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→0:38→ 登山道入口 →0:07→ 駐車地
最初に登るのは急登の米ノ餅山で、駐車地を出発し山口県と広島県の県境を目指す。亀尾川沿いを進み県境に着けば左側に米ノ餅山へ向かう目印テープが多く巻かれていた。県道を離れ山道に入るが最初から急登が始まる。
手がかりの木をつかみながら滑らないよう一気に高度を上げる。足下には落葉が堆積しており、ずるずる滑りながらも少しずつ高度は上がっている。間もなく岩が現れるので岩の上を踏み越えて高度を稼ぐ。
更に急登が続き、慎重に高度を上げていると次第に傾斜は緩やかになる。周囲に目印のテープが多いため進路に迷うことは無い。やがて作業道と出会うが作業道にイバラが多いので尾根の方が歩きやすい。
植林帯の中で再び坂の傾斜が増し、一気に高度を上げてると再び作業道と出会う。ここでも作業道を離れて尾根沿いを進むが、周囲に紅葉が美しくなったところで作業道の方が歩きやすくなった。
わずかな距離だが作業道を進んだ後、樹林の中に入る。急登だが歩きやすい樹林の中で高度を上げているとやがて傾斜が緩み、間もなく平坦な米ノ餅山の山頂に着いた。ここまでとにかく急登が印象に残る登山である。
山頂から西へ進むと目の前に白いレーダードームが特徴的な羅漢山が現れた。羅漢山方面には何も遮るものはなく、この方向のみ樹林が伐採されているようだ。
しばらく青空の下にそびえる羅漢山の展望を眺め、頭上にわずかに残る紅葉を観賞して下山を開始した。下山は急斜面を滑るように下り、それこそあっと言う間に県道に下り立った。米の餅山は登りも下りも急傾斜が印象的な山である。
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