平家屋敷跡から島根県境の平家ヶ岳(へいけがだけ) 山口県岩国市

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2002年8月25日 真夏の平家ヶ岳登山を見る
2024年4月10日
平家屋敷跡 →0:15→ 登山道入口 →0:15→ 山頂

→0:10→ 登山道入口 →0:15→ 平家屋敷跡

全歩行時間 0時間55分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 水ノ尾山登山の後、香椎神社前を出発し、平家ヶ岳へ向かう。県道361号錦鹿野線を道なりに北西へ進むとすぐに鹿落ちの滝の案内が見えたので滝を見学、豪快な長い滝を観賞した。更に県道を進むと丁字路に着き、左は鹿野方面だが平家ヶ岳へは直進の道(林道木谷線)をとる。
鹿落ちの滝 平家ヶ岳への分岐を直進する

 入口の平家屋敷の案内には 、平家屋敷について、「現在地より約4km登ると、平家屋敷と呼ばれるところがあります。壽永4年(1185年)、壇の浦の戦に敗れた平家一門の松前隼人守は、一族主徒と共にのがれ、一時馬ヶ岳(追手の軍馬の糞で山が一変したのでこの名がある)に身をかくしました。しかし、ここも源氏の知るところとなり、この山峡にたどりつき、農耕や木地師をして生計をたてていたことから、「平家屋敷」と呼ぶようになりました。なお、この山峡には平家ヶ岳、御所ヶ谷、御所、木地屋など、平家にちなんだ地名や、宇越歩などの行事が残っています」とある。

途中でヤマザクラを眺める 林道途中で眺める石垣
渓流 登山口駐車場の平家屋敷跡

 林道に入り約4kmの道を進むが、これが大変なガタガタ道で、途中に落石があり、これをいちいち取り除きながら進む。石でタイヤが切れないよう細心の注意を払ってスローペースで坂を進み、なんとか平家屋敷跡に着いたときには凄い達成感である。タイヤが無事なのを確かめ、平家ヶ岳への登山を開始した。なお、平家屋敷跡付近には吉川林業の車が駐車していた。林業の作業をしているのだろう。

平家屋敷跡の説明板 屋敷跡から少し引き返して左折
作業道入口 山頂まで1.5km 作業道を進む

 屋敷跡から少し引き返し、北へ続く作業道に入る。入口にはチェーンが渡され一般車輌は乗り入れできないようにしてある。また、入口には平家ヶ岳(1066m)、登山口(山頂まで1.5km)と書かれた案内が置かれていた。

広い作業道 大きく右にカーブする
 しばらくコンクリート鋪装の作業道歩きが続く。左右に笹が茂っているが広い作業道なので何も心配なく歩くことができる。間もなく作業道は未舗装道に変わるが、歩行には何も問題無い。しばらく進んでいると進路は大きく左に曲がり、少し進んだ先で右に折り返す。周辺には植林が目立ち、大きく育てば森林資源として利用されるのだろう。
馬酔木の花を見上げる 作業道は更に続いている
水源かん養保安林の標識 登山道入口 山頂まで0.5km

 頭上にはこの時期に咲く馬酔木が満開で華やかだ。間もなく右に広場が見えてくれば進路は左に向き、更に作業道は道なりに東に向かっていた。ここで平家ヶ岳へ向かって左折する。登山道は笹が刈られてとても歩きやすくなっている。入口には山頂まで0.5kmと案内されていた。

急登 イワカガミ
一旦傾斜が緩む 平家ヶ岳が顔を出す

 登山道に入ればいきなり急登が始まるので、ゆっくり高度を上げる。足下を眺めているとイワカガミが群生していることが分かった。花のシーズンにはピンクの花が見られることだろう。坂の傾斜が緩むと前方に平家ヶ岳の山頂が樹間越しに見えて来た。

急登だが笹が刈られていた 馬酔木
笹が刈られて快適な登山道 島根県吉賀町方面の展望

 右に植林を見ながらわずかに坂を下って登り返す。この坂も急登でなかなかきつい。ただし笹はしっかり刈られているため明確な道を登るだけ。周囲に馬酔木の花が目立ってくるともう山頂は近い。

平家ヶ岳山頂
馬糞ヶ岳 長野山

 右下に高速道路が見えて来たので吉賀町の街並みが見えているのだろう。吉賀町の展望地からわずかに高度を上げれば平家ヶ岳の山頂に到着した。二等三角点の置かれた山頂からは長野山、水ノ尾山、大将陣、羅漢山がどの展望が広がり、山口県内で貴重な千m峰に立つことができた喜びが大きい。残念ながら瀬戸内海は見えないが、充分に満足の展望が広がっている。

大将陣と羅漢山 水ノ尾山
吉賀町蔵木地区

 吉賀町をしばらく眺めていたら、見えているのは蔵木地区のように見える。前回はどこが見えているのか分からなかったが、今回は何となくそんな気がした。山頂で1時間近くのんびりしていたら陽が陰り始めた。山頂を出発し下山を開始。急な坂を下ればすぐに作業道まで引き返し、その後は何も心配のいらない作業道を辿り登山口に帰り着いた。

山頂から眺める風景

 もう吉川林業の車はいなくなっており、これから県道まで神経をすり減らしながら荒れた作業道を下る。上る時以上の慎重さでゆっくり下り、途中で小休止をとると、渓流が美しい。名残の桜も美しいが、運転中は前方に集中。やがて県道に出合一安心。無事パンクもせずに県道に着くことができた。

平家屋敷跡
平家ヶ岳山頂
馬糞ヶ岳と長野山
水ノ尾山

大将陣と羅漢山

島根県吉賀町の集落

 前の山 水ノ尾山 を見る

 次の山 四熊ヶ岳・法師ヶ岳 を見る

歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県岩国市 平家屋敷跡 登山口付近のMAP
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