平家ヶ岳(へいけがだけ) 山口県岩国市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2002年8月25日(日曜日) 平家ヶ岳 28回目 31座 山口県の100山では21番目 ガイド本 中島篤巳著 山口県の山(発行所 山と渓谷社) 登山口 平家屋敷跡 登山開始10:34 山頂到着11:09 下山開始11:37 下山終了12:06 登山時間 0:35 山頂滞在時間 0:28 下山時間 0:29 所要時間数 1:32 6時過ぎに家を出発し、錦町に行き鬼ヶ城山の入り口を探した。松の木峠まで行くと冠山への登山口を確認した。国道434号を錦町側に引き返し、林道ようたあ線が分かったので登山を始めた。
鎖の張ってある林道に入り、どんどん歩いて行くと出発から30分くらいで林道終点に着いてしまった。その先は雑草が生えており道が判別できなくなっており、このまま先を行くと道に迷うかもしれないと心配になったために道を引き返すことにした。また、鬼ヶ城山への登山道も分からなくなったため本日は鬼ヶ城山への登山を諦めることにし、錦町の平家ヶ岳に向かった。
平瀬ダムの工事現場を抜け、木谷峡に向かい細い道をどんどん進んで大固屋に着き、香椎神社前に車を置いて香椎神社に参拝し、本日の登山の無事を祈願した。神社参拝後、バイクを組み立て平家屋敷跡に向かった。バイクに乗り穴の空いたガタガタ道をどんどん進んで行き、途中で鹿落ちの滝を見学した。この滝はその昔、鹿が滝を越えることができず、足を滑らせたことから名付けられたとの説明があり、香椎神社にはその時の鹿の頭蓋骨が保存されているそうだ。
その先の長野山への分岐を過ぎると道は単調となるが坂は急になり、バイクを押しながら沢の横を通って進むがいっこうに平家屋敷がない。そのうち木材を切り出しているところまで来たがまだ平家屋敷も道標もない。だんだん不安になり、道を間違えたのかもしれないと思い始め、他の道を探そうかと思っていると、坂の上の方からバイクで道を降りてくる人がいたので平家屋敷はまだ先なのかを尋ねたら、屋敷はもう少し先にあるという返事だった。これでようやく道を間違えていないことが分かり、安心して先に進むことができた。
バイクを押しながら進んで行き、ようやく平家屋敷跡に到着すると屋敷跡は工事中となっていた。香椎神社から屋敷跡まではバイクに乗ったりバイクを押したりで40分以上の時間を要した。
ここからは山頂まで1.5キロの道標を見る。コンクリートの道を進み、その先の砂利道を進み歩いて行くと急に平らなところに出て、左側の笹藪の中に平家ヶ岳登山口の道標を見つけた。
山頂まではもう0.5kmの表示となっていた。平家ヶ岳に向かって急な笹藪の道を登り始め、ようやく登山をしていると言う実感がわいてきた。
坂は急で、笹藪も茂っているのでうれしくなる。歩いてきた稜線を振り返ると遠くの水ノ尾山が大きい。六日市方面を見るとよく見た風景が箱庭のように見える。最後の急坂を乗り越えると平家ヶ岳1,066.4mの山頂到着である。屋敷跡からはちょうど35分の行程であった。
香椎神社から屋敷跡までの所要時間の方が長く苦労したような気もする。ただ、途中の笹藪はきつく、笹藪の下に蛇がいないかと心配しながら登ってきたので、気持ちの上でもあっという間の登頂となったのかもしれない。山頂の三角点の上にはどういう訳か招き猫が座っており、山頂に旗も立っていた。
山頂からは六日市方面の展望が広がっている。本日は残念ながら少し霞んでおり個々の山々を確認するまでには至らなかった。しばらく休憩した後、西の展望所に向かったが展望所に移動する際にも、きつい笹をかき分けてゆくことになった。
西の展望所からは長野山方面と水ノ尾山方面を展望することができた。たっぷりと展望を楽しんだ後下山を開始した。下山の際に上から見た笹藪はまるで笹の絨毯のような感じがした。
ゆっくりと笹藪を降りて行き、平家屋敷跡に戻り、バイクに乗って香椎神社に戻って行く。神社に戻る途中にもいくつかの滝があり、川に降りて綺麗な滝を見て涼みながら香椎神社に戻った。
急登の先は山頂 山頂風景 平家ヶ岳山頂 羅漢山方面 歩いた稜線 吉賀町の稜線 急な下り坂 綺麗な滝
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