鳥越山(とりごえやま)山口県下関市

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2011年12月12日

登山口 →0:20→ 山頂 →0:15→ 登山口

全歩行時間 35分

 冬の間は山口県の山を集中的に登る計画を立てている。今回は下関市の鳥越山へ向かう。まずは下関市宝町の市営宝住宅まで行き、市営住宅から南下して左(東)への分岐へ入る。そのまま進むと、行き止まりとなり、左のコンクリート道の奥に駐車スペースがあった。このスペースは対面に建つ家の車の切り返し場所になっているため、軽四以外の車を駐車するのは邪魔になりそうだ。

鳥越山 市営宝町住宅から南下する
分岐を左折する 行き止まり付近が登山口

 私の車は軽四なので、切り返しの邪魔にならない奥へ駐車し、すぐに登山を開始する。入口から奥へ向かって明確な道が続いているが、途中から踏み跡不鮮明となる。そのまま明るい方へ向かって進むと、聖ピエール教会の前に出た。

植林帯を進む 尾根を通り越せば聖ピエール教会の前に出る
聖ピエール教会の前から大きな木の下へ向かう 斜面を進むとジェイコムのアンテナの前に着く

 これでは少し行き過ぎなので、駐車場右手の大きな木の方へ引き返す。この木の下から続く斜面は、登るのに丁度良い傾斜なので、斜めに高度を上げることにした。すぐに尾根に立ち、地積調査の赤杭を見つけたので一安心、頭上を見上げれば、ジェイコムのアンテナが立っていた。

疎林の中を進む

 そのまま尾根を外さないよう急な斜面へ向かう。帰路のことを考えてテープを要所に配置しながら登れば、すぐに平坦な南ピークへ着いた。周囲は木々に覆われて全く展望はない。このピークは平坦で、帰る方向を失いやすいいため、しっかり目印を付けておく。

平坦な南ピーク 北ピークへの踏み跡は鮮明

 そのまま尾根続きの北ピークへ向かって出発、南ピークから下る道は踏み跡がしっかりしており、鞍部までは全く心配ない。ところが、鞍部から登り返した付近からヤブ状態となり、右手にはフェンスが張られている。

北ピークへは左方向へ迂回する フェンスが張られている

 ここは、左方面へ迂回し、ロープの張られた場所を強引に通過すれば、フェンスの前に出た。足下に硬いものがあるので確認すると、なんと幸運なことに四等三角点だった。鳥越山の北ピークに立ち、眼下を見下ろすと、フェンス越しの展望ながら北東に青山、勝山、四王司山、長府権現山、東に霊鷲山、南東に火の山がはっきり確認できる。

四等三角点 眼下には水道施設

 霞気味の展望なのが少々残念だが、空気の澄んだ日には素晴らしい展望であることは容易に推測できる。眼下には水道施設の建物が建っており、この方面からは簡単に山頂付近まで来ることができそうだ、但し、有刺鉄線の張られたフェンスがあるため、三角点を踏むためには、フェンスの無い場所まで大きく迂回しなくてはならない。

山頂から眺める展望

 下山は元来た道を引き返す。登山時に巻いておいたテープに従い戻るのだが、やはり南ピークから下りる場所だけは、目印が無いと道を間違えそうになってしまった。帰りには、これから登る予定の一宮の竜王山の登山口を確認した。その後長門一宮の住吉神社へ参拝しようとしたが、御齋祭の神事のためしばらく参拝はできないことが案内されていた。その後、勝山・四王司山・権現山・青山の登山口を確認しながら帰路についた。

山頂から眺める展望

 前の山 岳山・清水山・清水寺周回 を見る

 次の山 平原岳(稔小野コース)・禅定寺山縦走 を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 山口県下関市 鳥越山 登山口付近のMAP

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