韮草山(にらくさやま)島根県益田市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2011年4月03日 しだれ桜見学用駐車場 →0:25→ 峠 →0:17→ 韮草山山頂 →0:03→ 西の展望地 →0:35→ 駐車場 全歩行時間 1時間20分 今回は一等三角点の置かれた島根県益田市の韮草山へ登る。益田の市街から国道191号を東へ進み、大谷町の豊川小学校の分岐を右折する。案内には「津和野方面」と書かれており、「西石見広域農道(西石見グリーンライン)」へ入る。なお、小学校側には大谷温泉への案内も置かれている。
すぐ左に「岩栃しだれ桜」の幟が立っているので、いよいよしだれ桜が咲き始めのようだ。大谷温泉かじか荘の案内に従い分岐を左折、しばらく道なりに進む。出合橋を渡った先にある大谷温泉の分岐は、左の道を採る。
しばらく道なりに進むと、右手に「家名入り岩栃の歌」が掲示されている。当時55戸と案内されているので、家名が全て入っているようだ。もう少し進むと、岩栃集落へ向かう分岐があるので右折する。
そのまま道なりに進むと岩栃集落へ着く。途中の分岐の案内には、折り返すように左折と書いてあるが、直進しても大丈夫。突き当たりを左折するれば、しだれ桜見学用の駐車場に着く。
南に見える大元神社のしだれ桜は少しピンクかがっているが、つぼみ状態。今回はしだれ桜はお預けのようだ。駐車場を出発し南へ向かう。最後の民家の左側から登山道は続き、入口にはしだれ桜の樹齢は約120年、韮草山には益田市で唯一の一等三角点が置かれており、西峰から日本海が一望できることや頂上まで2kmであることなども案内されている。
大元神社を眺めると、つぼみでさえこんなにきれいなので、花が咲けばどれだけ美しいのか、想像もできない。田んぼの横を進み、杉の木の立つ場所で標識に従い左折、道なりに進むと竹林帯に入る。
木の橋を渡り、竹林帯を過ごすと周囲は植林帯に変わる。再び木の橋を渡ると山腹につけられた平坦な道になる。やがて沢の音が近くなり、左に小滝が美しい。沢を渡り、右に広く平坦な場所を過ごす。
少しの傾斜の坂を進むと、立派な石垣が見えてくる。この広く平坦な場所は住居跡かも知れない。この付近には平坦な場所が多いようだ。ただし、現在はイノシシのヌタ場になっている。間もなく炭焼きの跡を過ごし、緩やかな傾斜を進めば、峠へ着く。韮草山へは右に進路を採り、快適な尾根道を進む。
右植林帯、左自然林の明確に植生が区分された道を進む。峠の先で一旦坂を下り、再び登り返すが、これ以外はほとんど坂の傾斜が気にならず、新緑の季節には、堪えられない光景が広がっていそうだ。
平坦な尾根道を進むと、一旦坂を下る。この場所には転落防止のための補助ロープが渡してある。鞍部に着くと、本登山中唯一の急坂を登る。足下には横木の階段が整備され、補助のロープも渡されているので、安心して登ることができる。
坂を登れば広く平坦な山頂に到着、韮草山には一等三角点が置かれており、とても大きな標石を確認した。三角点付近からの展望は木の間越しであり、ほとんど展望は望めない。案内にあるとおり、西峰の展望地大広間へ向かう。案内には三角点から100m、2分と書かれている。 西の展望地 展望地から眺める景色(動画) 西へ向かって平坦な尾根を進むと、広場が現れ、西にアンテナの立つ大道山とその先には、須佐の高山と行者様がそびえている。大道山の右に見えるはずの萩石見空港は、樹林に遮られてはっきり確認はできなかった。 益田市街と日本海 北を眺めると眼下に大きな益田地区広域クリーンセンターがあり、この先に益田の市街地と日本海が広がっている。本日のような霞がちの天気でもやはり日本海は美しい、しばらく周囲の展望を楽しんだ後、下山を開始する。 大元神社としだれ桜 主峰まで戻り、歩いた稜線を確認。一等三角点で記念撮影の後、坂を下る。快適な尾根道を堪能しながら峠を通過、下山は早く、最奥の民家前へ。登山の後は大元神社のしだれ桜を確認。やはりさくらは全てつぼみだった。来週あたりが見頃となりそうだが、こちらの方面まで来ることはできそうにない。従って岩栃のしだれ桜は来年以降の楽しみとなりそうだ。 しだれ桜と大元神社 西の展望地 益田市街と日本海 益田市街から眺める韮草山 前の山 三ヶ岳 大谷コース・割石コース を見る 次の山 四ツ山城址 を見る 登山口周辺の地図はこちら 島根県益田市 韮草山 登山口付近のMAP |