女亀山　神戸川源流コース

女亀山　神戸川源流コース（めんがめやま）　島根県飯南町

２０１１年７月２４日

登山口　→０：１０→　神戸川源流の碑　→０：２５→　女亀山山頂

　→０：１７→　神戸川源流の碑　→０：０８→　登山口

全歩行時間　１時間　０分

　今回は山口県の山（山と渓谷社）の著者、中島先生のご案内により、島根県飯南町の女亀山を目指す。今回の登山の起点は、道の駅赤名高原。真夏の青空の下、アイスを食べながら赤名トンネル方面へ向かって進む。


女亀山岩座遺跡の碑	道なりに左へ進路を採る

　ドライブイン手前に立つ電光掲示板の分岐を右折し、女亀山の登山口へ向かう。赤名川に架かる中橋を渡り、突き当たりのＴ字路を左折し、南に向かって道なりに進む。集落を過ぎ、右手に女亀山岩座遺跡の石碑を過ごすと、正面に最後の民家を見る。


左右に草の被る未舗装道	資材庫を過ごす

　最後の民家を過ごすと道は左に向き、この先は未舗装となる。右上に「女亀山自然環境保全地域１．３ｋｍ」標識を眺め、未舗装林道を進むと右手に町有林資材庫を過ごす。狭い林道を慎重に進めば間もなく分岐に着き、この分岐を左に向かうと「島根県自然観察保全地域」標識のある女亀山登山口に到着する。なお、登山口までの案内については前回登山の行程を参考にした方がわかりやすい。


女亀山登山口	大岩の配置された道

　木漏れ日の美しい登山口を出発、最初は左に沢を見ながら進むが、この清流はとても美しい。すぐに橋を渡り、植林帯の中につけられた遊歩道に入る。左に大きな岩が二つ配置され、この自然の景観と人工的な植林の配置が良い雰囲気を醸し出している。


自然の中に造られた遊歩道	神戸川源流の碑

　すぐに整備された横木の階段が現れるが、この階段も自然の中に同化している気がする。緩やかな傾斜の遊歩道を進めば、周囲に点在する大岩を鑑賞するのが楽しい。やがて懐かしい神戸川源流の碑が姿を現す。以前眺めたそのままの石碑を確認、今も変わらず澄んだ源流を眺めることができた。なお、この石碑は平成６年１１月に建立されたものである。

横木の階段が続く

　源流の碑の先から木漏れ日差す、美しい遊歩道を進む。横木の階段を折り返すように高度を上げれば、周囲に広がる植林帯さえも美しく見える。やがて鞍部へ到着、尾根へ向かう長い階段にとりかかる。


鞍部の美林	長い階段を登る

　横木の階段を一気に登れば、山頂へ続く尾根へ到着、木の間越しに赤穴瀬戸山城方面の展望を眺める。引き続き木漏れ日の美しい尾根道を進むと、足下には特徴的な岩が目立ち、この女亀山でなければ見ることのできない岩道を歩く。


尾根の端に立つ	岩の目立つ尾根道

　右に大岩を過ごし、新緑の美しいブナ林を進む。山頂へ続く最後の坂を登れば女亀山神社へ到着。早速沢山のお願いをする。次に大きな一等三角点の置かれた山頂へ行き、周囲に広がる風景を眺める。

緑の美しい道が続く

女亀山神社と山頂

女亀山神社と女亀山山頂風景（動画）

　周囲は樹林に覆われ、展望は木の間越しながら、この雰囲気が最高に美しい。山頂の少し先からは琴引山、草の城、大万木山など木の間越しながら島根県の名峰が続いている。山頂での記念撮影後、下山を開始。大きなブナの美林を眺めながらのんびり下る。特徴的な岩場を通過、長い横木の階段を下ればあっという間に登山口へ到着した。

ブナ林

　時刻は午後４時前、山口県へ帰るにはまだまだ早い。今日はたっぷり汗をかいたので、温泉へ向かうことにした。今回は岡山県湯原温泉の露天風呂の砂湯、鳥取県三朝温泉の河原露天風呂に匹敵する名湯、出雲湯村温泉の河原露天風呂へ向かう。


注意書	河原への道

　温泉街の奥にある駐車場へ車を入れ、斐伊川を見下ろすとすぐに露天風呂が見えてくる。入口の注意書きを読み、坂を下ればすぐに露天風呂へ到着。大きな岩の上で服を脱ぎ、温泉へ浸かる。温度は真夏なので少々熱めだが、とても気持ちの良い温泉である。泉質は単純アルカリ泉、ヌルヌル感がとても良い。足下からプクプク泡が浮かび、源泉かけ流しの温泉である。