草添山 奥畑コース(くさぞえやま)山口県長門市

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草添山 崩ノ河内溜池コースの登山記を見る

2011年11月13日

畑ダム先の三叉路 →0:30→ 鹿除けネット登山口 →0:20→ ヤマアジサイ群生地

 →0:15→ 尾根出合 →0:15→ 山頂 →0:05→ 展望地 →0:10→ 尾根出合

 →0:05→ 隣のピーク →0:15→ ヤマアジサイ群生地 →0:15→ 鹿除けネット登山口

 →0:15→ 畑ダム先の三叉路

全歩行時間 2時間25分

 一位ヶ岳の登山口を出発し、次は長門の名峰草添山へ向かう。前回は御所原大神宮を登山口とするコースを採ったが、今回は反対側の奥畑コースを採ることにした。俵山温泉を起点とすれば、県道281号を北上し、日置方面へ向かう。目指す登山の起点は畑ダムである。

俵山方面からは奥畑橋の先を右折 長門方面からは奥畑橋の手前を左折

 県道を道なりに進み、奥畑橋を渡る。この橋の先を右折すると草添山の奥畑コース登山口は間近である。橋から西方向を見上げると、平坦な山頂の草添山を見つけることができる。入口には「窯元たぬき庵」、「草添森のギャラリー」などの案内と一緒に「草添山登山ルート」の詳細図も掲示してあり、入念に情報を仕入れて分岐を出発する。

奥畑橋から眺める草添山 草添山へは川沿いを直進する

 少し進むと直進方向と右方向への分岐があり、直進方向が草添山への登山道である。この道は軽四の四駆なら最奥駐車場まで行けると案内されていたが、私の車は四駆ではない。従って手前に車を置き最初から歩くことにした。なお、この河川は飲用しないよう注意されていた。

草添川を眺めながら進む 途中に立つ案内

 入口の電柱に書いてある「ミタノ尾6」の番号を確認して未舗装林道へ入る。砂利道をのんびり進むと、周囲に巣箱を見つけることができた。右に清流を眺めながら進み、重徳鉱山跡の案内を通過、登山道の案内に従い分岐を右に採る。

右に石組みを過ごす 伐採地

 登山道の右に石組みのある場所を過ごし、少し進むと「山口県立日置農業高校草添学校林」と書かれた古い案内を過ごす。この先でコンクリート舗装の道を登ると周囲は伐採地となり、少し見通しが良くなる。すぐに樹林のトンネルを抜けると、案内にあった広い駐車場に到着した。

駐車場 登山道入口

 駐車場から少し進むと、左に登山道の案内があり、鹿除けネットをくぐって中に入る。足下には岩が多く、少し歩きにくい道だが、これは大した苦労ではない。向かいには植林帯が明るく、心を洗われるほどの美しさである。登山道は植林帯の下に続き、左側から聞こえる沢の音がとても涼しげだ。

向かいに広がる植林帯 ロープの渡された道

 頭上に巣箱を眺めながら少しずつ高度を稼ぐ。傾斜のある場所には補助のロープが渡してあり、とても助かる。道自体は古くからあるものらしく、古く朽ちた材木も置かれていた。やがて山アジサイの群生地に到着、ここで足下に渡された丸太を渡り、左側の植林帯に入る。

ヤマアジサイの群生地 登山道は左方向と直進方向に分岐

 すぐに登山道は直進方向と左方向へ分岐するが、案内板が左へ向いていたので左の道を採ることにした。これは結果的に正解だったと思う。山腹につけられた道を進むと補助のロープの渡された場所に着き、ロープを掴みながら急な坂を登る。登山道は総じてわかりやすく、急斜面にはロープが渡してあるのでとても助かる。

植林帯の下を左方向へ向かう 補助のロープの渡された登山道

 背後を振り返れば日置方面の展望が広がり始めている。足下に気をつけながら高度を稼ぐと、やがて尾根へ到着。山頂への案内に従い左に進路を採る。このあたり、夏草が茂っており、茨がチクチク身体を刺すので慎重に歩を進める。すぐに日置方面の展望台へ到着、眼下を見下ろせば、本日は少々霞加減だが、空気が澄んでいれば、日置方面が一望なのだろう。

尾根を左折 日置方面の展望

 もう少し進んで眼下を見下ろすと、なんと登山起点の畑ダムがしっかり見えており、登山口へと向かって進んだ奥畑橋もくっきり眺めることができた。この先しばらく山頂へ向かって緩やかな斜面を進むと、植林帯の下に着き、この先から夏草に苦労することは無くなった。

登山起点の畑ダム 山頂へ向かう

 そのまま植林帯の下を進むと、右に突然草添山の山頂が現れた。鹿除けネットをくぐって二等三角点の置かれた山頂へ到着、周囲の木の背が高く、展望を得ることはできなかった。

草添山山頂 展望地へ向かう

草添山の山頂風景(動画)

 次に展望台の案内に従い、植林帯の下を北へ進む。すぐに「展望台すぐそこ」の案内があり、やはり鹿除けネットをくぐって展望台へ向かうと、これは素晴らしい展望だ。眼下には長門市の市街が一望、但し、青海島は霞んでおり、少々残念な展望である。時刻は12時を過ぎていたので遅めの昼食を摂る。ただし、周囲には枯れ草などが多いので、ガスを使うのは控えた。

展望地から長門市方面の展望

 昼食後に展望地を出発、元来た道を引き返す。下山道分岐まで戻り、帰るべき道について考える。たぶん草添山へ次回来るのはかなり先と思われるので、もう一方の下山道へ向かうことにした。もう一方の下山道へ向かうには、そのまま坂を上りピークを踏まなければならない。左に鹿除けネットを確認しながら急な坂を登り、すぐにピークへ到着。この先から鹿除けネット沿いに急な坂を下る。

下山分岐を通過 ピークの先から下る

 すぐに登山道の案内が立っていたので周囲を調べる。この先の鹿除けネット沿いには道はないので、登山道標識を見て右(北)へ進路を採る。但し、少々ルートに自信がないので目印のテープを巻きながら慎重に進む。周囲を確認すると、めぼしい木に赤テープなどが張ってあり、同じようにルートを探した人の痕跡が残っていた。

登山道の案内を見て右折 斜めに下る
草の茂る場所と植林帯の間を下る 少し下ると分岐した場所に着く

 そのまま下って行くと、反対(右)側の植林帯の下に道は続いているが、夏草の中に道は隠れており、踏み跡が消失気味の場所もあった。やがて登山時に分岐した場所に到着し一安心、山アジサイの群生地を通過し、元来た道を引き返す。もうこの先は踏み跡鮮明なので何の心配もない。

ヤマアジサイの群生地を通過 巣箱がかけてある

 滑らないように気をつけて下れば、やがて鹿除けネットをくぐり林道に到着。歩けることの喜びを感じながら登山口まで戻った。本日は霞気味の天候だったので、展望広がる山に登った割には、長門の山々の確認数は少なかった。

反対側の飯森山登山口 大寧寺の紅葉

 登山口を出発し、次に大寧寺へ行き紅葉を観賞することにした。ところが、こちらも少々フライング気味で、まだ紅葉観賞には早かった。次に毎年気になる如意ヶ岳の麓へ行き、紅葉観賞をした。こちらもまだ早かったみたいで、半分以上のモミジが青々としていた。帰りに麓の日吉山王社へ立ち寄り参拝、これで本日の行事は全て終了した。

如意ヶ岳麓の渓谷の紅葉 日吉山王社

如意ヶ岳麓の渓谷の紅葉(動画)

登山ルート(写真をクリックすると拡大)

草添山

奥畑ダム

長門市方面

 前の山 一位ヶ岳 椎ノ木コース を見る

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歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 山口県長門市 草添山 登山口付近のMAP

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