犬伏山　広島県安芸高田市

犬伏山（いぬぶしやま）広島県安芸高田市

２００８年　９月２８日

犬伏山

大澤田湿原駐車場　→０：１０→　三瓶山展望地　→０：１０→　７７５ｍピーク

　→０：１０→　犬伏山山頂　 →０：１０→　７７５ｍピーク　→０：１５→　大澤田湿原駐車場

全歩行時間　０時間５５分

　犬伏山は笹の美しい山で、山頂に至るまでの簡単な笹藪こぎがとても楽しい。また、山頂手前には馬酔木の巨木群が見られ、山頂からは南西方面に展望が開け、とても明るい山である。


旧庄屋屋敷の殿敷	春日神社

　広島県三次市作木町の本郷地区にて旧庄屋屋敷の殿敷を見学。更に進んで右手に春日神社を過ごし、県道を道なりに進めば江の川に架かる両国橋が見えてくる。この橋を渡れば島根県邑南町に入り、口羽の町並みを抜ける。


江の川に架かる両国橋を渡る	島根県邑南町に入る

　この先から県道４号を南下すれば歴史ある直会峠（すくえだお）を抜け、広島県安芸高田市の高宮に入る。直会川沿いを下り下原地区を右折、南西方面に進むと下郷地区に着き、ここでようやく国道４３３号と合流した。


直会峠	地蔵堂と直江峠（広島側から）

　そのまま国道を道なりに進み、島根県邑南町方面へ向かう。この先の分岐も邑南町方面に取り、県道６号に入る。間もなく新大橋を渡り、橋を渡ると同時に右折すると正面に「眺望豊かな大自然と伝説の地」犬伏山への標識を確認することが出来る。


国道４３３号を島根県邑南町方面へ向かう	次の分岐は県道を邑南町方面に取る

新大橋を渡り右折する	次の分岐も右折

犬伏山へ左折する	案内板

　次の分岐も標識に従い右に採り、その次の分岐は左に採る。要所に置かれた案内板の標識を確認しながら進むと観光協会駐車場に着く。説明板によるとこの駐車場から登山口まで約５０分、更に登山口から山頂までは８０分と説明されている。一周回りだと山頂まで２時間以上かかりそうなので、西道の登山口まで車で乗り入れ、山頂まで往復することにした。


未舗装道を進む	天然記念物大澤田湿原に到着

　駐車場の先から未舗装林道を進み、観光協会駐車場からは８分で西道登山口の駐車場に到着した。駐車場には安芸高田市指定文化財、天然記念物大澤田湿原の説明板が設置されていた。

標識に従って広い駐車場を出発

　早速登山口を出発、周囲に咲く美しい花々を観賞しながら林道を進む。すぐに犬伏山登山口の標識が設置されているので右の林道へと進み、この先で標識に従い直進、周囲に笹が目立つと標識を見て右への分岐に入る。


標識に従い直進	笹が目立てば標識を見て右への分岐へ

　周囲には笹が茂り、美しい笹を眺めながら進んで行く。要所には標識が設置されているので迷うことはなさそうだ。すぐに三瓶山展望５分の標識が現れるので左手の斜面に向かう。斜面に取り付くとすぐに平坦な展望地に到着、少し霞んでいるが三瓶山を眺めることが出来た。


笹を眺めながら進む	三瓶山の展望地へ向かう

三瓶山の展望	足下には狼城の標識

　足下には狼城の標識があるので、笹の道を進めば狼城に着くのだろうが、元の道に戻ることにした。分岐まで戻り、犬伏山への道を進む。すぐに登山道は右へ向き、背の高い笹を抜ければ快適な登山道となるが、再び笹の茂る道が現れる。周囲の笹の美しさに感動、この犬伏山の笹は本当に美しい。


標識に従い進む	笹が無くなると歩きやすい

　間もなく７７５ｍピークに着き、この先鞍部へと下ることになる。踏み跡ははっきりしているので安心だが、背丈以上の笹道が続いているので慎重に下りて行く。鞍部に着けば左右に点在する大岩を眺めながら緩やかな斜面を登り返す。


背の高い笹をかき分けながら鞍部に向かう	左右に点在する大岩を眺めながら進む

　周囲は間もなく馬酔木の巨木群となり、平坦な自然林の下を快適に進んで行く。と・・・、突然犬伏山の山頂に到着した。三瓶山の展望地に寄り道した１０分を差し引くと、登山口からの所要時間３０分、本当に疲れる間もなく山頂に着いた。山頂からは南西方面の展望が広がり、端正な山並みも見えているが、個別の山名を確認することは出来なかった。