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山代二子塚古墳は、全長94mに及ぶ島根県最大の古墳であり、日本で最初に「前方後方墳」と命名されたことで有名である。この古墳は6世紀中頃に出雲東部を治めた有力豪族の墓と言われている。さて、古墳見学の後、茶臼山(神名樋野・かんなびぬ)へ向かう。
土層見学施設を出発、東側の鋪装道に下りて少し南西へ進み、電柱に掲示された「茶臼山登山道」の案内を確認して分岐を左折。
130m程度東へ進むと神名樋野・茶臼山西口登山道の案内が立っている。この案内に従い登山道に入る。左に竹林を眺めながら進むと急登が待っており、その入口左には注連縄の渡されたところがある。
注連縄の先には神様のような像が祀られていた。この右側から急登に取り付く。電信柱の続く坂をゆっくり高度を上げる。明るい登山道なので気持ちは晴れやかだ。やがて傾斜の緩むところで山頂から下りてきた登山者と出会う。平日なのに登る人がいるとは、茶臼山は人気ある山なのだろう。
標高171m山頂には二等三角点が置かれ、周囲360撮りのパノラマが広がっている。雪を頂いた大山、京羅木山から星上山へ続く山脈など11年前は空で言えた山々の名前が出てこない。これには愕然とした。
天狗山、空山、松江市街を挟んで北にはレーダードームの置かれた三坂山などの松江北山登っては下りてまた登るを繰り返したことが懐かしい。嵩山、和久羅山を眺めて下山を開始、下山は前回同様南口登山道を辿る。
山頂から坂を下ってすぐに左折、急な傾斜なので一気に高度が下がる。登山道はとても歩きやすく快適で、前方に竹林が見えてくれば終わりが近い。間もなく南口登山道の案内の立つ民家前に着き左折する。
突き当たりの県道247号八重垣神社竹矢線を左折、真名井神社へ向かって東へ進む。何も心配のいらない鋪装道を辿れば真名井神社へ到着、長い石段を登って神社へ参拝した。この神社は意宇六社の一つで祭神はイザナギと天津彦根命である。多くのお願いの後、石段を下り登山口の山代二子塚古墳を目指す。
途中に山代郷南新造院跡、出雲国山代郷遺跡群 正倉跡などを見学して山代二子塚古墳に帰り着いた。
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