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→0:25→ 鯨ヶ岳 →1:20→ 美東大滝入口
下山予定場所の美東大滝入口へ半分の車を置き、笹目峠を越えて萩市に入り滝ノ河内集落へ移動、駐車可能場所に車を置いて登山を開始した。駐車地から少し南東側に引き返し旧森川菖蒲園の案内を右に見て、南へ向かう道に入る。なお、入口には中電電柱「ニシゴマ36」またはNTT電柱「木間245」が立っている。
奥へ進むとまるで縄文時代にタイムスリップしたような建物が建っている。これは木間簡易水道導水ポンプ所である。更に奥へ進み頭上に名残の紅葉を眺める。やがて周囲は植林帯に変わり石垣などの生活の跡を見ることができた。
左に中電標柱108・109の案内のある場所から沢を渡り、渡ると同時に左へ続く道に入る。すぐに次の沢を渡り反対側の道に入って沢沿いを上流へ向かう。しばらく道なりに登り、右には公社造林「源田」事業地の案内を過ごす。
炭焼き窯跡を見つけながら進めば、中電標柱108と109の案内が現れるので、109へ向かって右の分岐に入る。そのまま植林帯につけられた巡視路を辿り高度を上げる。次第に坂の傾斜が増し、最後はジグザグを描きながら一気に高度を上げる。
小休止の後登山再開。当初の予定では鉄塔巡視路を忠実に辿り、現在桂木山の手前に見えている送電鉄塔(山中峠から鯨ヶ岳へ向かう途中にある鉄塔)の下を通って登る予定だったが、途中で鉄塔巡視路を外れて鯨ヶ岳へ直登するコースへ変更した。
鉄塔から南へ続く巡視路へ向かう。最初は少し下るがすぐに登り返し、中電標柱の110へ向かう分岐を右に見送り直登道に入る。足下にミヤマシキミの赤い実を過ごせば坂の傾斜が増し、急登が始まる。標高555m付近で小休止の後、一気に山頂へ向かう。
鉄塔を出発してこの付近まで急登ながら足下は快適だった。しかしながらこの先からは倒木や小枝等により左右に迂回を余儀なくされ、大きくジグザグ状に高度を上げれば、美東大滝への縦走路へ合流した。
縦走路に入りわずかに右へ進路をとれば、三等三角点の置かれた懐かしい鯨ヶ岳山頂である。なお、直登道に入る目印としては、中電標柱の立っている場所から鉄塔へ向かえば良い。さて、鯨ヶ岳山頂は来る度に樹林の背が高くなっており、桂木山は樹間越しとなっていた。
山頂で昼食後は美東大滝へ向かって下山を開始した。進路を南東方面へとり、目印のテープに従って快適な登山道を辿る。アップダウンを繰り返し、道なりに進み美東大滝への案内を確認。分岐を左折(進路は西)し坂を下る。
鞍部に着いたら右折(進路は南)し谷まで下りると進路は東へ変わる。炭焼き窯跡を眺め、踏み跡と目印のテープを確認しながら坂を下る。やがて沢沿いを下ることになり、時折現れる炭焼き窯跡を過ごす。
植林帯の中に名残の紅葉や大岩を鑑賞、対岸に大岩が見えてくれば、その下に美東大滝の一部を眺める事ができた。更に下り岩場を通過すれば広場へ下り立ち、ここで美東大滝や鯨ヶ岳への案内を確認した。ここまで下れば広く明確な道を下るだけ。広く平坦な作業道を進めば美東大滝・鯨ヶ岳への入口へ着いた。
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