金ヶ谷山(かながやせん)鳥取県江府町・岡山県新庄村

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2008年11月1日

毛無山までの行程

サージタンク →0:30→ 四合目展望台 →0:30→ カタクリ山広場

 →0:10→ 毛無山 →0:10→ カタクリ山広場

毛無山までの歩行時間 1時間20分


カタクリ山広場 →0:25→ 白馬山 →0:20→ 俣野越え →0:30→ 新庄村・中国電力標識

 →0:20→ 山の駅分岐 →0:15→ 金ヶ谷山山頂 →0:10→ 山の家分岐

 →0:15→ 新庄村・中国電力標識 →0:30→ 俣野越え →0:30→ 白馬山

 →0:40→ カタクリ山広場 →0:30→ 四合目展望台 →0:30→ サージタンク

金ヶ谷山 歩行時間 4時間55分

毛無山〜金ヶ谷山 全歩行時間 6時間15分

 鳥取遠征初日、鳥取県江府町の俣野サージタンクを登山口として出発、まず向かったのは毛無山(けなしがせん)。登山口から30分かけて四合目の展望台に到着。展望台に立ち、大山烏ヶ山皆ヶ山蒜山三座三平山〜金ヶ谷山と続く展望を眺めた。展望台を出発し、途中で無法松、クラゲブナ、力岩、蔵之助岩を眺めながら30分かけてカタクリ山広場へ。カタクリ山広場から毛無山へ到着、周囲の展望を眺めながら早めの昼食を摂った。展望の毛無山を出発、カタクリ山広場まで戻り、いよいよ金ヶ谷山への縦走が始まる。

毛無山山頂から眺める展望

 白馬山1,300m標識に従い坂を下り、木の間越しに毛無山大山烏ヶ山などを眺める。周囲の紅葉の素晴らしさを感じながら遊歩道を進むと、遊歩道は右へと90度方向転換をする。最初こそ緩やかだった坂道は、少しずつ傾斜を増し、急な坂を下りれば、間もなく標識の立つ白馬山1,060mに到着。白馬山からは朝鍋鷲ヶ山まで5.1km、登山口(岡山県新庄村)まで2.0kmの行程である。

カタクリ山広場から東へ向かって下る 下り坂が続く
木の間越しに大山が覗く 紅葉の間越しに毛無山を眺める
平坦な道 白馬山に到着

 少し北に下りた場所からは大山と烏ヶ山が美しい。小休止の後白馬山を出発、紅葉の樹林の下を進めば正面には木の間越しに金ヶ谷山の特徴ある山容が覗いている。右下には笹原が美しく、笹原の上には紅葉が広がる。右手には土用ダム湖が木の間越しに広がり、遊歩道に立つ「毛無山・朝鍋鷲ヶ山」の標識・「中国電力」の標識を過ごすとここは俣野越、カタクリ山と金ヶ谷山の丁度中間点となる場所である。

白馬山から眺める大山・烏ヶ山 紅葉へ向かって出発
笹原が美しい 下り坂が続く
木の間越しに金ヶ谷山 紅葉が美しくなる

俣野越えの目印

 俣野越をから先へ進むに連れ少しずつ高度を上げて行き、紅葉と土用ダム湖の展望が木の間越しながら素晴らしい。遊歩道周辺の景色は大した変化も無く、周囲の展望も木の間越しながら、色鮮やかな紅葉のこの時期の素晴らしさは格別だ。北に大山・東に金ヶ谷山、南に土用ダム湖を眺めながら進んでいると再び中国電力の標識を過ごす。

俣野越えから高度を上げる 紅葉を眺める
土用ダム湖 大山
金ヶ谷山 新庄村と中国電力の標識

 間もなく樹林を抜けると正面に金ヶ谷山が大きい。もう山頂が見えてきたので一安心、明るい場所で小休止を取り水分補給。もう少し進むと「山の駅」からの登山コースと合流、この先の横木の階段を登って行く。

南の展望 金ヶ谷山は近い
山の駅からの登山コースと合流 長い階段へ向かう

 長い階段をゆっくり登れば確実に高度は上がり、終点はもう少しと踏ん張れば、階段の先には更に階段が続く。長い距離を歩いてきた足が、吊りそうになるのを我慢して登れば、山頂標識と三角点の立つ金ヶ谷山に到着。山頂からは西に美しい山が覗いており、ここから眺める展望が素晴らしい。

金ヶ谷山山頂 金ヶ谷山から西方面
金ヶ谷山から眺める大山 金ヶ谷山山頂の紅葉

金ヶ谷山山頂から周囲の展望(動画)

 山頂の少し先から北に大山・烏ヶ山を木の間越しに眺めた後、小休止。時刻は午後1時過ぎ、周囲を振り返れば山頂先に紅葉が見事だ。さあ、金ヶ谷山を出発、横木の渡された階段を下りて行く。すぐに山の家方面の分岐に出会うので毛無山方面へ向かって右折。ますます美しい紅葉を眺めながら遊歩道を引き返す。背後を振り返ればやはり金ヶ谷山が美しい。

紅葉を眺めながら下りる

 帰り道は山頂から中国電力の標識まで一気に下ることになる。少し登り返して標高1000mを越え、坂を下りれば俣野越。この中国電力の標識から俣野越えまでの展望も素晴らしい。色鮮やかな紅葉と土用ダム湖の展望、北の大山方面の展望などを観賞しながら進めば、道中はほとんど下りの続く登山道、全く疲れも無く進んでいた。

金ヶ谷山を振り返る 目印の標識

紅葉を眺めながら俣野越えへ

 ただし、俣野越えからは登りにかかる。左右に笹の広がる坂道を登っていると両足に突然違和感、足が上がりにくくなってきた。これは金ヶ谷山への坂道を駆け足で進んだことに起因する。ダブルストックで足に負担の掛からないようゆっくり登って行けば見覚えのある白馬山の山頂。北に見える大山は相変わらず美しい。

俣野越えを出発 赤い実
白馬山に到着 大山は美しい

 小休止の後白馬山を出発、平坦路を進めば足は大丈夫だがこの先はカタクリ山まで坂道が続く。登り坂でもまだ足は大丈夫、美しい遊歩道を時間をかけて慎重に登る。足は上がらないが、周囲の展望を楽しみながらゆっくり歩くのもなかなか良い。往路で急いだ分、たっぷり時間の余裕がある。

美しい登山道 笹も美しい

紅葉を眺めながらカタクリ山広場へ戻った

 間もなくカタクリ山広場に到着、もう俣野のサージタンクに向かって下りて行くだけだ。下山道から眺める金ヶ谷山が遠い。本当に遠いところから帰ってきたと言う気がする。遊歩道の下りにかかると急に足がガクガクしてきた。要するに両足の踏ん張りが効かず、しかも両足とも痛い。これではまともに歩ける状況では無く、ゆっくりゆっくり下りて行く。ただ、周囲の展望は相変わらず美しく、足の不調を忘れさせてくれる。

カタクリ山広場から金ヶ谷山 左右に笹を過ごす

 蔵之助岩、力岩を過ごし金ヶ谷山方面を眺めると歩いている稜線の山影が金ヶ谷山方面に向かっている。クラゲブナを過ごし四合目の無法松まで戻れば目の前に展望台が現れる。展望台に登り大山方面の展望を眺めた後下山を続ける。ススキの原を抜け、笹原を下りれば眼下にサージタンクの上部が見えている。この先樹林の中をゆっくりと下り、一合目まで戻る。

陽が陰ってきた 最後に四合目展望台から大山

 帰りの分岐は「小鳥の小路」方面を採る。こちらの遊歩道は最後に急な坂を下ることとなるが、無事ミズナラの小路と合流。その先の階段を下りればサージタンク横の登山口に到着した。時刻は午後4時半過ぎ、やはり長時間(歩行時間だけで約7時間)の登山となった。そのまま展望所に行き大山の夕陽を写真に撮ろうとしたが、すぐに太陽は雲の中に隠れ、美しい夕陽を見ることは出来なかった。でも明日は北に見えている烏ヶ山へ登るぞ。

眼下にサージタンクの上部が見える 本日の温泉は岸本温泉ゆうあいパル

 サージタンクを出発、国道181号まで戻り温泉へと向かう。本日入るのは岸本温泉ゆうあいパル。ヌルヌルのアルカリ温泉がとても気持ち良い。本日痛めた両足を入念にマッサージし明日に備える。夕食後コンビニに寄り、明日の朝食と昼食を仕入れ、宿泊場所の溝口展望駐車場へ。

紅葉の先に毛無山

気持ちの良い縦走路

金ヶ谷山手前から南の展望

金ヶ谷山山頂

土用ダム湖と紅葉

笹原と紅葉

縦走路途中から眺める大山と烏が山

美しい金ヶ谷山

 前の山 毛無山 を見る

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歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 鳥取県江府町 金ヶ谷山 登山口付近のMAP

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