天馬山(てんまやま)島根県安来市

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2013年7月13日

山佐交流センター →0:03→ 登山口 →0:24→ 山頂 →0:13→ 山佐交流センター

全歩行時間 0時間40分

登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 島根県の山歩きを続けている。出雲市の清嶽山の次は安来の天馬山へ登る。登山の起点を月山富田城のある安来市広瀬町の中心街とすれば、町の中央を流れる飯梨川の上流に向かって国道432号を雲南方面へ進む。やがて下山佐地区に入り、国道から県道45号に入る。そのまま道なりに県道を進むとやがて上山佐地区に入る。山佐小学校が右に見えてきたら、間もなく右側に山佐交流センターが見えてくる。この付近の適当なところに車を置いて登山を開始する。

山佐小学校 登山起点場所
山佐交流センター 消防車庫と案内(写真をクリツクで案内を拡大)

 山佐交流センターの向かいには、上山佐名所めぐりの案内が置かれているので、周囲の地理を頭の中に入れておくと良い。山佐交流センター前を出発し、中津前橋を渡る。左に手摺りのある場所が見えてくるが、これは一周回りで下りた場合の下山地点である。

登山口と下山地点 登山口(写真をクリツクで案内図を拡大)

 もう少し進むと、左に天馬山の案内が立っており、これから向かう道の方が先ほどの道より広いことが分かる。最初はコンクリート舗装の道だがすぐに未舗装道に変わる。足下にはタイヤの跡が残っているので、この道は作業道として使われているのかも知れない。

果樹園らしき場所を過ごす 快適なハイキングロード

 少し坂を登ると左に果樹園らしき場所を過ごす。広く快適な道が続くので、何の心配もない。真夏の登山だが、頭上を自然林が覆い、適度な風が吹いているので、とても涼しい。更に緩やかな傾斜の道が続き、足には負荷もかからず、快適なハイキングロードが続いている。

岩と崩落地 山頂手前

 アクセントとしては、1ヶ所右側が崩落しかけている場所があり、左にはひび割れたような目を引く岩を眺める。この先でも左側に大岩を過ごし、更に進むと山頂手前で左右の分岐を見る。左が山頂方面で、右は下山道である。

児童公園のプレート 細長い山頂

山頂風景

 山頂手前に建つ案内によれば、築城は南北朝時代とのこと、ふるさと創生1億円の一部で山頂公園や遊歩道が整備されており、この1億円は登山者のために、今でも生きているようだ。

展望台 西の展望(天狗山)

展望台から眺める風景

 上山佐小学校開校100年記念 児童公園のプレートの残る公園は細長く、眼下には上山佐地区の街並みを眺めることができる。奥には二階建ての展望所が整備され、この上に建てば、眼下に上山佐学校がよく見える。遠足などで児童がこの展望台の上から自分の住んでいる家や小学校を眺めて歓喜したこともあるだろう。

山佐地区の風景

 眼下に広がるのどかな田園風景をしばらく眺めて下山を開始する。下山は一周回りの周回道を採るため、集落へ向かって一気に下る道を採る。登山時が作業道のような道だったので、どちらかというと、こちらの直登道の方が楽しいかも知れない。

下山は麓へ向かって急坂を下る

 坂を一気に下るが、足下はよく整備されており、道に迷うような所はない。進路が左に変わり、植林帯の中に入る場所には、補助のロープが渡してあり、安全に下ることができる。

補助のロープも整備されている 炭焼きの跡

 少し下ると右に大規模な炭焼きの跡がそのまま残っていた、更に坂を下ると左にため池を過ごし、この先で進路は左の広場へ向かう。ここには休憩所のような建物が建ち、この入口には水場が用意されている。

池の横を通る 作業場を通過

 木の間越しの展望を眺めて更に下山を続ける。明確な道を辿り、手摺りの施された坂を下れば国道へ到着した。この場所から少し前方が、今回登った地点である。地区の方により整備された天馬山は道良し、展望良しの名山であった。

周回登山が終了

小学校から眺める天馬山

天馬山の歴史と整備の経過の案内

麓の風景

 前の山 清嶽山 を見る

 次の山 城山(出雲三成) を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 島根県安来市 天馬山 登山口付近のMAP

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