鴻ノ峰(こうのみね) 山口県山口市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2004年6月13日 初回登山を見る 2004年6月13日(日曜日) 鴻ノ峰 99回目 118座目 山口県の100山では64番目 登山口 山口大神宮 ガイド本 中島篤巳著 山口県百名山(発行所 葦書房) 登山開始 14:52 山頂到着 15:46 下山開始 15:53 下山終了 16:21 登山時間 0:54 山頂滞在時間 0:07 下山時間 0:28 所要時間数 1:29
山口市の鴻ノ峰を目指し、登山口の山口大神宮に向かう。山口大神宮は1518年に大内義興が伊勢から神霊を勧請して創建した社で、当時伊勢の神霊を迎えた神社はこの山口大神宮のみだったため、九州・西国の各地から大勢の参拝客が引きも切らなかったと言われている。
社殿は伊勢神宮と同様の造りで奥の方には内宮及び外宮があり、やはり伊勢神宮と同様21年目ごとに社殿の造り替えがあるようだ。また、その他に稲荷神社と多賀神社がありそれぞれに参拝し、ようやく登山口に至り登山を開始する。
鴻ノ峰は山口県庁の横に位置しており、さぞかし登山道も整備されていると思ったら藪化しており、藪蚊の巣となっている。籾置石の横を抜け、すぐに石祠の側を通り過ぎると登山道に入る。石段は苔むしており、あまり踏まれていないような道となっている。
山道に入り10分で山口市街が見渡せる場所を通過する。すぐに稲荷神社の赤い鳥居をくぐると森の中に入る。坂は急になり、あえぎながらそれそれでも途中で止まると藪蚊が多いので、刺されないように動いた。
道の途中には大岩をくりぬいた石堂があり、神秘的な場所となっている。更に急な道を登って行くとようやくテレビアンテナのある高嶺城跡に到着した。登山開始から展望の高嶺城跡までは約40分の行程である。
車道終点近くまで登ってくると展望を楽しんでいる観光客が1組椅子に座っていた。車道を抜け、再度山道に入り進んで行くと檜林が続き、あっという間に平らな高台に着いた。更に奥に進み、少し坂を登ると高嶺城石碑の立っている鴻ノ峰山頂に到着した。
鴻ノ峰山頂からの展望は、木の間越しの展望しかなく、景色をかいま見るという状況である。山口駅から徳地方面がようやく見える程度の展望を楽しんで下山を開始した。
石段の道が多いため足を痛めないようにゆっくりと降りた。山頂からの展望はあまり望めない山で、大内氏の歴史と山口大神宮の古刹等の周囲の環境により百名山に組み入れられたのかなと思いながら登山口の山口大神宮に帰り着いた。 下山途中からの山口市街の展望 神殿 外宮 祠 市街の展望 県庁方面 前の山 蕎麦ヶ岳 を見る 次の山 峨嵋山 を見る 登山口周辺の地図はこちら 鴻ノ峰 登山口付近のMAP |