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→0:07→ 展望所 →0:05→ 交差点 →0:07→ 休憩所 →0:20→ 駐車場
立派な石段を登っていると5年前には設置されていなかった手摺りが新設されていた。注連縄の渡された門柱を通過、最後の階段を登り八幡宮へ参拝、沼八幡宮は社殿を始め、境内がいつもきれいにされており気持ちの良い場所である。
社殿の右側から鋪装道に入り左折、少し進むと「赤子山登山道入口、沼コース」の案内板が置かれていた。この案内は5年前にも置かれていたものである。ただし右側に用意されていた広い駐車場は現在太陽光発電施設に変わっていた。これも世の流れであろう。
すぐに左右の分岐に着くので左の道に入る。この入口にも「赤子山登山道(山頂まで1km)」の案内が置かれている。中央が掘られたような道に入り、少しずつ高度を上げる。足下には落葉が沢山堆積しており、下山時には滑りそうだ。
坂の傾斜が緩やかになればベンチの置かれた休憩所に着いた。休憩所から先は、以前右が直登道、左が巻き道となっていたが、当日は左の巻き道方面は通行不可となっていた。何らかの障害が起きているのかも知れない。こちらは下山時に確認する予定である。
さて、案内に従い右の直登道に入る。すぐに坂の傾斜が増し、ゆっくり高度を稼いでいると左側のロープの張られた場所に松ぼっくりが巻かれていた。この先で左に大岩を過ごせば植林帯の中に入る。ただし、植林帯はすぐに終わり 周囲は自然林に変わり青葉が日差しを受けてキラキラしていた。
頭上を覆っていた樹林が無くなり周囲が明るくなれば平生や田布施の街並みを見晴らす展望地に着いた。平生湾に注ぎ込む田布施川と南周防大橋、神花山の先に佐合島、馬島、牛島と続き東に目をやれば平生町中心街が一望だ。
その先にそびえているのは箕山と大星山、この一帯には風力発電施設が沢山建ち並び、箕山の右側に見える上関町の上盛山付近にも風力発電施設が建っている。また、展望地の背後には氷室岳、柳井大平山、石城山が樹間越しながらそびえている。
ベンチが多く並ぶ樹林の下を潜るのだが、この木々は椿ではないかと思われる。展望地には多くの桜が植えられていたため、桜のシーズンには素晴らしいお花見ができたことだろう。途中で平生湾や鉄塔を眺めながら進むと直進と右の分岐に着く。右は宇佐木地区へ周回する登山コースで、山頂には直進する。この起点には山頂60m、展望地250mと新調された案内が立っていた。
左に角の丸っこい大岩を過ごせばすぐに三等三角点の置かれた赤子山の山頂に着いた。山頂からは南周防大橋こそ見えないが、佐合島から東面が一望で、平生町中心街から大野地区、宇佐木地区、柳井商工、土穂石川、琴石山に笠佐島、大島大橋や屋代島まで展望が広がっている。
前回より更に展望が開けており、素晴らしいとしか言いようのない展望に感動した。山頂に置かれたベンチに腰掛け展望を肴に昼食を摂り、締めの珈琲を飲んで山頂を出発した。今回は沼八幡宮に車を置いているため周回はせず往復となる。
ただし、巻き道を確認するため展望地まで引き返しそのまま西へ続く道を下る。この途中で石城山、柳井大平山、氷室岳を直接眺めることができた。さて、坂を下り鞍部へ着けば右に余田中村林道コース、直進が西山コース、左が平生沼コースの巻き道である。この起点の木には「赤子山登山道→頂上」の案内が架けてあった。
さて、巻き道の確認のため分岐を左折し坂を下る。すぐに坂の傾斜が緩み右にかつての耕作地跡が続く。やがて狭い幅の沢の前に着くと橋が壊れていた。この橋が壊れているため通行不可」になったのかも知れない。難なく沢を渡り登山道を辿る。
この先で登山道が一旦左に向き、右へ折り返すが、この付近で道が狭くなっているように感じた。もしかするとこの付近が通行不可の原因かも知れない。どちらの箇所が要因かは分からないが、登山初心者に対する配慮での通行不可の表示と思われるので、案内は遵守して頂きたい。
すぐに分岐の休憩所に到着、この先は元来た道を引き返すだけで、快適な遊歩道を辿り、八幡宮へ再度参拝し駐車地へ戻った。 展望地、山頂とも素晴らしい展望に満足した登山であった。帰りに赤子山の山頂がきれいに見える場所を探しながら場所を移動した。
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