天狗山(てんぐやま) 島根県松江市

2006年8月7日(月曜日)

天狗山(八雲村)

登山開始 →8:34→ 山頂到着 →10:37→ 下山開始 →11:20→ 登山終了 →12;30

若松谷集落 →0:20→ 水源かん養保安林標識 →0:20→ 林道登山口

 →0:15→ 意宇の源 →0:15→ 不思議な構築物 →0:20→ 斎場跡

 →0:10→ 天狗山山頂 →0:25→ 意宇の源

 →0:30→ 林道登山口 →0:15→ 若松谷集落

全歩行時間 2時間50分

 6時過ぎに起き、久しぶりにコーヒーを沸かして目を覚ます。島根の山歩き、最終日の今日はまず八雲村の熊野大社に向かう。宍道湖にはシジミ漁の船が沢山出漁しており朝日がとても美しい。

宍道湖に浮かぶシジミ漁の船 朝日が美しい

 国道432号・県道53号を乗り継ぎ旧八雲村の熊野大社には8時前に到着、熊野大社の山門を潜り本殿に参拝する。本殿の左手には伊邪那美神社が立ち、鑽火殿・荒神社・稲荷神社が祭られている。それぞれのお宮にじっくりと参拝し、家族の安全と登山の無事を祈願する。

熊野大社山門 熊野大社本殿 
神楽殿 伊邪那美神社

 熊野大社への参拝を済ませ、天狗山に向かって更に県道53号を南下する。大社を出発してまもなく左手に上宮内ふれあい会館を見る。会館の前には温泉スタンドがあり、300Lで150円はとても安く、この地区の方がうらやましい。

温泉スタンド 温泉スタンドの先を左折する

 この温泉スタンドの先の道に天宮山参道入口の標識が立っており、県道を左折して天狗山に向かう。すぐに分岐があり、この分岐を右に取ると左手に髢が瀧の見学用駐車場と熊野八景「髢が瀧」の説明板を見る。

天宮山参道入口標識 参道入口標識の先を右折する

 更に奥に向かって舗装路を進むと若松谷の集落があり、橋を渡って更に奥に進むと民家を左手に見る。この民家の先からは未舗装林道となっているため先ほどの集落まで戻り、橋の手前の広場に駐車して登山を開始する。

石の橋の手前に車を置く 天狗山を眺める

 正面には天狗山が聳えており、これから登って行く行程が楽しみだ。まずは橋を渡り舗装路を進むと左手に最後の民家を過ごす。民家の先は先程確認した通り未舗装林道となり、林道の取り付きの部分が荒れている。

最後の民家の横を過ぎると未舗装林道となる

 轍の目立つ林道を進んで行くと右手に雑草に隠れた天宮山駐車場の標識が立ち、その先には広い駐車場が整備されている。車高の高い車であればもっと奥まで行くことができるようだが、私は初めての未舗装道は原則として歩いて行くことにしている。

天宮山駐車場 快適な林道歩き

 沢の音がとても涼しい感じで、涼しい風も吹いており快適な林道歩きが続く。登山開始から20分でコンクリートの橋を渡り終えると、水源かん養保安林を示す標識と天狗山頂上まで徒歩2時間の標識を見る。橋を渡ると同時にアスファルトの舗装路となり、ますます快適に歩くことができる。

石の橋を渡ると水源かん養保安林の標識を見る

 周囲の花を観賞しながら何の心配もなく林道を進んでいると、橋を渡って10分を越えた付近で再び未舗装林道に戻るが歩き易さは変わらない。左手に涼しい水の流れを鑑賞し、綺麗な檜林を楽しみながら進んでいると登山開始から40分で天狗山登山口に到着した。

涼しい水の流れ 天狗山登山口

 林道にはこの先で通行止めの標識が掲げてあり、この付近までしか車で来ることができないようだ。登山口付近には沢山の綺麗な花が咲いており、しばらく美しい花を観賞する。

 登山口方面を見ると草が茂っており、湿地帯のような感じもするので足拵えを万全とし、それまでの半袖の上に長袖を着て藪に向かう体制を取る。登山口より橋を渡り、いよいよ天狗山に向かう。

天狗山登山道入口標識 木の橋を渡る

 すぐにもう一つの橋を越えると左手に大きな岩を過ごす。涼しい流れを見ながら進むので暑さは気にならなくなっている。取り付きから急な坂道が続くのでゆっくりと進んで行くのだが、高度は一気に上がっているような感じがする。

涼しい流れ 水場に着く

 入口から10分で水場に着き、コップを取り出し美味しい水を飲み干す。汗をかいていることもあり、こんなに水を美味しく感じるのも久しぶりである。周囲に展望はなく、向かいの山が見える程度だが日陰になっているので真夏の山歩きにはとても助かる。

意宇の源の水場にて冷たくて美味しい清水を飲む

 更に5分程度坂を登ると再び水場に到着した。ここでも水を頂くが少し上に登っただけで水の冷たさが全然違っていることに気がついた。「意宇の源」という標識を見て、意宇川の源流に立ったことを確認した。とても美味しい清水をたっぷり飲むと疲れが一気にとれるようだ。

登山道の標識を過ごす 植林帯を進む

 水場を過ごして更に高度を上げて行くと登山道の標識を左に過ごし、杉の植林帯を進む。樹林の中は涼しい風が吹いてとても快適な山歩きが続く。周囲にはだんだんクマザサが目立ちとても大好きな景色が広がっている。登山口に入り35分で山頂まで20分の標識を過ごすと、その先には不思議な構築物の標識が立っている。

山頂へ20分標識 不思議な構築物標識

 石組みが並んでいる不思議な場所を見ているといったい何のためにこんな石組みをこの場所に組んだのだろうかと疑問が湧いてくる。この付近も周囲に展望はなく、少し坂を登って行った場所は明るくなっており、休憩用のベンチが置かれているので小休止を取る。これから先は木漏れ日の中を進んで行くことになり、少しずつ周囲が明るくなってくるのが分かる。

不思議な石組み ベンチの置かれた休憩所

 その先で山頂まで10分の標識を過ごし、笹の広がる登山道を進んで行くと左手に斎場跡の標識を見る。斎場跡には大小さまざまな石が並んでおり、不思議な場所である。斎場跡を通り過ぎるとその先に頂上への道が続いているが、斎場跡の上に何か標識が立っているのが気になりじっくり眺めてみると「磐座この上」の標識だった。

斎場跡 磐座に向かって登る

 上を眺めてみると注連縄が張られた岩が見えたので急な岩場を登って行くことにした。滑りやすいゴロ石を慎重に踏みしめて少しずつ高度を上げて行く。最初は左手から登っていたが、石が滑りやすいので右手に廻り、木々を掴みながら登って行き、ようやく磐座に到着した。

磐座には注連縄が張られている

 磐座の中には太刀が供えられており、とても神聖な場所に立っているという気がした。磐座にお参りをして岩の上部に登り、天狗山の登山道と合流することを期待したが上は大藪となっており、もう一度下まで下りることにした。

磐座には太刀が供えられていた 磐座の上は笹藪

 クマザサを掴みながら滑らないよう用心して急な斜面を下りて行き、再び斎場跡まで戻った。「頂上への道」の標識に従いクマザサの道を進んで行き、ベンチの置かれた場所を過ごし山頂を目指す。

頂上への道を取る ベンチの置かれた休憩所

 「頂上への道」の標識を過ごして丁度10分で標高610mの天狗山山頂に到着した。登山開始から約2時間、登山入口からは1時間20分の行程である。天狗山山頂に着いた途端に日が射し始め、とても明るい山頂が迎えてくれたような感じがした。

もうすぐ山頂 天狗山山頂

 山頂からは宍道湖も見えるようだが今日は霞んでいる。空気の澄んだ日に来れば宍道湖の色までも見えると登山ノートに書いてあり、登る時期によって素晴らしい展望が楽しめるようである。

天狗山山頂から北方面の展望 東方面の展望

 眼下には民家も見えるので、県道53号沿いの場所と思われる。山頂ノートに感想を書き込みしばらく山頂にて休憩を取る。山頂ノートは一杯になったら熊野大社にて保存をするそうなのでとても楽しみだ。

登山記録帳 眼下には集落が見える

 山頂の前には大きな木が立っており、とても特徴的な木なので天狗山のことを思い出すたびにこの木の事も思い出しそうだ。山頂にて休憩の後、下山を開始するにあたり、東方面の展望をもう一度確認してから天狗山を下りることにする。

天狗山から東方面の展望

縦走路は南西方面に続いている 再び磐座

 天狗山には急な道が続いていたため、下山は早そうだ。斎場跡を過ごし磐座を眺め、上まで登った事が嬉しくなる。不思議な構築物を再び眺め、こんな場所に構築物を作った先人の労力にびっくりする。

不思議な構築物 登山道入口に戻る

 更に急な坂を下りて行き、意宇の源にて美味しい清水を飲み、ついでに空になったペットボトルに清水を汲む。この先は見落とした花や景色がないかを確認しながら下りて行き、山頂からは35分で登山入口に帰り着いた。

 後は何の心配もない木陰の林道をゆっくりと下りて行き、登山入口から30分で登山口の集落に無事到着した。

 登山口から眺める天狗山はとても美しい山である。また、天狗山に向かう登山道では沢山の花と出会い約4時間の登山行程はあっと言う間の楽しい山歩きだった。

以下は天狗山にて鑑賞した花々

熊野大社

登山道入口

清水が美味しい

不思議な構築物

磐座を見上げる

注連縄の張られた磐座

磐座の太刀

天狗山山頂

山頂の大木

山頂からの展望

宍道湖方面は霞んでいた

 前の山 嵩山 を見る

 次の山 玉峰山 を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 松江市 天狗山 登山口付近のMAP

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