鈴ヶ峰(すずがみね) 広島県広島市西区 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2007年10月28日 鈴ヶ峰 アルパーク →0:25→ 登山口 →0:05→ ウグイス園地・ヒヨドリ園地の分岐 →0:10→ 山頂まで300m標識 →0:10→ 鈴ヶ峰山頂(東峰) →0:10→ 西峰 →0:10→ 鈴ヶ峰山頂 →0:07→ 山頂まで300m標識 →0:08→ 休憩舎 →0:10→ 登山口 →0:25→ アルパーク 全歩行時間 2時間0分 久し振りに奥様の買い物にお付き合い。買い物の間に近くの山歩きを申請し、許可を得たので朝9時過ぎに柳井を出発、広島県廿日市のショッピングセンターに向かう。高速道路を走り廿日市インターで下りて国道2号バイパスを進み、新井口駅先のアルパークに到着した。駐車場に車を入れ、奥様をこの店の東館との連絡通路に案内した後、駐車場を出発する。
エスカレーターに乗り、明るい店内に大きなリュックを背負ったままの姿で入ると、周囲の目がとても気になり、急ぎ足にてJR新井口駅への連絡通路に出た。昼食を用意していなかったので1階に下り、コンビニにておむすびを仕入れ、再び連絡橋に戻ってJR新井口駅を通過する。
駅の右手には歩道が続いており、連絡通路を出て北方面に向かって進む。正面には鈴ヶ峰が美しく広がっており、山頂を目で追いながら歩くことが出来る。間もなく正面に見えてきた「鈴が峰第一歩道橋」に登り、住宅地に入って行くと目の前に「鈴が峰憩の森へ登山される方へ」の標識が現れる。
標識に従って左方向へ進んで行くと、すぐに「鈴が峰憩いの森」への標識が立ち、この分岐を右折する。そのまま住宅地を突き当たりまで進み、カーブミラーの場所を右折するが、この付近には標識が無いので要注意。次の分岐を左に折り返すように進み、坂道を登って行く。
右手に公園を見ながら進んで行くと右上に向かう坂道に取り付く。坂の手前には井口台小・中学校、鈴が峰公民館への標識が立っているので目印となる。坂道を登って行くと眼下には住宅地と商業地が広がり、その先には似島、江田島、能美島が美しい。但し、本日は少し霞が掛かっているので四国までは眺める事が出来ない。
坂道を更に進んで行くと、右手に井口公民館、左手に墓地を過ごすと正面には井口台小学校が見えてきた。歩道を道なりに進んで行くとT字路に着くので小学校に向かって左に進む。正面上には「鈴が峰憩いの森」の標識が見えてくるのでこの標識に従って右に折り返すように進んで行く。
坂を登って行くと、カーブミラーの先が鈴ヶ峰の登山口である。左方向には墓地が続いており、墓地には駐車場もあるそうだが、登山者の駐車場利用はご遠慮くださいと書かれている。登山口にて「鈴が峰登山コース案内図」の掲示板を眺め、左手に朽ちた「鈴ヶ峰登山口」の標識を過ごして、いよいよ登山道に向かう。
左手に「ヒサギ園地まで200m」の標識を見て登山道に入ると、整備された横木の階段が続いている。広く快適な道を進んで行くと、「鈴が峰憩いの森案内図」が掲示されているのでじっくりと眺める。左手に墓地の広がる場所に着くと、右手にも分岐を見つけるが、真っ直ぐ進む方が道も広いのでそのまま進んで行く事にした。
この先の折り返す場所にて分岐が現れ、右手がウグイス園地、左手がヒヨドリ園地と書かれている。どちらの道を通っても山頂に続いており、左右の登山道を見比べると左手のヒヨドリ園地側の方が、傾斜も緩く快適な道が続いているように見えたので、左の道を取る事にした。
少し先に進むと眼下には瀬戸内海の展望が広がり、快適で緩やかな階段道を登っていると、だんだん楽しくなってきた。日差しはとても強いのだが、樹林が日差しを遮ってくれるので涼しげな風を感じながら高度を上げて行く事ができる。紅葉の時期にはまだ早いが、少しづつ色づき始めた葉を眺めながらの散策はとても幸せな気持ちになる。
足下にはいくつかの花を観賞し、少し疲れたら木の間越しに眼下の展望を楽しむ。こんな気ままな山歩きがとても大好きだ。登山口を出発して15分で「鈴ヶ峰山頂まで300m」の標識に到着、反対側よりウグイス園地方面からの登山道が合流している。少し下に水場が見えたので下りて行き、流れ落ちる清水を頂く。冷たくて美味しい清水を飲み干すとすぐに元気になる。 足下に花を観賞しながら進む
再び標識の場所に戻り、鈴ヶ峰山頂に向かう坂に取り付くと、登山道は滑りやすくなり、慎重に登って行く事になる。この先の辻にはお地蔵様が鎮座されており、この左手にかわいい花を眺める事が出来た。次の辻にもお地蔵様が鎮座されており、このお地蔵様はぼけ封じの地蔵様のようだ。更に先の辻にも小さなお地蔵様が鎮座されており、頭を下げながら進んで行く。
お地蔵様の横に咲く花 登山道はますます滑りやすい道となり、足下に注意しながら慎重に進んで行く。眼下には瀬戸の展望が美しく、山頂からはもっと素晴らしい展望が広がっている事を期待しながら高度を上げていると、間もなく広く平坦な鈴ヶ峰山頂312mに到着、この場所は東峰になるようだ。
山頂には鈴ヶ峰西峰(三角点)・鬼が城山・鈴ヶ峰登山口の方向を示す標識が立っており、東側には陸軍省の石碑も立っている。また、ベンチも設置されているので昼食を取るには最適の場所のようだ。改めて周囲を眺めると、東側には霞の中に絵下山・灰ヶ峰を見つける事が出来、南の瀬戸には似島・江田島・能美島が広がり、山口県周防大島の東の端が宮島の先から覗いている。 似島・江田島・能美島の展望 北方面を眺めると正面には窓ヶ山・向山が美しく、右手には火山・武田山が遠くに見えている。窓ヶ山の左手奥にはアンテナを頂いた山を見る事が出来るが、この山の名前は残念ながら勉強不足、方向から推測すると阿弥陀山かもしれない。眼下には美鈴ヶ丘の広い住宅地が広がり、この付近には沢山の人が住んでる事が分かる。 美鈴ヶ丘の住宅地、奥には窓ヶ山と向山が見えている 火山・武田山と大茶臼山 鈴が峰山頂から眺める展望(動画) 周囲の展望に満足したので鈴ヶ峰の西峰に移動する事にした。山頂を出発し、西方向に向かって下りて行くと南方面にも分岐を見つけた。これは井口台への下山路のようだ。更に西に向かい進むと正面には鈴ヶ峰西峰の美しい展望が広がってきた。広く整備された縦走路を進んで行くと、西方面には宮島、経小屋山、極楽寺山が美しく広がっており、この付近で展望を眺めながら小休止を取る。 西方面の展望
足下にいくつかの花を観賞しながら進んで行くと、左右に広がる住宅地の中央に「こんな美しい自然林が残っているのか」と思うほどの素晴らしい樹林の中を歩く事になる。美しい自然林の中に紅葉の始まりを見つけながら歩いて行くのがとても嬉しい。
間もなく平坦な鈴ヶ峰の西峰三角点320.6mに到着、周囲には木の間越しの展望が広がっている。西峰から更に西に向かって進んで行くと、その先には岩の目立ち始める場所もあった。再び山頂に戻り、周囲の展望を眺めていると、東峰から少し西に移動して来た分、窓ヶ山・向山が近くなったような気がした。
北に遠く見えるアンテナ山を眺めた後、西峰を出発し東峰に戻る事にした。帰りにも展望地から西方面の展望を楽しみ、宮島・野貝原山・極楽寺山を確認しながら坂道を引き返す。東峰に戻って周囲の展望をじっくりと眺め、素晴らしい展望に充分満足したので、下山を開始する。 正面には登山口のアルパーク 滑りやすい道を一気に下りて行くと、すぐにウグイス園地とヒヨドリ園地の分岐に到着、帰りはウグイス園地を通って下りる事にした。水場を左手に過ごし、細い道を進んで行くと、わずかに坂道を登って行く事になる。と、その先では展望岩があるので岩の上から眼下に広がる商業地と瀬戸の展望を眺める。眼下に広がる展望はやはり素晴らしい。
展望岩の先で休憩所まで0.1km、憩いの森入口まで0.4kmの標識を過ごし、急な階段道を下りて行く。階段道の途中からは周囲にモミジの青葉が美しく、紅葉の時期が楽しみだ。間もなく目の前には立派な東屋の休憩所が現れるが、そのまま休憩所を過ごす。休憩所の横を右に下りて行くと、この先は滑りやすい真砂土状の道となるので慎重に進んで行く。
足下に分岐標識が現れるので、この分岐を登山口方向に向かって左折し、広い道を選んで下りて行くと、墓地の手前を通って鈴ヶ峰登山口に到着した。そのまま何も心配のない舗装路を一気に下りて行き、鈴ヶ峰の住宅街を過ぎ、登山開始場所のアルパークに到着した。広島の住宅地の中央に聳える鈴ヶ岳は素晴らしい展望地である。
鈴ヶ峰 似島・江田島 宮島 窓ヶ山・向山 火山・武田山 前の山 八幡岳 を見る 次の 雲霞山・熊ヶ山U を見る 登山口周辺の地図はこちら 広島県広島市西区 鈴ヶ峰 登山口付近のMAP |