天井山・三隅権現山(てんじょうざん・みすみごんげんやま)山口県長門市・美祢市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
トップに戻る 2013年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順 2005年11月5日の「権現山(萩市)・天井山・西山・大谷山・大滝・小吹山縦走」を見る 2013年6月8日 駐車地 →0:25→ 作業道別れ →0:10→ 大水峠 →0:40→ 権現山 →0:30→ 大水峠 →1:05→ 天井山 →0:45→ 大水峠 →0:30→ 駐車地 全歩行時間 4時間 5分 前回までに美祢市の山をしらみつぶしに登ってきた。そこで今回は有名な山へ登ることにする。最初に向かうのは三隅権現山と天井山である。登山口の大水峠トンネル付近へ向かう起点を山口県立美祢高等学校付近とすれば、高校の前を走る県道31号を長門方面へ進み、最初に嘉万小学校を目指す。左に厚東川の流れを見ながら進むと、やがて進路は北へ向き、嘉万地区に入る。
間もなく現れる門村交差点を直進し、県道36号を進むと右に嘉万小学校への案内が現れる。県道を道なりに進むと右前方に埋蔵金伝説の残る如意ヶ岳が見えてくる。この先の荒神峠を越え、坂水地区の名水水汲み場にて本日使用する水を汲んでおく。なお、この場所は如意ヶ岳坂水コースの登山口でもある。
更に県道36号を道なりに長門方面へ進むと、小吹山から大滝、大谷山を経由して天井山へ続く縦走路の登山口である半田公民館前を通過、この先で桂木山の登山口である白糸の滝入口の案内を過ごすと、右に天井山の登山口である地吉橋が見えてくる。
前回(2005年)同様大水峠トンネルの手前に車を置いて登山を開始、地吉橋へ向かうと、天井山登山口の案内が立っている。この案内は前回立っていた案内と同じだが、かなり古くなっている。さて、辻並川に架かる地吉橋を渡り登山開始、すぐに最奥民家前を通過する。
足下は未舗装道に変わるが、よく踏み固められており、途中で地元の方の運転される軽トラックと出会った。その際にどこの山へ登るのかと聞かれたので、天井山と答えたら納得されていた。水源かん養保安林の案内を過ごし、左側の広場では猪か鹿の捕獲用の罠を見る。周囲を見回せば、卯の花が満開、白く清楚な花が美しい。
やがて作業道上に草が被り始めるが、この付近までは小型の車両で進入することができそうだ。左に植林帯を見ながら進むと、崖崩注意の場所を過ごす。左下には石組みが残っており、この付近には昔の生活の跡を見ることができる。
作業道周辺はとても整備されており、何も心配なく歩くことができる。進路が右方向へ変わり、間もなく平成5年度に整備された堰堤を右側に過ごす。この先で右への分岐を過ごすと、やはり右側に、平成7年に整備された堰堤が現れる。
この堰堤を過ごしたら左側に注意が必要で、すぐに左への分岐を見つける。但し、草の被る時期だと進行方向には目印を見つけにくいので要注意。この入口を見過ごし、コンクリート舗装をされた急な坂を登ると、平成14年度に整備された堰堤が左側に現れる。ここまで来たら明らかに行き過ぎなので引き返すこと。
さて、平成7年に整備された堰堤の先で左の分岐に入る。前回通った際には草が被って居らず、入口はとてもわかりやすかったが、今回はとても分かり難くなっている。作業道から奥へ向かうと、倒木などの障害物があるので慎重に乗り越えながら進む。
山腹につけられた細い道を抜ける頃には、足下がしっかりしてくる。やがて懐かしい大水峠へ到着、峠のお地蔵様へご挨拶をし、東へ続く尾根道へ入る。緩やかな傾斜の坂を登り、倒木を乗り越え、最初のピークを越える。
ピークから少し下って登り返すが、周囲には自然林が続き展望を得ることはできない。なかなかアクセントの少ない尾根道だが、岩の多い場所を通過し、再び小ピークを越え、足下に石杭を過ごせば、この先で一気に高度を上げる。
急な坂が続くのでゆっくり歩きが基本、やがて地積図根三角点の置かれた場所に着く。ここで進路は左方向へ変わり、少し平坦な道の先で最後の坂へ向かう。もうこの坂はわずかな距離で、すぐに三等三角点の置かれた権現山の山頂へ到着した。
権現山へ向かう
権現山の山頂風景 前回茅の原だった山頂は綺麗に刈り払われている。周囲の木々の背が高く展望を得ることはできないが、とてもすっきりした山頂になっている。懐かしい権現山で記念撮影の後、下山を開始する。
登りが急だった分、下りは早く、一気に峠まで下り立った。次は天井山へ向かう。峠の案内には権現山へ30分、天井山へ1時間と書かれている。天井山への案内に従い進むと、進路は右(西)方向へ変わる。
山腹につけられた細い道を辿れば、すぐに尾根へ着く。このあたりは天井山登山のハイライトとも言える、岩や石の目立つ尾根道である。この先は自然林の下、目印を確認しながらアップダウンを繰り返す。
いくつか石杭を過ごせば、地積図根三角点の場所を通過する。明るい尾根道歩きを更に続ければ、前方が明るくなり、最後の坂を登ると 茅の繁る天井山の山頂へ到着した。三等三角点の置かれた山頂からは、先ほどまで立っていた権現山が東にそびえ、南東には桂木山が大きい。
桂木山の右には鉄塔の下に如意ヶ岳がそびえている。南西には大谷山、大滝が顔を見せており、北には日本海が広がっている。山頂から少し西へ移動すると、大谷峠へ下る道が続いている。以前この道を通って大滝などへ縦走したことが懐かしい。
天井山の山頂風景 展望広がる気持ちの良い山頂で豪華昼食を摂り、のんびり周囲の景色を眺めた後、下山を開始する。登りが長かった分、下りはあっという間で、お地蔵様の祀られた大水峠を通過し、無事登山口まで引き返した。 大水峠のお地蔵様 権現山山頂 天井山山頂 天井山から眺める権現山 天井山から眺める桂木山 前の山 大田 中山 を見る 次の山 如意ヶ岳 坂水コース を見る 登山口周辺の地図はこちら 山口県長門市・美祢市 天井山 登山口付近のMAP |