最近は春の花の観賞を続けている。今回は2年前に初めて登った市間山から立岩山への縦走路でサルメンエビネの花を観賞する。前回と全く同じコースをとり、戸河内インターから三段峡方面へ進む。安芸太田町役場先の分岐を左折し田吹集落へ向かう。この付近の行程については前回2018年10月11日の登山記を参考にすると良い。
登山口を出発、最初から急な坂が続くが、足下にはギンリョウソウが多い。更に進めばチゴユリ、ユキザサと足下に春の花を鑑賞する。傾斜が緩めば道の途中に三角点の置かれた市間山山頂に着く。秋と違うのは、周囲の木々に青葉が美しく、立岩山や十方山方面は視界が遮られている。
縦走路を進み周囲に気をつけていると、登山道脇に多くのサルメンエビネを見つける。ただし、道路脇よりも少し奥に入った所に咲いている花の方が元気が良く、茎もしっかりしているように見える。多くの花を観賞し時間を掛けて立岩山へ着くと、山頂付近にはベニドウダンを多く見かけた。山頂を過ごして更に進むと立岩があると後続の登山者より説明を受けたので、奥へ行くと尖った岩を見つけた。これが立岩なのだろう。
山頂での休憩後、下山を開始。春の花々を観賞しながら時間を掛けて登山口まで引き返した。来年もまたこれらの花を眺めたいものである。
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