雲井山(くもいやま)島根県邑南町

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2011年5月15日

登山口 →0:35→ 雲井山山頂 →0:20→ 登山口

全歩行時間 0時間55分

 島根県の山も最終段階、山口県の山(山と渓谷社)の著者、中島先生のご案内により島根県の山へ。今回は島根県邑南町の雲井山へ向かう。邑南町役場を起点とすれば、県道7号を東へ進み、国道261号の分岐を直進、井原大橋を渡り雲井山の登山口である天蔵寺に着く。

国道261号の分岐を直進 登山口の天蔵寺

天蔵寺原部落倉庫前を出発

 天蔵寺から少し南側へ移動すると、天蔵寺原部落倉庫前に広い場所があるので車を置き、登山を開始する。登山口はこの倉庫の南側で、隣の倉庫との間につけられた道を東へ向かう。左に墓を過ごすと右の沢付近に水車小屋跡のような施設を過ごす。植林帯の下を少し進むと右に、南無阿弥陀と稚拙な字で彫られた岩を見つける。

水車小屋跡のような施設 南無阿弥陀と彫られた岩

 この先で有害獣捕獲用の罠を過ごす。この付近でもイノシシの被害に悩まされているようだ。すぐに踏み跡不鮮明となるが、直進方向に地積調査用の杭が続いており、少しヤブ気味の道を進むと踏み跡を見つけることができる。

植林帯と自然林の間の道 有害獣の捕獲用罠
踏み跡を辿る 明確な踏み跡を進む

 この先明確な踏み跡に従い、植林帯の間を縫うように折り返しながら高度を上げる。やがて踏み跡が怪しくなってきたら尾根へ向かって直登する。高度を上げるに連れ、斜面の角度はきつくなるので、つかみやすい木々の助けを借りながら、滑らないよう慎重に高度を上げる。なお、足下は滑りやすい砂利状の道なので、足の踏ん張りが要求される。

急斜面を登る 石垣のような場所を過ごす
笹の道に入る 広い郭跡

 周囲に大きな岩が目立ってくれば尾根が近い。まるで石垣のような岩の集合体を通過、笹の斜面を登れば広く平坦な郭跡へ着く。この先から右の斜面へ向かい、坂を登り切れば再び平坦な郭を通過。更にひと登りすれば広く平坦な雲井山の山頂へ到着する。

郭跡が続く 右斜め上へ向かう
平坦な山頂 560mピーク

 広い山頂には大きな木が立っており、これは雲井山を象徴するような特徴ある木である。山頂から周囲に展望を得ることはできず、わずかに北へ560mピークの美しい山頂部が見えるだけである。

明るい山頂広場

雲井山の山頂風景(動画)

 明るい山頂にて小休止の後、山頂を出発、急な斜面なのでブレーキを掛けながら下りる。登山口の天蔵寺付近から眺める田園風景は、とても懐かしいものである。天蔵寺に参拝し、たくさんのお願いをし、雲井山の麓を離れる。

 

麓から眺める雲井山

郭跡

山頂の木

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歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 島根県邑南町 雲井山 登山口付近のMAP

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