狗留孫山2012年(くるそんさん)山口県下関市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2012年10月14日 登山口 →0:25→ 修禅寺分岐 →0:05→ 奥の院分岐 →0:30→ 山頂 →0:20→ 奥の院分岐 →0:20→ 奥の院 →0:25→ 修禅寺 →0:20→ 登山口 全歩行時間 2時間25分 狗留孫山修禅寺へのお参りを兼ねて下関市の狗留孫山へ向かう。5時半に柳井を出発、小月経由で国道491号を北上する。登山の起点を菊川町の「道の駅 きくがわ」とすれば、国道491号を西へ進み、楢崎交差点を右折。
少しの坂を越えて下りれば「狗留孫山」の案内に従い交差点を右折、途中では大迫名水を過ごす。そのまま案内に従い進むと、重兵衛茶屋の分岐を左折、やがて修禅寺の駐車場へ到着。駐車場から修禅寺までは700m、山頂までは1.6kmと案内されている。
登山準備の後すぐに登山を開始、整備された修禅寺の参道を進む。少し進めば右に修行大師の像を過ごす。間もなく紅葉の美しい季節になるが、まだ10月中旬、紅葉はまだまだ先と思われる。
整備された階段をのんびり登り、高度を上げる。右に柴燈護摩道場を過ごした先からは、急な坂を折り返す。意外とこの坂の傾斜がきついので、やはりのんびり登るのがよい。約30分で修禅寺と狗留孫山・奥の院の分岐へ到着、まずは山頂へ向かって分岐を右折する。
左に立派な大岩群を過ごし、少し先からは左に立派な石垣を眺めながら進む。進路が少し右へ向くと、左上に山頂への道、直進方向は奥の院へと分岐する。ここでは山頂へ向かって狗留孫山探索路に入る。
整備された横木の階段を2回折り返すと尾根に着き。そのまま道なりに進むと、再び横木の階段へ向かうことになる。周囲に広がる自然林を眺めながら、山腹につけられた探索路を進む。
間もなく尾根を横切り、今度は右に尾根を眺めながら山腹につけられた道を進む。良く踏まれた気持ちの良い探索路を進めば、やがて「狗留孫山自然探索路」の案内を右に過ごし、横木の階段を折り返しながら進むと、突然明るい広場に出る。この広場が狗留孫山の山頂である。
広い山頂には、山頂標識と二等三角点が置かれている。山頂の周囲は木々に覆われているが、南方面は開けており、響灘に浮かぶ蓋井島等を眺めることができる。ただし、10年前に登った時に比較すると、やはり樹林の背が高くなっており、視界が狭くなっているようだ。
狗留孫山の山頂から眺める展望 周囲に広がる展望を眺めた後、下山を始める。自然探索路の案内まで下りて少し上畑コースへ向かってみる。案内のところから折り返すように右折、平坦道を北へ向かうと赤い「鳥獣保護区」の案内があった。 上畑コース散策 そのままもう少し上畑コースへ向かってみると倒木の目立つ場所があるものの、道自体は充分使えるものと思われる。上畑コースから引き返し、元来た道を引き返す。
修禅寺と奥の院の分岐まで引き返し、分岐を左に取り奥の院へ向かう。すぐに三社と呼ばれる場所に着き、そのまま道なりに進むと八十八ヶ所のミニ霊場が置かれていることに気がついた。
少しずつ高度を下げながら進むと、毘沙門天を過ごし、間もなく奥の院の聖観音堂へ到着。滝と不動明王、摩訶不思議霊石を眺める。この奥の院のご本尊は行基菩薩の作と伝えられる聖観音菩薩立像、登山日の3日後の10月17日に御開扉法会が開催されるそうだ。
聖観音堂前の風景 奥の院から引き返し、いよいよ修禅寺へ参拝する。急な石段を登り山門下へ到着、左に60m向かえば下関市指定文化財・天然記念物の一本杉があるそうなので向かってみる。すぐに一本杉の前へ到着、推定樹齢約1200年、胸高直径3.2m、樹高50mの巨木は壮観である。
山門より石段を登り修禅寺へ参拝。本堂に参拝後、祖師堂より周囲に広がる展望を眺める。本日は少々霞気味ではあるが、遠く下関方面を眺めることができた。本堂の擬宝珠の左にそびえる巨岩がとても印象的である。これは本堂の横から眺める観音岩の上部の岩と思われる。
休憩所でお茶とお菓子のお接待を頂き、修禅寺を後にする。急な石段や横木の階段をのんびり下りていると、途中で鹿と遭遇。この付近には鹿が本当に多い。駐車場まで下り荷物を車に入れ、坂を下る。
祖師堂から眺める風景 国道491号手前にある重兵衛茶屋にて重兵衛蕎麦と名物の田楽を頂く。この味噌がとても美味しく、この方面に立ち寄る際には、必ず頂いている逸品である。
修禅寺本堂 一本杉から眺める修禅寺 修禅寺から眺める風景 山頂から眺める展望 聖観音堂 摩訶不思議霊石 前の山 華山・華山西の岳 を見る 次の山 笠ヶ岳 石畑峠コース を見る 登山口周辺の地図はこちら 山口県下関市 狗留孫山 登山口付近のMAP |