トップに戻る 2021年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→0:15→ 410m標高点 →0:45→ 笹ノ口 →0:15→ 佛岩 →0:25→ 落合バス停
→0:10→ 太刀野 →0:15→ 観音様 →0:25→ 三ノ瀬橋 →0:15→ カイバラ白石工場前
登山口のカイバラ白石工場へ向かうのに、JR岩徳線勝間駅を起点とすれば、国道2号線勝間駅前交差点を北西へ進み、熊毛神社の分岐は左道をとる。そのまま道なりに北西へ進み、山陽新幹線の白石橋りょう下、呼坂農免道路の交差点をそれぞれ通過、呼坂農免から700m進んだカーブミラーの立つ分岐で、カイバラ白石工場の案内を確認して右折する。案内に従い750m進むと右に工場をみて、左の広場が駐車地となる。
駐車地から東へわずか進み峠へ着くと、折り返すように左上へ続くコンクリート階段があり、白い手摺りには「奥関屋ループライン 下松市境界車道経由 県道8号佛坂へ」と案内がつけられていた。反対側には2021年3月7日開通とあり、開通から本日まで4ヶ月半を経過している。
階段を登れば大きな開墾碑があり、大正2年5月開墾と大岩に刻まれ、中央に祠、左には石仏が祀られていた。石仏から奥に入ると植林帯に入り、最初から急登が始まる。登山道自体は山仕事の道を利用しているのか、広く歩きやすい。
足下にはキノコが多く、たぶん食べられないものばかりだろうが、変化はある。峠から20分程度で南を見晴らす展望地へ到着、眼下に新幹線、熊毛中学校、熊毛北高校、周南カントリークラブ、正面には石城山、右奥には室津半島にそびえる山々などが一望である。本コースはほとんど樹林の中を歩くため、わずかな展望でも充分楽しむことができる。
326m標高点の手前で右下に下り、わずかに進むと古い作業道に出る。この作業道歩きはわずかで、すぐに右の植林帯に入る。最初は緩やかだがすぐに急登が始まるのでスローペースとなる。
更に高度を上げれば460mピークの白石山へ到着、足下には下松市の地積図根三角点が置かれており、この地は周南市との市境である。白石山を出発し坂を下れば車道に出会う。この地点は下松市と周南市の市境となっており、周南市と下松の市境案内が置かれていた。
足下にループラインの案内を確認、「県道8号佛坂へ」に従い、舗装車道を右(西)へ進むと間もなく右下へ続くループラインの案内を確認。案内に従い坂を下って登り返す。この先の平坦地で昼食を摂ったが、東からの風が心地よかった。
昼食後は410ピークの右横を通過、ここで石杭を過ごす。植生が自然林から植林帯に変わり、再び自然林に戻れば左にイノシシのヌタ場を過ごす。間もなくループラインの分岐案内があり、進路は左下に続く。なお、直進は「奧関屋エスケープルート」と案内されていた。
大石やキノコ等を鑑賞しながら少しずつ高度を上げれば、二つ目の三角点の笹ノ口へ到着、四等三角点が置かれていた。三角点の周囲にはやはり展望はない。笹ノ口を出発、緩やかに坂を下れば植林帯に入り、間もなく舗装された車道に下り立った。
ここにループラインの入口があり、「ループライン奧関屋」と案内されていた。山道に入るとイノシシ、タヌキ用の罠が仕掛けてある案内があり、他にも南国5の標柱が立っていた。少しずつ高度を上げればすぐにピークへ到着、四等三角点の置かれた太刀野へ着いた。本日最後の山頂だが、やはり展望はない。
山頂を出発すると南国55、佐賀関113等の標柱を過ごし高度を下げる。しばらく坂を下っていると分岐の案内が現れ、直進は奧関屋主尾根ルート、左折が観音様ルートと書かれていた。我々は観音様ルートをとり分岐を左折した。
正面上に樹間越しながら熊毛の街並みを眺め、更に下れば大岩が左に見えてきた。岩を回り込めば大岩をご神体とした観音様へ着いた。左右に灯籠が置かれ、岩の中には観音様が祀られていた。
観音様を出発、南へ続く観音様の参道を下る。やがてコース案内の立つ場所で進路は右に変わり周囲に竹が増える。右に石組を眺めながら竹林の中に続く道を西へ進む。左に民家が見えてくれば一安心、更に進むと左には川が流れていた。川沿いを北へ進むと車道に出合い、川に架かる三之瀬橋へ着いた。
三之瀬橋を渡り舗装道を南下、分岐を右折すれば登山道入口の峠を通過し、駐車地へ戻り着いた。真夏の山歩きだったが、終始頭上を樹林が覆い、尾根に吹く涼しい風を感じながらの一日だった。
前の山 高砂周回 を見る
次の山 Kタキ山(大井城山) を見る