日本百名山の美ヶ原(うつくしがはら)長野県松本市 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
トップに戻る 2015年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順 2015年9月13日 登山口 →0:40→ 王ヶ鼻 →0:25→ 王ヶ頭 →0:25→ 登山口 全歩行時間 1時間30分
霧の立ちこめる林道に入り、まずは松本市街を見晴らす王ヶ鼻を目指す。なお、最高峰の王ヶ頭までは1km、王ヶ頭を経て美しの塔までは3.1kmである。進路を北に採り、霧で視界の遮られた作業道を進む。間もなく天狗の露地と案内される分岐へ着き、進路を左に採れば王ヶ頭への近道なのだが、先に王ヶ鼻を目指すのでそのまま作業道を直進する。
間もなく「許可車以外は進入禁止」の車止めを通過、左右を植林帯に囲まれた作業道を更に進むと、本線は大きく左にカーブする。この起点の分岐を右に採り、王ヶ鼻へ0.5kmの案内を確認する。なお、最高峰の王ヶ頭へは0.7kmの距離で、登山口からは1.2km地点である。
進路を西へ採り、足下にいくつかの花を観賞しながら進むと、右に遭難碑を過ごす。そのまま平坦な道を進んでいると、背後からホテルのバスが近づき追い越した。これはホテルの宿泊客を王ヶ鼻へ案内しているのだろう。間もなく左に王ヶ鼻の分岐が現れるので左折、少し進むと美ヶ原高原の王ヶ鼻へ着いた。
この地点は標高2008m、少し西へ進むと岩の高台に石仏が祀られており、とても神聖な場所であることがわかる。眼下には霧が厚く展望は全くない。もう少し時間が経てば、素晴らしい展望は約束されているが、大展望を楽しむのは次回にお預けとしよう。と、引き返そうとしたところ、急に雲が切れ、わずかに松本市の街並みを眺めることができた。
松本市街 王ヶ鼻を出発、元来た道を引き返し分岐へ着く。分岐からは進路を東に採り、少し荒れた作業道を進む。間もなく王ヶ頭への案内が現れ、遊歩道に入る。山頂目指して緩やかな傾斜の坂を登れば、間もなく王ヶ頭へ到着した。
三等三角点の置かれた山頂からは、周囲に霧が深く、全く展望がない。そこで、せめて山頂に着いた証しとして周囲の写真を撮る。大岩に刻まれた「美ヶ原頂上王ヶ頭2034m」のモニュメントを眺め、左に不動明王、更に左にも石像が祀られている。 石像と不動明王 しばらく山頂にとどまり、強風が静まって、展望の開けることを期待したが、いっこうに風も霧も収まらないので下山を開始。元来た道を引き返し、登山口の美ヶ原自然保護センターまで引き返した。 登山口付近の霧は無くなっていた 次の目的地の霧ヶ峰へ向かっていると、美ヶ原自然保護センターからは東に位置する山本小屋方面を通っていた。こちらには道の駅「美ヶ原高原美術館」があり、周辺には遊戯施設も多い。とても明るい草原なので、美ヶ原へ向かうメインルートのような気がした。 前の山 唐松岳・五竜岳 を見る 次の山 霧ヶ峰 を見る 登山口周辺の地図はこちら 長野県松本市 美ヶ原 登山口付近のMAP |