尻高山・高壺山(しりたかやま・たかつぼやま)山口県下松市笠戸島 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
2010年9月04日 バス回転場のような広場 →0:25→ 尻高山登山道入口 →0:25→ 尻高山 →0:20→ 地図上の分岐(117m鞍部) →0:30→ 高壺山 →0:15→ 砲台山端のレンガ造りの遺構 →0:20→ 高壺山 →0:25→ 117m鞍部 →0:20→ バス回転場 全歩行時間 3時間 0分 下松市笠戸島の尻高山の登山道が切り開かれたというので、登山道の確認と、秋山に向けてのトレーニングを兼ねて登ることにした。なお、ご案内は山口県の山(山と渓谷社)の著者の中島先生。柳井市のTさんも同行、従って今回は3名で登る。9月とは言え酷暑が続いており、本日用意した水分は3.5リッター。これだけあれば午後からの登山には充分である。
深浦先にあるトイレの置かれた広場(私有地との報告あり)より登山開始。海岸線を少し進み、分岐を左折、周囲に広がる田圃は、既に稲刈りが終了している。このあたりの稲刈りはとても早いようだ。舗装路を南へ進み、次の分岐を右折し外野山林道に入る。そのまま道なりに進めば、眼下に出発地の駐車場が見えてくる。更に舗装路を進み、木陰の中を通過、日射しが和らぐのでとてもありがたい。9月に入ったにも拘わらず、まだまだ酷暑は続いている。 分岐を右へ採り外野山林道に入る
美しい木漏れ日を観賞しながら林道を進むと、間もなく尻高山の登山口へ到着、右には駐車場が整備されている。折り返すように登山道に入ると、前回同様広い伐採地が続いている。すぐに前回はヤブだった場所に到着するが、しっかりと木々が伐採されており、とても歩きやすい。
何の心配もない広い道を快適に進む。但し、この時期には蜘蛛の巣が多いため、蜘蛛の巣を払うことに集中。樹林の中なので暑い日射しを浴びることもなく、少しの風がとても涼しい。時折坂の傾斜がきつくなる事もあるが、ゆっくり歩けば問題ない。
やがて懐かしい尻高山の山頂へ到着、前回の所用時間は出発地から65分だったが、今回は50分、丁度15分の時間短縮である。山頂から眼下には火振岬が美しく、火振岬の先には上関町の祝島が霞んでいる。火振岬の左側には高壺山、その先には室津半島が見えており、大星山の風車も確認することができる。 高壺山と火振岬
山頂にてゆっくり休憩を取った後、 地図上の分岐(117m鞍部)へ向かう。こちらの方面もしっかり伐採されており、前回苦労して藪を抜けたことが嘘のようである。急な坂を一気に下れば、あっという間に鞍部へ到着、これはものすごい時間短縮である。更に、少し登り返すと象の肩の分岐を通過、ここで左方向へ進路を変える。
そのまま坂を下れば、 地図上の分岐(117m鞍部)へ到着。ここまでの所用時間は20分、なんと前回の半分の時間で鞍部へ到着した。時刻は午後4時20分、少し時間の余裕があるので高壺山方面へ向かう。 なお、このまま 笠戸島縦走の詳細を見る場合は、「笠戸島縦走」へ。沖浦観音周回ルートを見る場合は「沖浦観音」へ。それぞれ太字のリンク箇所をクリックして下さい。
緩やかな坂を上り、10分で深浦への分岐を通過。更に坂を登るが、西斜面はまだまだ明るい。広く明るい尾根道を進むと、深浦への分岐から10分で火振岬を見下ろす展望地へ到着。眼下に見下ろす火振岬が美しい。また、反対側へも展望が開けており、太華山と周南市の美しい展望を眺めることができる。
この先更に10分で高壺山の山頂に到着、高壺山で3回目の記念撮影をする。そのまま道なりに東へ進み、旧日本軍の遺構を確認。遺構の側には、下松市の「注意 気をつけてお通り下さい」の案内が立てられていた(なお、遺構等についての詳細は 高壺山を参照の事)。陽が傾いてきたので、下山を開始。元来た道を引き返し、 地図上の分岐(117m鞍部)まで戻り、出発地の広場まで戻った。尻高山のヤブが一掃されたことによって、笠戸島縦走はとても身近なものとなり、体力に合わせたルートを採ることが可能になった。
笠戸島散策の参考ルート 笠戸島縦走(尻高山・高壺山・砲台山・白浜山・摺鉢山・天狗岩) 沖浦観音・砲台山・高壺山周回コース前の山 烏ヶ山新小屋峠周回コース を見る 次の山 燕岳・安蔵寺山 を見る 登山口周辺の地図はこちら 山口県下松市笠戸島 尻高山 登山口付近のMAP |