鎌倉山(かまくらやま)鳥取県南部町 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2008年11月3日 こもれび広場 →0:25→ 山頂まで1km標識 →0:20→ 鎌倉山城跡 →0:20→ 鎌倉山山頂 →0:10→ 鎌倉山城跡→ 0:30→ こもれび広場 全歩行時間 1時間45分 鳥取県南部町の鎌倉山、山頂手前には戸田備中森正が初めて築いた城と言われる鎌倉山城跡があり、山頂には麓の金山地区の開田記念に祀られたお地蔵様と石碑が立ち、晴れた日には大山も望める山である。 いよいよ遠征最終日、ところが溝口展望駐車場から大山は全く見えない。今日は一日曇りなのだろうか。駐車場を出発、 国道181号を南下し、鬼守城交差点を右折、県道46号を南下する。二部交差点を右折し県道35号を進むと、金山大橋から鎌倉山を眺めることが出来た。
間もなく金山地区に入ると鎌倉山の標識が見えたので標識に従い左折、道なりに進むと橋の手前に再び鎌倉山の標識が立ち、標識に従い橋を渡る。右手に金山水源地を過ごし、最後の民家を右手に過ごせば鎌倉山グリーンラインと合流する。
この分岐を左に採るとすぐにこもれび広場に到着、この先は通行止めとなっている。駐車場に車を置き早速登山を開始。周囲の施設や標識が少し荒れ加減だが、登山口の標識はしっかりしているので入口を間違えることはない。
登山道入口にはコンクリートの舗装がしてあり、草が茂ることはない。少し進むと地道となり、この先で登山道は左へと向く。木の橋を渡り左手に沢を眺めた後、道なりに植林帯を登って行く。すぐに山頂まで1.5kmの標識を過ごし、もう少し登ると標高400mの標識が現れた。
杉の植林帯を折り返して登れば標高450m標識を過ごす。この付近の紅葉はこれから始まるようだ。周囲に赤松が増え、標高500m標識と残り1km標識をそれぞれ過ごせば杉の植林帯と別れる。
植林帯が終わると登山道は右へと向き、自然林の中に紅葉の始まりを見つけることが出来た。ゆっくり紅葉の始まりを確かめながら進むと標高550m標識を過ごし、この先からようやく鎌倉山の山頂が木の間越しに見えてきた。横木の渡された坂道を登れば、もう山頂まで残り500m、少しずつ周囲の展望も美しくなる。
左右に笹の茂る登山道には整備された木の階段が続き、少しずつ高度を上げて行けばまもなく標高600m標識を過ごす。この先には平坦な笹原が広がり、間もなく鎌倉山城跡に到着した。この城は戸田備中森正が初めて築いた城と言われている。
説明板を眺めた後、城跡の標識を過ごし、笹原を抜けると登山道は左上に続いている。少々きつい傾斜を折り返しながら進んで行き、足下の狭い登山道を少しずつ登って行けば標高650mを過ごす。もう少し踏ん張れば登山道は大きく左手へカーブを描き、この先は山頂へと向かう直登となる。
周囲には紅葉が見られる 樹林の下をゆっくり登ればもう標高700m、もう少しで山頂だ。滑り易い花崗岩質の登山道をゆっくり進めば、周囲の紅葉が素晴らしい。間もなく平坦な山頂に到着、山頂にはベンチが置かれ、三角点と開田記念の石碑・石仏が置かれている。 山頂風景 開田記念の石碑と石仏 鎌倉山山頂の石仏(動画) 山頂からは北東方面の展望が開けており、眼下には登山口に向かう途中立ち寄った、金山大橋が見えている。但し、全般的に霞んだ展望なので遠くまでを見晴らすことは出来ない。 眼下に広がる展望は霞んでいる 山頂付近の紅葉 周囲に広がる紅葉を満喫したので鎌倉山の山頂を出発する。笹の茂る登山道を下りて行けばすぐに鎌倉山城跡、時折日射しの戻る、紅葉の美しい登山道を戻れば杉の植林帯へ。杉の植林帯をジクザグに下りて行くと最初の橋へ、更にもう少し歩けば登山口に到着した。
天気さえ良ければ、鎌倉山山頂からは大山を眺めることも出来るそうだ。紅葉が美しく、山城跡があり、山頂の石仏に出会える鎌倉山、これは素晴らしい山の一つである。こもれび広場を出発、県道35号をそのまま引き返し、途中の金山大橋から背後に広がる鎌倉山を眺めながら昼食を摂る。なかなか良い景色だ。
こもれび広場 鎌倉山城跡 鎌倉山山頂 石仏 紅葉 鎌倉山 前の山 孝霊山 を見る 次の 花見山 を見る 登山口周辺の地図はこちら 鳥取県南部町 鎌倉山 登山口付近のMAP |