2004年7月3日 初回 千坊台からの登山を見る |
2024年4月7日 萩の平からの登山を見る |
萩の平駐車場 →0:25→ 千坊山山頂 →0:20→ 萩の平駐車場 |
全歩行時間 0時間45分 |
 |
登山行程図(地図をクリックすると拡大)
|
|
光市室積の峨眉山登山の後、山口県百名山に選定されている千坊山へ登る。登山口は千坊山・大峯山コバルトラインの萩の平で、室積地区を見晴らす展望地である。室積から光市中心街へ向かって国道188号を進み、冠梅園を過ごした先でコバルトラインの案内に従い右折、鋪装道を進む。すぐに室積地区を見晴らす萩の平の展望駐車場に着くので車を置いて登山を開始する。萩の平の広場には満開の桜が咲きとても華やかである。
|
 |
 |
千坊山・大峯山コバルトラインの萩の平
|
萩の平では桜が満開 |
|
|
峨眉山を眺める |
萩の平を出発 |
萩の平を出発、千坊山・大峯山コバルトラインを東へ進む。なお、千坊山の登山道入口には市民の森の広い駐車場も用意されているが、いきなり山頂に着くのも味気ないので約900mの鋪装道をのんびり歩くことにした。
|
 |
|
ミツバツツジ |
椿 |
 |
|
ヤマザクラ |
リンドウ |
春のこの時期にはヤマザクラとミツバツツジが満開で、とても華やかである。道の側でツツジの花を眺め、足下に注意していると可憐なリンドウも咲いている。当日は霞気味の展望だったのではっきり眺めることはできなかったが、晴れていれば瀬戸内海の先に国東半島などの展望も眺めることができる。
|
 |
 |
市民の森駐車場手前から千坊山へ向かう |
市民の森駐車場の桜 |
やがて市民の森の駐車場前に到着、駐車場に掲示された千坊山の由緒を眺める。東千坊は伝教大師、西千坊は弘法大師が開かれたと伝えられ、山谷に、約三百の僧房が営まれていたという。三百坊、仁王堂、鐘楼営などの地名が、当時の寺運を物語る。大内氏隆盛の時は、その加護を受けたが、次第に衰退となったとある。
|
 |
 |
作業道を進む |
ピークで左折 |
駐車場横から千坊山へ向かって出発、広い未舗装道に入る。緩やかな坂を道なりに折り返しながら進むと、正面に平坦な草原が見えて来た。この先で折り返すように左に進路をとり、南へ向かって進むとすぐに二等三角点の置かれた千坊山の山頂に着いた。
|
|
|
向かって細長い山頂広場 |
二等三角点の置かれた千坊山山頂 |
三角点の後の木にはいくつか山頂標識が掛けられていた。山頂からは西側が開けているが、周囲を木々が覆い、ほんのわずかに海が見えるだけだった。山頂で写真を撮っていると広島から来た夫婦の登山者がやってきて山頂を確認した後下山された。この夫婦も萩の平らからの登山者だった。
|
 |
 |
シャガ |
ミツバツツジ |
 |
 |
冠梅園のソメイヨシノ |
鋪装道を下り萩の平まで引き返し、コバルトラインを下っているときれいなツツジを観賞することができた。更に下っていると冠梅園の桜がきれいだったので駐車場に入って写真を撮る。たぶん今年一番のきれいな桜である。前回の千坊山登山が2004年で20年振りの登山だった。当時は山頂から象鼻ヶ岬を眺めることができたが、現在は周囲の樹林の背が高く山頂からの展望は得られなかった。20年の月日は山頂の状況を変えてしまうほどである。
|