伴蔵山(ばんぞうやま)島根県邑南町

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2011年4月25日

公園広場 →0:05→ 伴蔵山 →0:03→ 公園広場 →0:06→ 休憩舎

 →0:06→ 展望台 →0:10→ 公園広場

全歩行時間 0時間30分

 中国地方の県別百名山の著者、中島先生のご案内により、島根県の山歩きを続けている。今回は邑南町(旧羽須美村)の伴蔵山へ向かう。途中でJR三江線の宇津井駅の側を通る。この駅は地上5階、116段の階段を登らないと駅のホームに着くことはできない。

JR三江線 宇津井駅

 なお、地上20mの高さの駅舎は日本一の高さである。近くを散歩中の方に、この駅について聞いてみると、この場所は島根県だが、買い物にはこの駅を利用して広島県の三次へ向かうとのことだった。下からホームを見上げていると首が痛くなりそうな、とても高い場所にある駅舎である。

邑南町役場羽須美支所前を出発 自然回帰観音の案内

 さて、伴蔵山の登山口、自然回帰高原へはJR口羽駅を目指し、次に邑南町役場羽須美支所(旧羽須美村役場)を起点とする。庁舎前から新しい道路を進むと一本道で川角地区に着き、道なりにもう少し進めばこの自然回帰高原への案内板へ着く。

公園広場

 案内に従い進むと、左に展望台への案内が現れるがそのまま道なりに直進、すぐ左に広場が現れた。付近の駐車場に車を置き、まずは自然回帰観音へ参拝する。観音様の上に咲くなごりの桜が美しく、コブシの花もまだ残っていた。

自然回帰観音へ参拝

 舗装路を渡って鐘楼堂に立ち寄り、鐘を突いて更に舗装された道を進む。少しの植林帯を過ごすと、周囲はすぐに自然林となり、足下の舗装はコンクリート舗装に変わっている。坂を折り返せば前方にはアンテナ施設が建ち、山頂周囲はフェンスで囲まれていた。三角点を探すとやはりフェンスの中に置かれており、残念ながら直接触ることはできなかった。

鐘楼堂方面へ向かう

 植林帯の下を進む 伴蔵山山頂手前
山頂に建つアンテナ施設 三角点

 元の広場まで戻り、自然回帰観音の横から遊歩道に入る。右手に見える荒神様に参拝し、偽木の階段を登る。周囲には落葉の自然林が美しく、少しの坂を登れば平坦な尾根に出た。そのまま北西方向へ進むと、すぐに舗装道を渡り休憩舎を通過。そのまま道なりに舗装路を下る。

祠に参拝 自然林の下を登る
平坦な尾根を進む 舗装路先の休憩舎

 しばらく何も心配のない舗装道を歩けば、万国戦没者供養塔の案内が見えてきた。案内に従い奥へ向かうと、木製の山頂展望台が建ち、展望台の上に立てば西に鱒淵の二ツ山、北に三瓶山、北東には女亀山など中国山地の名峰を眺めることができる。

万国戦没者供養塔 展望台

 展望台下には清楚なコブシの花も咲き、白い花越しに眺める風景は時を忘れてしまうくらいの感動を覚える。しばらく周囲の展望と、コブシ・山桜などを観賞した後高原を出発した。

展望

伴蔵山の展望所から眺める展望(動画)

 帰りに口羽地区を散策。この付近は昔の宿場町のような雰囲気が残っており、白壁の町並みが美しい。更に進んだ先の口羽大橋の袂にはJR三江線全線開通碑とモニュメントが置かれている。なお、三江線の全線開通は昭和50年8月31日と石碑に彫られていた。

白壁の町並み JR三江線 全線開通碑

 帰る途中、少し大回りをして広島県へ。まずは三次市作木町にある旧庄屋屋敷の殿敷を見学。その後国道54号線沿いにある三次市布野のそば処久礼竹さんへ立ち寄り、おそばを頂いた。今回注文したのは山かけそばと鶏南蛮そば。どちらも美味しく、一日の締めすることができた。

旧庄屋跡 殿敷 そば処 久礼竹

山かけそばと鶏南蛮そば

JR三江線 宇津井駅

山桜と自然回帰観音

展望

JR三江線全線開通碑

 前の山 鶴降山 を見る

 次の山 飯ヶ岳 滑松コース を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 島根県邑南町 伴蔵山 登山口付近のMAP

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