トップに戻る 2023年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
染井山 →1:00→ 老僧山 →0:35→ 十六の山 →0:30→ 下山口(水道水源地)
まず下山口の水道水源地手前に車を置き、別の車で新下関方面へ移動、この途中には老僧岩の案内があったので下山後に登る予定である。登山口へ向かう起点を下関球場(オーヴィジョンスタジアム下関)とすれば、球場前から県道247号安岡港長府線を東へ1.3km進むとモスバーガーのある交差点へ着く。この交差点を左折し、わずかに北へ進むと正面に新幹線の高架橋が見えてくる。この手前で左の山へ向かって続く細い道が見えてくるのでこの道に入り、次に直進する道が老僧リッジラインへ続く道である。なお、更に奥へ進むと墓地駐車場へ着く。
我々は新幹線高架橋の東側にあるゴミ収集場所から西へ進み、高架下を潜り左に仏壇の合掌堂、モスバーガーなどを眺めていると右斜め上(北西)へ向かう道が現れる。車が1台通れる程度の道に入り次の分岐は直進(右道)する。前方に竹林が現れるので道なりに進むと進路は道なりに左へ変わる。
この付近の右(北)側に登山口があるはずなのだが、当日は見過ごしてしまった。そのまま西へ進むと駐車場の先で墓地に出会い、北へ進んで疎林の中に入る。すぐに斜面へ取り付き登っていると目印のある正しい登山道に出会った。登山道はやはり南東方面から続いていた。
一ノ山を出発、次は二ノ山のはんどう山へ向かう。歩きやすい道を一旦下って登りかえせは二ノ山のはんどう山へ到着、この山へは西の有富口からの道があるようだ。飯道山には灯篭と祠が置かれ、樹林の間から蓋井島や下関のゆめタウンなども見ることができた。本縦走で数少ない展望地の一つである。
二ノ山を出発、平坦な尾根道を北東へ進みわずかに高度を上げれば細長い尾根へ着いた。ここで南へ向かってみると、光明寺(新幹線トンネル方面)へ下る道が続いていた。方向転換をして北へ進み159m標高点の三ノ山へ着いた。そのまま北へ続く尾根道を辿るが、この先からは尾根道の左下につけられた道を進むことになる。右側から絶えず大きな機械音がするので何かと思っていたが、採石場がある事に気付き、この音に納得した。途中で採石場を眺めてみたが、とても大きな採石場だった。しばらく足場の悪いところを進むため、慎重に歩を進める。
やがて「ウインターランチテラス」の案内があり、東へ向かうと採石場を見下ろす場所に着いた。テラスからは展望が広がり、勝山、青山、霊鷲山、樹間越しには九州方面などを眺めることができた。しばらく展望を眺めながら休憩した後、テラスを出発した。しばらく進んでいると右上に大岩があり、この岩が落ちないよう鉄板が置かれていた。この手前には「てっぱんロック」の案内があり、現在地を確認する目印となりそうだ。
てっぱんロックを過ごし少しずつ高度を上げれば四ノ山の烏帽子山へ到着した。三等三角点の置かれた山頂は広く平坦で南側の竹生観音から登山道が続いていた。展望は無いが明るい山頂で昼食をとり、更に縦走を続ける。烏帽子山を出発し、鞍部で居猪野(いいのお)の案内を通過、この先から少しずつ高度を上げて行き、ピークの五ノ山を越えた先で緑色に苔むした多数の石を眺める。この岩は緑岩と名付けられていた。
更に鞍部に下って登り返せば九の山で、前方の樹林の先に三角点峰の水無山(老僧山南峰)が見えてきた。十ノ山を過ごし植林帯を進んでいると老僧リッジラインの行程図が木に掛けられていた。小さな行程図だがとても分かり易い案内だった。現在地は431m標高点と老僧山南峰の中間点で、十九山のピークを踏む老僧リッジラインの後半戦に入る。なお、西には深坂溜池があるようだ。
植林帯を更に進み最後に急登に取り付けば四等三角点の置かれた水無山(老僧山南峰)へ到着、十一ノ山である。水無山を出発し、途中で蝶ヶ越の案内を過ごし、わずかに高度を上げて十三ノ山を通過すれば、すぐに老僧山の山頂に着いた。5年振りの山頂だが、当時見えていた四王司山などは全く見えなくなっていた。老僧山には前回利用した深坂溜池方面へ下る道が分岐しているが、今回は老僧リッジラインの走破なので北端の水源口へ向かって進路を東へとる。
鞍部へ下り、北東へ続く道を辿って十五ノ山へ着き引き返すが、案内は更に東へ向かって続いていた。そのまま東へ進み坂を下れば、老僧岩方面へ着くようだ。さて、リッジラインを進む我々は分岐まで引き返し、進路を北へとる。この先からは少し道が狭くなるので慎重に進む。
途中四つの穴が開いている広場に着き、UFO広場と案内されていた。以前鉄塔が建っていた場所なのだろう。間もなく四等三角点の置かれた十六ノ山を通過、この先で急な斜面を下ることになる。滑り落ちそうな急な斜面を慎重に下り、補助のロープにも助けられて傾斜の緩やかな場所に下り立った。
最後の下りは滑りそうな場所の連続だが、無事安全な場所へ下り立つことができた。この出口(入口)には水源口と案内されていた。出発時に車を配置していた場所に着き、登山口へ配置した車の駐車地へ向かう。この途中で老僧岩へ向かうことにした。
老僧岩の大きな案内を見て石鳥居を潜り、石仏などを眺めて石段を登る。途中の大岩には磨崖仏が彫られていた。最後に立派な石段を上れば広い境内に着いた。ただし、奥の院のような建物は古く朽ちていた。このこの奧に進むと老僧岩があり、岩の中には石仏などが祀られていた。老僧岩をしっかり眺めて今回の老僧リッジライン走破と老僧岩見学は無事終了した
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