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神西城址の登山口へ向かう起点を出雲市東神西町の湖陵総合公園とすれば、公園の南を通る出雲ロマン街道を東へ進む。公園から約2.7km進み、左側に気をつけていると那賣佐(なめさ)神社の案内があり、この付近の左側が広くなっているので車を置いて周囲を観察する。
付近には神西城址の案内図、那賣佐(なめさ)神社の説明板等が掲示されているので登山前に知識を仕入れておく。神西城址那賣佐神社(高倉山)登山口の石柱を確認して石鳥居を潜り、階段を登る。この先で再び石鳥居を潜り左右に灯篭を過ごす。
すぐに那賣佐(なめさ)神社前に着くので参拝し、神社の左に向かうと神社城址登り口(徒歩5分)と案内されていた。階段を登れば進路は右に変わる。そのまま道なりに擬木の階段を登ると途中には名木クロガネモチの案内を見る。
三等三角点の置かれた城址には東屋が建ち、神西城跡の説明板と神西城址の立派な石碑が置かれていた。城跡からは北に出雲北山が広がり、弥山、万ヶ丸山、鼻高山などが懐かしい山容を見せている。
城址横には夜間に光を出す設備があるようだが、どのようなものなのかは夜にならないと分からない。神西湖や日本海の展望を眺めた後下山を開始、すぐに登山口に下り立った。 今回の最後の目的地、三刀屋城跡へ向かう前に、大国主命の妻の須勢理姫命が産湯を使われたという伝説の残る岩坪へ立ち寄る。この岩坪には10年前、二ッ丸に登った際に訪問していた。「出雲国風土記」に『なめしいわ』として記され、滑らかな岩に流れる水で、大小の甌穴が見られる史跡である。
神西湖
出雲北山
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