赤城山・黒檜山(あかぎさん・くろびさん)群馬県前橋市

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2015年8月5日

登山者駐車場 →0:03→ 登山口 →0:15→ 猫岩 →1:00→ 尾根分岐

 →0:03→ 山頂 →0:03→ 展望地 →0:07→ 黒檜山神社 →1:00→ 駐車場

全歩行時間 2時間31分

登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 2015年真夏の遠征を続けている。午前中に登山を終了した日光白根山の登山口を13時半過ぎに出発、次の目的地は前橋市にそびえる赤城山の黒檜山。大沼湖畔の黒檜山登山口には15時前に到着、最初こそ登山口探しに時間がかかったものの、付近に掲示されている登山口の案内により、すぐに理解ができた。

黒檜山登山口駐車場 駐車場から眺める黒檜山
登山口へ向かう 黒檜山登山口

 黒檜山登山口駐車場に車を置いて登山を開始、登山口へ300mの案内に従い、舗装道を北へ進む。右側に赤城山の登山口を確認、この反対側にも数台の駐車スペースがある。登山口は沼尻への分岐点でもあるので、登山口探しの際には目印となりそうだ。さて、黒檜山へ1.1kmの案内を確認して登山道に入る。

岩の多い道を進む

 周囲はよく晴れており、今回遠征が天候に恵まれていることに感謝する。左右に笹の茂る道には大きな石が転がっており、足下に気をつけながら急な傾斜を登る。周囲には樹林の背が高く、展望の無い道を進む。

大沼を見晴らす展望地(クリックで拡大)

 更に岩の目立つ急登を踏ん張れば、岩の多い展望所に着く。眼下を見下ろせば、大沼を挟んで対岸にはアンテナの建つ地蔵岳がそびえている。高度が高いせいか少し霞み気味なのが気になるものの、展望は素晴らしい。

猫岩

 もう少し坂を登り猫岩付近から大沼方面を眺め、小休止の後黒檜山へ向かって出発する。傾斜は緩やかだが岩の目立つ尾根道を進む。すぐに坂の傾斜がきつくなり、足下が不安定なので登る速度が緩まる。進行方向には岩が続き、進路は要所に配置された赤テープが導いている。

岩の目立つ道 緊急時ポイント3

 樹林の切れた場所には日差しが差し込み、明るい登山道なので安心して高度を稼いでいる。そのうち木に掛けられた緊急時ポイントの標識「3」が見えてきた。これは万一の時に自分の位置を知らせるもので、登山口付近と猫岩の下で見ている。このポイントからは眼下に大沼と赤城神社、地蔵岳等を見晴らすことができるので、小休止を取り展望を眺める。

眼下に展望 山頂方面

 展望地を出発すれば、山頂方向が少し開け、山頂の一部を眺めることができた。再び樹林の中に入れば、岩の多い道が続き、左右に続く笹に日差しが柔らかい。急登の先に緊急時ポイントの標識「4」を通過、このあたりでなにやらゴロゴロと鳴る音が聞こえてきた。もしかして雷かも知れないので、歩行速度を一気に上げる。

岩が多い 緊急時ポイント4

 すぐに緊急時ポイントの標識「5」を通過、走るように高度を上げ、緊急時ポイントの標識「6」の置かれた尾根の分岐へ着いた。右は駒ヶ岳へ続く道なので、黒檜山山頂へ向かって分岐を左折する。

緊急時ポイント5を通過 緊急時ポイント6(クリックで拡大)
尾根道を西へ向かう 平坦な山頂(クリックで拡大)

 左右に笹の茂る平坦な道を辿れば、三等三角点の置かれた黒檜山の山頂へ到着。赤城山主峰の山頂からは周囲の木々の背が高く、展望を得ることはできない。岩や石が目立つものの、広く平坦な山頂なので大勢が登っても狭くは感じないだろう。

黒檜山山頂 西の展望地へ向かう

 さて、展望台へ2分の案内に従い進路を西へ採る。すぐに緊急時ポイントの標識「7」の置かれた展望地へ到着、少し北には祠が置かれていた。さて、展望地からは霞みがちな風景が広がり、目の前の鈴ヶ岳だけは分かるがこれ以外はどこが見えているのか分からない状態である。

祠が祀られている 展望地(クリックで拡大)

 目の前を流れる雲を眺めていたら、少しずつこちらに近づいている。あの雲の中に入ったら雨が降りそうだという予感がしたので、展望地を出発することにした。山頂を経由して登山口への分岐へ到着、ここで「小沼の上方に富士山」の案内に従い、そのまま東へ向かうと黒檜山大神が祀られていた。

黒檜神社へ参拝

 正面に地蔵岳を眺めた後、黒檜大神へ参拝。周囲の展望を眺めていると突然のスコールに見舞われた。これは雷がやってくると思い、リュックにザックカバーを取り付けて下山を開始。カッパを着る時間がもったいないので、岩の間を駆け足で下る。服はずぶ濡れだが、麓まで下りて着替えれば大丈夫。とにかく雷が近づく前に少しでも高度を下げておきたいの一心で坂を下りる。

向かいに地蔵岳 雨の中を下山

 緊急時ポイントの標識「3」付近まで下り立ったところで山頂方面を振り返ると空が明るくなり始め、雨も小降りになってきた。雷の心配が無くなったので一安心、眼下に広がる大沼などを眺めて小休止を取る。この先からは慎重に坂を下れば大丈夫、間もなく猫岩を通過、展望地から大沼などの景色を眺めていると、登山者駐車場には私の車以外残っていないことが分かった。すぐに緊急時ポイントの標識「2」を過ごし、急な坂を下って登山口まで帰り着いた。

赤城神社へ参拝

 登山の後は朱の橋を渡って赤城神社へ参拝、少々遅い時間だがなかなか風情のある風景である。神社参拝後は温泉へ向かう。前橋駅に近い場所を探し、吉岡市の吉岡温泉で汗を流し、夕食は前橋市内で時計台という店が目についたので入った。ここでラーメンと焼きめしを注文、満足できる豪華夕食である。

猫岩から眺める展望

黒檜山山頂

展望地

黒檜山神社

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歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 群馬県前橋市 黒檜山 登山口付近のMAP

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