トップに戻る 2023年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
県道に沿って少し進み「イカヂ8」の電柱を見て左折、六地蔵に参拝して北西へ続く鋪装道を進む。奥にそびえている三角の山容が三条山なのだろう。足下は未鋪装道に変わるが車でも充分通れそうな道である。
左右に道は分岐するが主路を通り奥へ進む。やがて右に登山道が分岐する場所に着いたので確認すると、三条山登山口の案内が置かれていた。ただし入口から左右にシダが目立ち、この先シダとの格闘が予想される。
最初は膝程度のシダを踏みながら高度を上げる。踏み跡が続いているので進路に迷うことは無さそうだ。少しずつ高度を上げていると北に三角形の山容が現れた。これが三条山である。取り付き付近では松の木が多く、まるで日本庭園の中にいるような錯覚を起こしそうだ。
防府市197の標識を過ごし、少し高度を上げると山頂が目の前にそびえていた。これから時計回りに山頂を目指して高度を上げる。少しシダの量が増えて坂の傾斜もきつくなったので進行速度が極端に遅くなる。
シダこぎを続け、高度が上がってくれば少しずつシダの勢いが弱まり、手前のピークに着く頃にはとても歩きやすくなった。目指す三条山は東にそびえており、もうわずかで山頂に着く状態である。
北に真田ヶ岳、南には佐波川と佐波川沿いに建つ民家を眺めシダの中に向かう。腰の高さほどのシダを分け、少しずつ山頂に向って進めばすぐに三条山の山頂に着いた。全般的には樹間越しの展望で矢筈ヶ岳、大平山、北には真田ヶ岳、北東には石ヶ岳を眺める。
山頂には石碑が倒れており、「太神宮」と彫られているものかも知れない。明るい山頂で周囲の展望を眺めた後下山を開始した。下山は元来た道を引き返すだけなのだが、足下はシダの勢いが強く不安定なので下山の際にも足下に注意したのは言うまでもない。
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