鯨ヶ岳(くじらがだけ) 山口県美祢市

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2004年11月23日(火曜日)

鯨ヶ岳 116回目 136座目 山口県の100山では79番目

登山口 山中峠

ガイド本 中島篤巳著 山口県百名山(発行所 葦書房)

登山開始 10:05 山頂到着 11:03 下山開始 11:40 下山終了 12:21

登山時間 0:58  山頂滞在時間 0:37 下山時間 0:41

所要時間数 2:16

 家を7時半に出て鯨ヶ岳を目指す。いつものように熊毛インターから防府東インターまで行き、小郡経由で国道490号線を北上した。今日は最初に権現山に登った後に鯨ヶ岳に登り、帰りには景清洞のトロン温泉に入って汗を流す予定で進んだが、権現山の登山口に入るバス停川上口の場所を通り過ぎたため先に鯨ヶ岳を登ることにした。

鯨ヶ岳全景 鯨ヶ岳登山口 右の坂を登る

 山中峠の登山口を探したがなかなかわからず、登山口を過ぎたようなので引き返して探すとカーブの鉄塔のところにちょこんと登山口の道標がかかっていた。すぐに近くの空き地に駐車し登山を開始した。登山口からさびた鉄の階段を登って行くとそこは墓地になっており○○家奥津城または××家奥都城の表示があった。この付近の風習だろうと思いながら先を進むと林道の造成中なのかブルドーザーで造成した跡が残っていた。

杉木立の間を抜けて行く 林道を造成中

 登山口から10分程度で最初の鉄塔を過ぎ、よく踏まれた道を進む。さらに10分で二番目の鉄塔に着く。ここからは鯨ヶ岳の山頂をかいま見ることができた。歩きやすい道をどんどん進むとだんだん坂が急になり、590mのピークを越えると一旦坂を下り、3番目の鉄塔に着くと山頂が近くなったことがわかった。ここからアップダウンを繰り返していよいよ最後の急坂にとりつく。途中で紅葉している木を見つけ心が少し和む。

最初の鉄塔の下を潜る 二番目の鉄塔を抜ける
三番目の鉄塔 少し紅葉

 登山口から50分いよいよ最後の急坂となり、ロープを頼りにゆっくりと高度を稼いで行く。一歩一歩踏み出して行くとこの苦しみがだんだん登頂の楽しみに変わる。ようやく前方に空が見えて山頂が近くなったことがわかった。登山口から丁度1時間で山頂に到着した。

鯨ヶ岳山頂 不思議な二重岩

 山頂には不思議な二重岩があり何かをお祀りしてあるのかもしれない。三角点を確認し、展望の岩に行くと雄大な景色が広がっている。鯨ヶ岳に登ってみてこの山がなぜ人気があるのかわかった。山頂からは秋吉町の龍護峰・桂木山・如意ヶ岳、長門市の花尾山・高山、美祢市の雁飛山。萩市の日尾山など有名な山がすべて特定できる場所にあり、素人でも山の位置の判別が可能である。まるで同窓会の雰囲気がした。しばらく双眼鏡を出して周囲の山々を観察した後下山を開始した。

鯨ヶ岳山頂からの展望

鯨ヶ岳山頂から桂木山 萩市 日尾山
山頂の風景 展望の岩に立つ

 登りが急だったので下山は早かった。どんどん足が進み、それこそあっという間の下山だった。次の目標の権現山に向かって南に向かい、山頂から見ていた鯨ヶ岳全景の撮影ポイントに行き、鯨ヶ岳の全景を撮影した。展望の大岩らしきもの見えたので双眼鏡を出して見てみると山頂に人がいるのが見えた。双眼鏡は30倍のズームなので大きくくっきりと見えた。人の動きまで見えるので改めてびっくりした。標高差が350m以上あっても山頂の登山者を識別できるのは新たな発見だった。

鯨ヶ岳に向かう

鯨ヶ岳山頂からの展望

麓から鯨ヶ岳を見上げる

 前の山 如意ヶ岳 を見る

 次の山 権現山 を見る

登山口周辺の地図はこちら 鯨ヶ岳 登山口付近のMAP

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