大平山(おおひらやま) 山口県柳井市

2003年1月19日

柳井市 大平山    55回目 67座目

ガイド本  無し

登山口 柳井ウエルネスパーク

登山開始 11:07  山頂到着 11:48 下山開始 11:58 下山終了 13:12

登山時間 0:41  山頂滞在時間 0:10 下山時間  1:14

所要時間数 2:05

 今日は大学センター試験を受験している息子を迎えに行くため、あまり遠くには行けないので、近場の柳井市の大平山に登ることにした。登山口であるウェルネスパークまで車で行き、まずは金比羅社に向かって出発した。

ウェルネスパークから出発する 金比羅社

 ウェルネスパークから左斜面に向かって旧大原林道・金比羅道・公園遊歩道が延びており、この道を歩いて行くと10分程度で金比羅社に到着した。早速登山の無事を祈願して大平山へ向かおうとしたが、分岐の途中で車の施錠をしていなかったことに気がつき、車まで戻ると鍵どころかドアまで開けていた。

ドアまで開いたまま 舗装された林道を進む

 今度はちゃんと鍵を閉めて大平山に向かった。舗装された林道をゆっくりと歩いて行き、ウエルネスパークから見えていたガードレールの所まで着いた。ガードレールの場所からの展望は遠くまで開けていて柳井の市街が一望できる展望地となっている。

ガードレール付近からの展望 林道との分岐を左に行く

 ガードレールの場所を折り返して進んで行くと道が分岐しており、右側の道は多賀社林道起点となっており、多賀社に繋がっているようだが、本日は大平山を目指して左側の林道に入って行く。林道に入るとすぐに特徴のある大平山の反射板が見えてくる。

反射板が見える 右の踏み跡を辿って藪に入る

 本日は直接反射板の方向に藪を漕いで大平山の山頂を目指すルートを取る。道が左カーブを取る手前の右の山側に山に向かう踏み跡があるのでこれを登って行く。最初から急斜面の藪なのでなかなか息が切れる。この時期でなければ藪がひどくて登れないような道が続いている。

藪道を進んで行く

木の間越しに展望が開ける 反射板の後ろに出た

 鎌を車に忘れたので茨の道を迂回しながら少しずつ高度を上げて行く。大した高低差がないとたかをくくって取り付いたのは良いが、なかなか藪がひどくて難渋する。藪道に入って10分も歩いて行くと反射板の後ろに出た。この辺りからは木の間越しに少し展望が開けている。

尾根道に到着 反射板から見て最初のピーク

 さらに高度を上げて行くと3分程度で尾根道に到着した。すぐに反射板から見て最初のピークに立つ。次のピークとどちらが山頂だろうかと思いながらこの先の藪もかなりのものなので、今日はここから引き返すことにした。

柳井市街を木の間越しにかいま見る

 反射板の側を通り抜けてイバラの道を降りて行く。ストックや三脚が枝に当たっては引きずられている。少しは道ができているので登るよりは下る方が楽で、なんとか林道まで降りることができた。

  林道に下りる

 そのまま舗装道を安心して降りているとガードレールを過ぎてかなり下がった地点でリュックに掛けてあった服が無くなっていることに気がついた。

服を発見 麓から大平山を振り返る

 これは大変だと大急ぎで引き返し、再度藪道に入ることになった。藪を掻き分けて進んで行くと山頂まであと20mの付近で服を見つけた。今度はしっかりとリュックに服を詰めて降りて行く。とんだ時間のロスがあったが無事登山口のウエルネスパークまで降りることができた。ウエルネスパークから山頂方面を眺めて苦労して登った反射板の付近の風景を思い出した。本日登った地点は結局山頂から一つ東のピークとなっており、山頂三角点はもう一つ西側のピークだった事が後日判明したが、藪道歩きの楽しさを教えてくれた登山だった。

ガードレール付近からの展望

途中からの展望

大平山の反射板

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 次の山 周防大島町 白木山 を見る

登山口周辺の地図はこちら 柳井市大平山 登山口付近のMAP

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