トップに戻る 2023年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→0:10→ 山頂 →1:10→ 広中養魚場
鹿野の市街から六日市へ向かって県道12号鹿野吉賀線を進み登山口の広中養魚場を目指す。途中で石船温泉憩いの家、河内神社を過ごし河内佐賀居神社から1.4km進み、左右の分岐の中央に「長野山緑地公園」の案内を見て左下に続く道に入る。
橋を渡り右折し、中国自動車道の高架下を潜り、橋を渡り左折する。そのまま道なりに進むとやがて広中養魚場に着く。この先に駐車地もあったが、私は養魚場の少し手前に駐車して出発した。左側に養魚場入口を過ごし佛谷川に架かる揚ヶ橋を渡る。この先の右側にも駐車スペースがあり、その先には行き止まりの案内が立っていた。左に沢の音を聞きながら鋪装された作業道を進む。
たまに背の高い笹が現れるが、笹を分けて進むとすぐに笹が切れて歩きやすくなる。時折現れるピンクテープに励まされながらほとんど平坦な作業道歩きが続く。作業道の上に水が流れる場所を通過、更に進むと車止めのある場所に着き、笹の先に「一般車通行禁止」と書かれた王子緑化の案内を見つけた。ここで笹を分けながら進むと歩きやすくなる。
少し坂を感じながら進んでいると左に朽ちた「保安林」の案内を過ごしこの先で進路は左に変わる。頭上は落葉の樹林なので、次第に前方が明るい風景へと変わってゆく。美しい風景に感動しながら進むと、再び周囲に笹が現れ、笹を分けて進むと左右の分岐に着き右折する。
明るい作業道はやがてヘアピンカーブの場所に着き、分岐は一番右の道をとる。ここで右側に注意しながら進むと尾根道に続く目印テープが巻かれている。この目印を確認したら本日初めて作業道を離れ山道に入る。
この松を通過し一段高い場所に着けば二等三角点の置かれた高岳の山頂である。山頂には少し字の薄れた山頂標識が掛けられ、三角点の周囲のみ刈り払われていた。三角点の近くには2つの石杭が立ち、一つには王子造林と彫られていた。
周囲の樹林の背が高く、展望を得ることはできなかった。最初は山頂で昼食を摂る予定だったが、視界が限定的なのと笹の刈られた場所が狭いのですぐに下山を開始した。作業道まで下り、明るい場所に座り込んで昼食を摂ったが、休日にたった一人で明るい場所を独り占めしていることが新鮮な喜びだった。
昼食後下山を開始、長い作業道を一気に下り養魚場まで戻ると作業をされている方に出会った。この養魚場で育てているのはアマゴとのことだった。駐車場について聞き、車まで引き返して無事に登山は終了した。周防100山百景の残りは3山、この内島の山が2つで本土の山は山口市の下深山のみになった。
高岳山頂
前の山 十種ヶ峰 山麓駐車場コース を見る
次の山 稲荷山(鹿野) を見る