神西城址(じんざいじょうし)島根県出雲市

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2023年4月10日
登山口 →0:13→ 山頂 →0:08→ 登山口
全歩行時間 0時間21分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 安来市の社日山登山の後、次は尼子十旗の神西山城へ向かう。この山は出雲市の神西湖横に位置しており、今回の登山計画には入っていなかった。今回登った山を確認していると、初日の矢筈山(馬木城)、昨日の熊野要害山(熊野城)と、いずれも尼子十旗の城跡だった。改めて尼子十旗についてを調べてみると、残っているのは神西城址と三刀屋城址の2山になっていた。そこで、今回の島根遠征の最後に、この2山へ向かうことにした。
神西城址登山口には鳥居と那賣佐(なめさ)神社の石柱が立っている

 神西城址の登山口へ向かう起点を出雲市東神西町の湖陵総合公園とすれば、公園の南を通る出雲ロマン街道を東へ進む。公園から約2.7km進み、左側に気をつけていると那賣佐(なめさ)神社の案内があり、この付近の左側が広くなっているので車を置いて周囲を観察する。

那賣佐神社案内(クリックで拡大) 神西城址案内(クリックで拡大)
途中で石鳥居を潜る 左右に灯篭を過ごす

 付近には神西城址の案内図、那賣佐(なめさ)神社の説明板等が掲示されているので登山前に知識を仕入れておく。神西城址那賣佐神社(高倉山)登山口の石柱を確認して石鳥居を潜り、階段を登る。この先で再び石鳥居を潜り左右に灯篭を過ごす。

那賣佐神社へ参拝 神社城址登り口に入る
階段を登る 名木クロガネモチを見上げる

 すぐに那賣佐(なめさ)神社前に着くので参拝し、神社の左に向かうと神社城址登り口(徒歩5分)と案内されていた。階段を登れば進路は右に変わる。そのまま道なりに擬木の階段を登ると途中には名木クロガネモチの案内を見る。

左右に矢竹を過ごす 椿
明るい登山道を進む 広く平坦な神西城址
 大きなクロガネモチの木を見上げた後急登へ向かう。左右に矢竹が多く、これらは尼子の時代からこの地に自生しているのだろう。急登の途中で藪椿の花を観賞し、更に高度を上げれば広く平坦な神西城址に到着した。
四等三角点が置かれていた 神西城跡案内(クリックで拡大)
石碑と説明板 城址からは神西湖が見える

 三等三角点の置かれた城址には東屋が建ち、神西城跡の説明板と神西城址の立派な石碑が置かれていた。城跡からは北に出雲北山が広がり、弥山、万ヶ丸山、鼻高山などが懐かしい山容を見せている。

神西湖 出雲北山
イルミネーション設備? 城址に咲く椿

 城址横には夜間に光を出す設備があるようだが、どのようなものなのかは夜にならないと分からない。神西湖や日本海の展望を眺めた後下山を開始、すぐに登山口に下り立った。
 今回の最後の目的地、三刀屋城跡へ向かう前に、大国主命の妻の須勢理姫命が産湯を使われたという伝説の残る岩坪へ立ち寄る。この岩坪には10年前、二ッ丸に登った際に訪問していた。「出雲国風土記」に『なめしいわ』として記され、滑らかな岩に流れる水で、大小の甌穴が見られる史跡である。

岩坪案内と説明板
岩坪と甌穴
那賣佐神社
神西城址

神西湖

出雲北山

 前の山 社日山・十神山 を見る

 次の山 三刀屋城址 を見る

歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 島根県出雲市 神西城址 登山口付近のMAP
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