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成君寺 →0:08→ 首塚 →0:07→ 成君寺 →0:15→ 国穏寺 →0:20→ 駐車地
正面上には成君寺山がそびえており、もしかしてこの場所が見えるかも知れないという期待が持てる。交差点の向かいには成君寺山は右と案内されているが、国穏寺経由で登るため左の道をとり、すぐに作業小屋を左に過ごす。
道なりに鋪装道を進むと、周囲は植林なので明るい日差しは遮られている。植林帯が切れたところから左には棚田が続き、田植えシーズンには美しい風景を見ることができそうだ。中国自然歩道の案内を過ごし、県道134号秋掛錦線を進む。
この先で進路が右にカーブする起点が国穏寺への入口である。お地蔵様の鎮座する分岐を右折、国穏寺へ0.3kmの案内を過ごす。いきなり坂の傾斜が増すのでゆっくり歩きで高度を上げる。段差のあるところを越えれば普通車でも国穏寺までは入ることができそうだ。
国穏時前で紅白の梅の花を眺め、右に石仏5体と灯篭を眺めて明るい鋪装道を進む。左に立派な石垣を過ごすと、進路は左にカーブし、正面に石垣が見えてくれば、成君寺へ向かう石段に取り付く。
苔むす石段を登り、すぐに仁王門の前に着いた。仁王門の瓦は痛んでおり、一部にブルーシートが掛けられていた。左右の仁王様に手を合わせ、仁王門を潜る。石段を登れば懐かしい成君寺の前に着いた。500年の歴史を有する成君寺の説明を眺め、成君寺の前に立つ。
成君寺は以前よりも明るく見えた。成君寺の西には山代十一庄屋頌徳碑が立ち、その先には首怩ェ祀られているが、首塚には帰路立ち寄る。成君寺の右奥へ進み進路を右に取る。すぐに進路は左に向き、植林の下に続く登山道に入る。
植林の下には左右にミズキが迫るところもあり、ミズキを分けながら高度を上げる。進路上に目印テープが続いているので道に迷うことは無さそうだ。ただし、山腹に続く道を辿るため、滑り落ちないよう気をつけながら高度を上げる。
もう山頂はもう間近で落葉を踏みしめながら高度を上げる。ヒラタケのついた木を避けて更に進めば周囲に竹が目立ち始め、左右に細い竹を分けて進めば平坦な成君寺山の山頂に着いた。三等三角点の置かれた山頂は平坦だが、周囲を樹林が覆っており、羅漢山は樹間の先にそびえている。成君寺の展望は年々限定的になっているようだ。
山頂から少し西へ向かって見ると足下には雪が多く残っており、やはり中国山地に近いことが分かる。 山頂から羅漢山を眺めて下山を開始、再度展望地から登山口付近を眺めて坂を下る。
下山は早く、すぐに成君寺まで戻り、首塚へ向かう。足下に草を踏みながら 目印に導かれながら進むと途中で「首塚」の案内を過ごす。そのまま道なりに進むと平坦な場所に本郷村庄屋北野孫兵衛の首塚が立っていた。この奧には成君寺開山初代住職の墓も置かれていた。首塚を確認したので成君寺まで引き返し、仁王門、国穏寺を経由して駐車地まで引き返した。
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