伊佐 大峰山(おおみねさん)山口県美祢市

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平成25年1月6日

登山口 →0:10→ 山頂 →0:05→ 展望地 →0:13→ 登山口

全歩行時間 0時間28分

登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 山口県美祢市の山歩き、今回は伊佐の大峰山へ向かう。登山の起点を中国自動車道の美祢インターとすれば、国道435号を西へ進む。伊佐中学校を左に過ごし、徳定バス停の先に設置された押しボタン式信号を左折する。この先細い舗装道を道なりに進むことになる。進行方向の右側を眺めれば、美祢市を象徴するような大きな煙突がそびえている。

徳定バス停の先の押しボタン信号を左折 高い煙突
庚申塚と案内 大峰山登山口

 左側に木製の「桜山 南原寺」と書かれた案内が置かれており、この横には縄の渡された庚申塚を過ごす。信号から約1.2km程度進むと、左にカーブする地点へ着く。金光さんのガイドにも書いてあるとおり、右には「火気に注意」の丸い標識が木に食い込んでおり、これが目印となる。

目印の木に食い込んだ標識(写真をクリックで拡大) 取り付きから急登

 左側に上へ続く道が続いており、この場所が伊佐大峰山の登山口である。下から上を眺めると、赤いテープが巻いてあるのですぐに入口を確認。カーブ付近が広くなっているので、私のような小型(軽四)の車なら駐車することも出来るが、狭い道なので少々不安となる。そこで、もう少し(約200m)南へ移動すると、溜池手前の左側に適当な駐車地を見つける。登山行程自体大した距離は無いので、少し遠回りをしても、こちらの駐車地の方が安心して登山ができそうだ。

少し登り、来た道を振り返る 明確な道が続く

 さて、先ほどの入口より急な斜面へ取り付く。周囲には手がかりの木々があり、難なく高度を稼ぐことが出来る。すぐに傾斜が緩み、足下に落ち葉は多いものの、歩きやすい道が続く。

シダを振り返る 急登が続く

 左に植林された木々が見えてくれば、前方にシダの群生地が見えてくる。但し、シダの茂っている場所は約5m、踏み跡を確認して難なく通過する。この先も快適な道が続くが、坂の傾斜は少々きつく、左右を眺めてみると、その登り傾斜がよくわかる。

大岩が現れる 平坦な大峰山の山頂

大峰山山頂風景

 間もなく前方に大岩群が見えてくる。この岩は左側から迂回し、更に急な傾斜を一気に踏ん張ると、中央に2本の杭の立つ大峰山の山頂へ到着した。周囲は木々に覆われ、展望は木の間越しとなるが、北方面には長い煙突が見えており、白い煙が勢いよく立ち上っている。

木の間越しに煙突の風景 展望の岩

 山頂で小休止の後、今度は尾根道を南へ向かってみる。倒木などを乗り越え、障害物競走のように木々を迂回しながら進むと、南端の岩場へ到着した。正面にはアンテナを頂いた桜山がそびえ、眼下には無風状態の溜池が静かな湖畔のイメージを醸し出している。周囲には白骨化した木が多く、岩と松と湖の美しい風景は必見である。

桜山が近い 岩と松と池と

大峰山の展望岩から眺める風景

 木の間越しに美祢市中心部方面を眺めて、展望岩を出発、久しぶりに眺めた絶景に満足しながら山頂まで引き返す。山頂からは急な下りが続くので、周囲の木々を掴みながら慎重に下山。下山途中にも木の間越しに美祢市中心街の展望を楽しむことができた。大峰山は短時間で山頂に着き、岩場から絶景も眺めることのできる名山である。

池と大峰山

大峰山の岩峰

展望地から眺める風景

 前の山 岩郷山 を見る

 次の山 桜山 を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 山口県美祢市 伊佐 大峰山 登山口付近のMAP

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