である。霧の中で見た花々もしっとりして良い感じだが、やはり快晴の空の下で眺める花にはかなわない。
やがて根子岳へ0.5kmの案内を通過、間もなく樹林の下につけられた道に入る。もう下りの道なのでのんびり歩き、途中で根子岳へ0.8km、1.5Kmの案内を過ごし、東屋の建つ展望地へ下り立った。背後には根子岳を眺め、眼下には牧場を見下ろす。四阿山の山頂は未だに雲に覆われているが、青空の下で眺める展望は素晴らしい。
東屋を出発すれば、擬木階段を下るだけで間もなく登山口の駐車場に下り立った。牧場では登山時に雨に濡れていた牛たちがのんびりと昼寝をしていた。荷物を車に入れて少し下り、牧場に利用料の200円を支払い菅平牧場を後にした。
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