奧関屋ループライン 山口県周南市

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2021年7月25日
カイバラ白石工場前 →0:25→ 岩尾 →0:45→ 白石山 →0:10→ 仏坂へ・車道別れ

→0:15→ 410m標高点 →0:45→ 笹ノ口 →0:15→ 佛岩 →0:25→ 落合バス停

→0:10→ 太刀野 →0:15→ 観音様 →0:25→ 三ノ瀬橋 →0:15→ カイバラ白石工場前

全歩行時間 4時間 5分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 Kグループの登山に参加して周南市の奥関屋ループラインへ向かう。このコースはまなぶさんという方が切り開かれたそうで、登山口は周南市関屋のカイバラ白石工場向かいの広場、工場から北に位置する奥関屋集落を中心に周囲の尾根を大きく一周するコースである。
JR岩徳線勝間駅前の勝間交差点から北西へ進む 熊毛神社の分岐を左折
山陽新幹線の白石橋りょう下を通過 呼坂農免を直進

 登山口のカイバラ白石工場へ向かうのに、JR岩徳線勝間駅を起点とすれば、国道2号線勝間駅前交差点を北西へ進み、熊毛神社の分岐は左道をとる。そのまま道なりに北西へ進み、山陽新幹線の白石橋りょう下、呼坂農免道路の交差点をそれぞれ通過、呼坂農免から700m進んだカーブミラーの立つ分岐で、カイバラ白石工場の案内を確認して右折する。案内に従い750m進むと右に工場をみて、左の広場が駐車地となる。

カイバラ白石工場の案内を見て左折(クリックで案内) 左側に広場がある
峠で折り返すように左上へ向かう(クリックで案内) 階段を登る

 駐車地から東へわずか進み峠へ着くと、折り返すように左上へ続くコンクリート階段があり、白い手摺りには「奥関屋ループライン 下松市境界車道経由 県道8号佛坂へ」と案内がつけられていた。反対側には2021年3月7日開通とあり、開通から本日まで4ヶ月半を経過している。

開墾碑などを見学 急登へ向かう

 階段を登れば大きな開墾碑があり、大正2年5月開墾と大岩に刻まれ、中央に祠、左には石仏が祀られていた。石仏から奥に入ると植林帯に入り、最初から急登が始まる。登山道自体は山仕事の道を利用しているのか、広く歩きやすい。

キノコを鑑賞
貴重な展望地

 足下にはキノコが多く、たぶん食べられないものばかりだろうが、変化はある。峠から20分程度で南を見晴らす展望地へ到着、眼下に新幹線、熊毛中学校、熊毛北高校、周南カントリークラブ、正面には石城山、右奥には室津半島にそびえる山々などが一望である。本コースはほとんど樹林の中を歩くため、わずかな展望でも充分楽しむことができる。

再び急登 四等三角点の置かれた岩尾
 小休止の後展望地を出発、再び急登に向かう。わずかに坂を登れば最初の三角点の岩尾へ到着、四等三角点が置かれていた。三角点の周囲に展望はなくすぐに出発。わずかに登りにかかるところで背後には赤松ヶ平が端正な山容を見せている。
赤松ヶ平を眺める 326m標高点へ向かう登り
326m標高点の横を下る 古い作業道に出る

 326m標高点の手前で右下に下り、わずかに進むと古い作業道に出る。この作業道歩きはわずかで、すぐに右の植林帯に入る。最初は緩やかだがすぐに急登が始まるのでスローペースとなる。

すぐに作業道と別れる 急登が始まる
下松市の地積図根三角点が置かれた白石山 分岐に置かれた案内

 更に高度を上げれば460mピークの白石山へ到着、足下には下松市の地積図根三角点が置かれており、この地は周南市との市境である。白石山を出発し坂を下れば車道に出会う。この地点は下松市と周南市の市境となっており、周南市と下松の市境案内が置かれていた。

車道を右折 周南市の境界案内
案内に従い車道から下る

 足下にループラインの案内を確認、「県道8号佛坂へ」に従い、舗装車道を右(西)へ進むと間もなく右下へ続くループラインの案内を確認。案内に従い坂を下って登り返す。この先の平坦地で昼食を摂ったが、東からの風が心地よかった。

昼食を摂った平坦地 410mに置かれた石杭
植林帯を進む ヌタ場

 昼食後は410ピークの右横を通過、ここで石杭を過ごす。植生が自然林から植林帯に変わり、再び自然林に戻れば左にイノシシのヌタ場を過ごす。間もなくループラインの分岐案内があり、進路は左下に続く。なお、直進は「奧関屋エスケープルート」と案内されていた。

ループラインの分岐案内を見て左折(クリックで案内) 植林帯を下る
大岩を過ごす 四等三角点の置かれた笹ノ口

 大石やキノコ等を鑑賞しながら少しずつ高度を上げれば、二つ目の三角点の笹ノ口へ到着、四等三角点が置かれていた。三角点の周囲にはやはり展望はない。笹ノ口を出発、緩やかに坂を下れば植林帯に入り、間もなく舗装された車道に下り立った。

植林帯を下る 車道に下り立つ
県道8号を右折 佛峠に置かれた佛岩
コオニユリ 県道8号を下る
 車道を右折し、道なりに進むと県道8号へ着き、県道を右折すると佛峠に着いた。峠には佛岩が置かれ、佛岩の由来も説明されていた。峠を出発、県道を南下する。県道途中で沢に立ち寄り小休止、コオニユリなどを眺めて坂を下ると、右に落合バス停が見えてきた。
午前中に歩いた稜線 防長バス落合バス停から山道に入る
南国5の標柱 四等三角点の置かれた太刀野

 ここにループラインの入口があり、「ループライン奧関屋」と案内されていた。山道に入るとイノシシ、タヌキ用の罠が仕掛けてある案内があり、他にも南国5の標柱が立っていた。少しずつ高度を上げればすぐにピークへ到着、四等三角点の置かれた太刀野へ着いた。本日最後の山頂だが、やはり展望はない。

阿南55の標柱 分岐案内を見て観音様ルートへ向かう
観音様へ向かって左折 樹間越しの展望

 山頂を出発すると南国55、佐賀関113等の標柱を過ごし高度を下げる。しばらく坂を下っていると分岐の案内が現れ、直進は奧関屋主尾根ルート、左折が観音様ルートと書かれていた。我々は観音様ルートをとり分岐を左折した。

大岩を回り込む 観音様へ到着
観音様へ参拝

 正面上に樹間越しながら熊毛の街並みを眺め、更に下れば大岩が左に見えてきた。岩を回り込めば大岩をご神体とした観音様へ着いた。左右に灯籠が置かれ、岩の中には観音様が祀られていた。

観音様の参道を下る 分岐を折り返すように右折
竹林を進む 石組みが続く

 観音様を出発、南へ続く観音様の参道を下る。やがてコース案内の立つ場所で進路は右に変わり周囲に竹が増える。右に石組を眺めながら竹林の中に続く道を西へ進む。左に民家が見えてくれば一安心、更に進むと左には川が流れていた。川沿いを北へ進むと車道に出合い、川に架かる三之瀬橋へ着いた。

民家が現れる 川沿いを進む
三之瀬橋に着く 三之瀬橋を渡り登山口へ
三之瀬橋から少し下った所へ川を渡る近道があった

 三之瀬橋を渡り舗装道を南下、分岐を右折すれば登山道入口の峠を通過し、駐車地へ戻り着いた。真夏の山歩きだったが、終始頭上を樹林が覆い、尾根に吹く涼しい風を感じながらの一日だった。

開墾碑など
展望
岩尾
赤松ヶ平
白石山
笹ノ口
佛岩
太刀野
観音様

 前の山 高砂周回 を見る

 次の山 Kタキ山(大井城山) を見る

歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県周南市 白石山  登山口付近のMAP
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