トップに戻る 2023年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
途中で山陽新幹線の高架下を潜り、呼坂農免を横切り、垰まで進み、左にお地蔵の祀られた手前の広い所へ駐車する。この場所がこれから向かう松舟山への出発点となる。さて、駐車地を出発し西へ向かって坂を下れば右にメガソーラーが見えてくる。これは明鏡山口発電所で、この先から白いガードレールの切れたところへ向って折り返すように左折する。入口には「西口頂上」の案内が巻かれていた。
ガードレール下には今が盛りの河津桜が咲いていた。道なりに広い道を進むと菜の花が美しく、いよいよ春が近くなっている。この先で再び「西口頂上」の案内が立ててあったので、案内に従い坂を下った。ところが進行方向には上から土砂を落としており、歩く場所には石などが散在し滑りやすくなっていた。この場所を通過し、振り返ると道路から土砂を下へ向かって落としており、この上に広場を作っているのかも知れない。
進路はここで南へ向き、植林の下に続く道を辿る。進路が南東に変わる付近から坂の傾斜が増し、一気に高度を上げれば広く平坦な松舟山の山頂に着いた。山頂の端には手水石が置かれていたが周囲に社殿を見つけることはできなかった。
広場の中心付近に向かうと四等三角点が置かれていたが、周囲の樹林の背が高く、展望は望めない。少し北へ移動すると丸っこい大石が置かれていた。この石はかつての社殿と関係のあるものかも知れない。明るい日差しを受けた山頂はとても良い雰囲気だった。
下山は元来た道を引き返し、造成中の場所は右側から左に巻いて道路に出たが、やはり登山道入口付近が工事中なので、工事終了まで取り付きには注意が必要だろう。何も心配のいらない広い道を引き返し、河津桜を観賞して駐車地まで戻った。
松舟山山頂
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