小室井山(こむろいやま)広島県廿日市市

2008年 1月 6日

小室井山

公園センター →0:10→ デーキャンプ場 →0:10→ 小室井山登山口

 →0:20→ 小室井山1.5km標識 →0:50→ 小室井山山頂

 →0:30→ 小室井山0.6km標識→ 0:30→ 休憩舎 →0:20→ 公園センター

全歩行時間 2時間50分

 大星さんより冬山へのお誘いを受け、7時に柳井を出発、広島県廿日市市の吉和地区に向かった。本日の目的の山は吉和冠山か小室井山のどちらかと言うことになり、私がまだ未踏の小室井山に向かうことにした。

 国道186号を大竹方面から北上し、吉和インター手前の郵便局前交差点を右折し、標識に従って「もみのき森林公園」に向かう。途中凍結した場所もあり、慎重な運転が続く・・・、と言っても運転しているのは大星さんであり、私はお気楽に周囲の写真を撮らせて頂いている。

女鹿平スキー場方面 もみのき森林公園に到着

 まもなく森林公園の駐車場に到着、早速登山準備をしていると西方面に特徴的な山容の吉和冠山を眺めることができた。しばらく冠山を眺めた後、小室井山に向かって出発する。公園管理センター前から東に向かって進んで行くと、すぐに小室井山登山口の標識を見つけたが、積雪のため登山道がはっきりせず、そのままサイクリングロードに沿って進んで行くことにした。

駐車場から吉和冠山を眺める 管理センター前から東に進む
登山道は積雪のため不明 カンジキを装着

 この付近から歩き難い雪道に向かうことなったので、昨年の道後山奮戦後に購入していたカンジキを登山靴に装着し進んで行く。雪道は緩やかな右カーブを描きながら西方面に向かっており、右手に新雪の綺麗な場所が続いていたので踏み跡を付けながら進んで行く。

新雪の綺麗な場所 後には踏み跡が残る

 まもなく正面にはデーキャンプ場が現れ、右手にはちびっこ広場と標高933mの標識が立っている。左手に公園センターから700mの標識を過ごし、更に進んで行くとかすれた公園案内標識があったので、じっくり眺めて現在地を確認、小室井山に向かう周回道を頭の中に入れ、サイクリングロードに従って北東方面に向かって進んで行く。

デーキャンプ場 もみの木が美しい

 まもなくサイクリングロードは北に向き、更に進むと公園センターにつながる道に着いた。進行方向に小室井山、反対方向に高崎王冠山の標識を過ごした先には小室井山登山口の標識が立っている。この場所が先ほどの登山口標識から続いている道のようだ。この付近からようやくサイクリングロードを離れて登山道に入ることになる。

サイクリングロードを進む 雪の中には鮮やかな色が映える
公園センターからの合流点 登山道に入る

 登山道といっても積雪により明確なる道は見えず、スノーシューの踏み跡が続いているので、踏み跡に従って進んで行くことにした。広い登山道をカンジキにて快適に歩くことができる。今回初めてカンジキを履いてみたのだが、なかなかな歩き易くて短時間の内に自分の足になったような感じがする。

快適な雪道を進む クロスカントリースキー Bコースの標識

 周囲には葉っぱの落ちた冬枯れの樹林帯が続いており、このような景色が大好きなのでわくわくしながら歩くことができる。サイクリングロードを離れて20分程度進んだ場所にて「クロスカントリースキー Bコース」の標識を過ごす。これで道を間違えていないことが分かり、その先では「小室井山へ1.5km」の標識を過ごす。白銀の世界を歩いていることがうれしくて、雪道を何の苦もなく進んでいる。

「小室井山へ1.5km」の標識 雪の坂道を登る

 この先で雪の坂道となり、ゆっくりと高度を稼ぎながら登って行くとピークに到着、ピークではクロスカントリーコースのABコースの標識を右手に過ごす。更に「ミズナラ・ブナ群落」の説明板を過ごすと急な坂道を下りて行くことになり、周囲には杉の植林帯が現れる。

ピークから下りて行く ピークを振り返る

美しい景色が続く

 雪の道を歩いているのだが、本日は快晴無風、とても暑くなったので上着を脱いで半袖になる。いくつかのアップダウンを過ごした後ようやく平坦な道に着き、少し下って登り返すと小室井山山頂に到着した。山頂手前にてまだ踏まれていない新雪の上を歩き、ズボスボ雪に埋まりながら進んで行くことがとても新鮮で楽しい歩き方である。

山頂手前からの風景

小室井山山頂 旧山頂標識

 山頂にてお湯を沸かし、その間に山頂周辺を散策する。少し東側に移動すると西に冠山・寂地山が美しく、冠山の左手には容谷山・小五郎山が聳えている。更にその左手には鬼ヶ城山・羅漢山と続き南方面には大峯山を確認することができた。

容谷山・小五郎山・冠山・寂地山

 山頂標識まで戻り、美味しいコーヒーを飲みながら大星さんと山座の同定を楽しむ。空の色はとても青く、雲一つない快晴の下、雪山の展望と新雪を楽しむ。雪の上の道無き道を徘徊しながら周囲の展望を楽しんだ後、下山を開始することにした。

展望地から山頂を眺める

 山頂より南西方面に400m下りると分岐が現れ、そのまま進むと公園センタへーまで2.7km、左に向かうと3.2kmと書いてある。まっすぐの道には踏み跡が続いていたので左の銀世界に向かう。踏み跡を付けながら歩いて行くのはなかなか気持ちが良いものだ。

踏み跡のない雪道 下りてきた道

 途中の冠山方面を眺める場所にて展望を楽しんだ後、更に下りて行くと「クロスカントリーAコース」の標識が現れ、元来た道に戻りそうになったので、周回道を取るため分岐を右に取り、少し登り返すと小室井山からは600m下の周回道に合流した。

クロスカントリーAコースの分岐を右に取る 周回道に合流し、下りて行く

 この先はクロスカントリーAコースの標識に従い、快適なる周回道をしばらく歩いて行くと、「公園センターへ1km標識」の立つ休憩所に到着した。ここまで戻ればもう後わずか、休憩舎にてお湯を沸かし昼食を取る。大星さんと暖かいカップヌードルをすすりながら空の青さについて話した。本当に今日の空の色は素晴らしい。

休憩舎に到着 休憩舎前にて記念撮影

 遅い昼食を済ませて快適なサイクリングロードを戻って行くと、まもなく公園センターに到着、一周回りの山歩きが終了した。素晴らしい銀世界と真っ青な空を眺めながら、雪道歩きを十分楽しめた一日だった。大星さん楽しい冬山へのご招待、ありがとうございました。

公園センターへの道 センター手前のもみの木

真っ直ぐに続く道

山頂手前

山頂風景

ダイヤモンドのようにキラキラしている

踏み跡が残る 

吉和冠山

女鹿平スキー場

青い空と白い雪

 

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歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 広島県廿日市市 小室井山 登山口付近のMAP

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