富士山(ふじさん)静岡県富士宮市より

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2010年8月21日

富士宮口新五合目 →0:25→ 六合目 →0:55→ 新七合目 →0:40→ 元祖七合目

 →0:55→ 八合目 →0:30→ 九合目 →0:30→ 九合五勺 →0:40→ 富士館

 →0:15→ 剣ヶ峰 →0:15→ 銀明水 →0:35→ 八合目 →0:25→ 七合目

 →0:30→ 馬の背 →0:20→ 宝永火口 →0:25→ 六合目 →0:15→五合目

全歩行時間 7時間35分

 いよいよ富士山登山、大星さんと一緒に昨日富士宮口2合目の水ヶ塚駐車場へ午前2時半に到着、3時前に就寝、5時前に起床、従って睡眠時間は2時間程度。でも日本の最高峰に登るという緊張感で、不思議と目が冴えている。

 朝食のサンドイッチをお茶で食べていると、目の前の富士山は、朝日を浴びた赤富士から青空をバックにした富士山へ変化して行く。この変化がとても美しい。本日のリュックの中身はコンパクトにしたつもりだが、やはりいろんな物が入っている。

朝日を浴びた赤富士から青空をバックにした富士山へ変化

 雨合羽・傘・ヘッドライト・長袖ポロシャツ・着替え用Tシャツ・ティッシュペーパー・手袋・予備用手袋・タオル・予備用タオル・酸素缶・スポーツ飲料2リッター・お茶300ml・水1.7リットル・おむすび3個・カップヌードル・携帯用箸・ゴミ袋・三脚携帯用椅子・ビニールシート・粉末スポーツ飲料(500ml用)2袋・ドリップコーヒー・紅茶・カロリーメイト他携行食・飴・予備用メモリーカード・予備用充電池。(青色の文字で表示した物は使用しなかった)

 これ以外に記録用GPS・デジタルカメラ2台・携帯電話。とても重そうだが、帰りに水分4キロは無くなる予定である。また、水分が多すぎるように見えるかも知れないが、実際には、九合五勺の山小屋で1本500円のお茶が必要になってしまった(この日の九合五勺の温度計は19度)。

切符を購入しシャトルバスへ乗車

 土産物店へ行くと金剛杖を売っていたので、金800円にて購入。これから山小屋へ着くたびに焼印を貰うことにする。シャトルバスの往復切符(1300円)を購入し富士急バスに搭乗、午前6時40分に標高1500mの水ヶ塚駐車場を出発、7時13分に標高2400mの富士宮口新五合目に到着した。

五合目売店 眼下に広がる雲海

 一気に900mの高度を稼ぐため、耳が詰まった状態となり、五合目に着いたときには、頭痛はないものの、少しのどの奥に違和感を感じた。これが私の高山病の症状である。前回の高山病は、3952mの台湾玉山(新高山)。高山病は初めてではないが、身体を高地に慣らすため、30分程度の休憩を取ることにした。

富士山五合目 富士山山頂方面

 

五合目登山口の風景(動画)

 展望台から周囲を眺めると、雲は目線の高さ以下にあり、雲を見下ろすという感じがする。また、山頂方向を眺めると、左手には山頂のレーダードームが見えており、その右側の少し下った場所には、鳥居と標高3250mの表口八合目の御来光宿泊所(池田館)を確認することができた。

表口八合目の御来光宿泊所(池田館) 子鹿のお出迎え

 五合目小屋にて金剛杖に最初の焼印を頂いた。料金は200円だがとても思い出になりそうだ。これから向かう方向を眺めながら小休止を取っていると、30分の休憩時間はあっという間に終了、五合目にて大星さんと記念撮影の後、五合目小屋を出発、目の前には早速かわいい子鹿が現れた。

富士山登山道に入る 火山灰なのでズルズル滑る

 富士山案内図を眺め、「富士山表口五合目、標高2400M」の案内を確認、いよいよ日本一の富士山登山道に入る。すぐに富士山富士宮口五合目公衆トイレ(バイオトイレ)を右に過ごし、左右にロープの張られた道を進む。火山灰の登山道なので最初から足下がズルズル滑る。すぐに登山道は右へ向き、山腹につけられた緩やかな傾斜の広い道を進むことになる。

緩やかな傾斜の広い道 ブルドーザーが走っている

 周囲に樹林はなく、登山最初から森林限界を超えての登山は、台湾の玉山以来なので、見る物すべてが新鮮。まばらに続く人の列が遠くまで続いている。まだ歩き始めなので、高地に体を慣らすため、極力歩く速度を遅くしており、後ろから来る人に追い越されているのがわかる。山頂方面の空はとても青く、気持ちの良いコバルトブルーにつられ、焦りがちな歩き方を押さえるのに気を遣う。

足下に咲く花 ブルドーザー専用道

 富士山上空には沢山の飛行機が飛び交っており、この上に定期空路が続いていることがわかる。少し上の裾野を何かが動いているのを見つけた。これはブルドーザーで、荷物の運搬用なのかも知れない。ちなみに、このブルドーザー専用道は立ち入り禁止となっている。間もなく前方に山小屋が見えてくるが、近くに見えてもなかなか着かない。この小屋は標高2500m、六合目宝永山火口入口の雲海荘と宝永山荘、ここでも金剛杖に焼印を頂く。

六合目宝永山火口入口の雲海荘 案内標識

 宝永山荘の先から登山道は続いており、ごつごつした火山岩が露出している。少し登って2軒の山小屋を振り返ると、屋根が日の光を浴びてとてもまぶしい。坂の傾斜は緩やかだが、足下は砂利状態なので気をつけないとズルッと滑る。進行方向には青空が続くので気分は最高、東上の方向にはぷっくりふくらんだ宝永山が山裾からはみ出ている。

ごつごつした火山岩 2軒の山小屋を振り返る
宝永山 足下は岩場状態

 足下は岩場状態に代わり、浮き石を下に落とさないよう注意の必要な場所となり、慎重に足場を選ばなければならない。ここで宝永山を眺めていると、平坦な山頂付近には木が均等に置かれているように見えた。また正面上の方向には赤茶けた火山岩が断層のようにそびえている。いずれ近くになれば断崖のようになっているのかも知れない。

木が均等に置かれているように見える宝永山 火山岩が断層のようにそびえている

 足下はますます滑りやすくなり、坂の傾斜も急なので小休止を取る人が増えてきた。私は最初からスローな足取りなので、休む必要がない。でも上を眺めれば、とても急な一本調子の坂が続くので、なるべく上の方向は見たくない。周囲を眺めていると、いくつかの花が咲いており、この中にピンクの美しい花を見つけることができた。近くに行きたいのだが、立入禁止のロープが張ってあり、遠くから眺めることしかできないのは少々残念である。

小休止 ピンクの花

お花畑付近の風景(動画)

 登山道周辺の景色は、流れ込むガスにより、刻一刻とその姿を変えている。ガスが晴れて周囲がすっきりした展望になれば、とてもうれしくなる。それまで砂利状態だった足下は細かい火山灰の道となり、これはこれでズルズル滑る。まるでロールベアリング状態の道を滑らないように進むのだが、この道は、宮崎県の高千穂峰で経験した滑りやすい道と、同じ状態であることを思い出した。

急登が続く

赤茶けた火山岩 前方に山小屋

 やがて足下に新七合目まで300mの案内を発見、これはとても心強い案内である。前方を眺めると山小屋を確認、眼下を見下ろせば六合目小屋が見えている。岩の点在する道をゆっくり進み、周囲を見回せば雲は目線の下にある。こうしてみるとやはり高い場所を歩いていることを実感する。

下から雲が迫ってくる 七合目小屋へ

 この付近で大星さんに追いつき、追い越し、少し先を歩き始めた。七合目小屋を見上げれば、とても坂の傾斜がきついことを改めて確認、滑りやすい登山道の続く富士山登山は、なかなか厳しいことがわかってきた。眼下に広がる雲海と、青空をバックにした七合目小屋。雲より高い場所を歩いている事がとてもうれしい。

富士宮口新七合目の御来光山荘 新七合目を出発

 石造りの階段が現れると、もう一登りで七合目小屋へ到着。ここは富士宮口新七合目の御来光山荘。標高2780m、頂上まで3440m、新五合目まで1760m、頂上まで約3時間の位置である。早速金剛杖に焼印を頂き、小休止の後出発。上には次の山小屋が見えており、下を見下ろすと、ガスが吹き上がっているように見える。登山道はジグザグを描きながら続き、登山者の中には、歩くのがつらそうな人も目立ってきた。

登山道はジグザグを描きながら続く 岩を避けながら進む

 赤茶けた火山岩を眺めながら高度を上げていると、上から下りる人が増えてきた。滑りやすい道を辛抱しながら進めば、やがて元祖七合目まで300mの案内が見えた。この案内には本当に勇気づけられる。滑りやすい、本当に滑りやすい道を苦労しながら進む。下方向には雲が広がり、山頂方向には青空が続く。このコントラストが素晴らしい。

下山者が多い 赤茶けた火山岩
元祖七合目へ向かう ブルドーザー道を横切る

 ジグザグにつけられた赤茶けた登山道の先は、火山岩の道に代わり、標高3000mを過ごせば、ブルドーザー道を横切る。この先の階段を一気に登ると、ようやく標高3010mの元祖七合目、山口山荘に到着した。金剛杖に焼印を頂き、小休止の後、山口山荘を出発。このあたりからガスが周囲を覆い始めた。

元祖七合目の山口山荘 金剛杖に焼印を頂く

 足下には岩が目立ち、火山岩の階段を登る場所もある。周囲には大きな火山岩が目立ち、岩を除けながら進む。でもこの大きな火山岩が珍しく、岩をさわりながら進む。さすがに足下が不安定なので、このあたりには横木の階段が整備されており、少し安定して歩くことができた。この階段付近で八合目まで200mの案内を見つけた。これはとても心強い案内である。

元祖七合目を出発 大きな火山岩が目立つ
岩の間を進む 板の階段

 ロープの渡された岩道を進むと、この付近は少し道幅が狭くなっているので、渋滞が始まりかけている。登山者と下山者が交錯しながら、少しずつ渋滞が緩和されていることがわかる。周囲には相変わらずガスがかかっており、八合目小屋の全景がなかなか見えない。

渋滞の始まり 八合目が現れた

 突然ガスが流され、八合目小屋が現れた。気まぐれな風とガスの演出により、とても劇的な現れ方をした八合目小屋。八合目からは奥宮境内地となり、その案内が置かれている。この八合目の池田館には富士山衛生センターが併設されている。標高は3250m、もう山頂まで残りは500m程度である。焼印を頂き、もう少し進むとかわいいお地蔵様と対面。この先で登山道を少しはずれ、鳥居の場所で小休止を取った。

八合目の池田館 かわいいお地蔵様

 ガスが晴れて明るい日差しが戻ったところで八合目を出発。ますます坂の傾斜はきつくなった気がする。周囲の火山岩には、ぼこぼこと穴が開いており、これが人為的なものか自然にできたものかは解らない。相変わらず続くロープの間につけられた道を滑らないように進む。

八合目を出発 穴の開いた火山岩

火山岩の道

 火山岩の道はとても歩きやすいのだが、ズルズル滑る道は当然のごとく歩きにくい。但し、周囲の青空に元気づけられながら高度を上げている。今日が晴れているのが一番の元気の元である。青空を目指して高度を上げていると、間もなく前方に九合目の山小屋が見えてきた。大きな岩を縫いながら進むと、九合目小屋まで200mの案内を確認、ぞろぞろとまばらな一列縦隊で坂道を折り返しながら進めば、間もなく九合目小屋へ到着。この小屋の周囲は石垣で囲ってあるようだ。

九合目小屋へ

九合目の万年雪山荘

 九合目小屋は万年雪山荘、しかしながら小屋から万年雪は見えなかった。標高3460mで焼印を頂き、息を整えるため小休止を取る。この休憩中に頭がずきずきと痛む。わたしの高山病は、歩く間はたいしたことはないのだが、こうしてゆっくり休憩を取ると症状が出てくる。この小屋での休憩中に12時を過ぎたので、昼食を摂ることにした。本日は日本一の富士山登山、昼食も豪華でカップヌードルにおむすび3個、食後のお菓子まで用意した。

豪華昼食 九合目小屋を出発

 一番の楽しみである昼食は、期待以上の美味しさ。雑炊まで楽しんで締めは美味しいコーヒータイム。午後1時に九合目小屋を出発、鳥居を潜り登山道に入る。足下は堅い火山岩の道となり、少し歩き易くなった。大岩の目立つ急な坂道をジグザグに進むが、歩き易いので大して苦にならない。眼下には九合目小屋が陽に照らされて美しく輝いている。右側斜面の下に雪渓を確認、この下の小屋が万年雪山荘であることがよく解った。

九合目小屋を見下ろす 火山岩の道
雪渓 大規模な石組み

 雪渓を見ながら進んでいると、九合五勺まで200mの案内を確認、足下は再び滑り易い岩道となる。見上げれば大規模な石組みが見えており、この上が九合五勺の小屋である。火山岩の岩道を折り返しながら登れば、間もなく九合五勺小屋の胸突山荘へ到着。標高は3590m、もう頂上までは30分の位置である。この場所の温度は19度、今日はとても暑いようだ。

石組みの間を登る 九合五勺小屋の胸突山荘
温度は19度 最後の焼印を頂く

 この小屋で焼印を頂くのに時間が掛かり、結局20分以上のロスタイムとなった。少し登って胸突山荘を見下ろすと、屋根には石が沢山乗せてあった。いよいよ次は山頂である。最初は広い道もすぐに狭くなり、山腹につけられた道を歩くことになる。足下はますます滑り易く、山頂付近を眺めると大渋滞であることが見て取れた。上からの下山者も多く、登山者とすれ違うスペースが狭いためにどうしても立ち止まらなければならない。こうして渋滞が始まるのである。

次は山頂 山頂は目前
空は青い 渋滞が始まった
山頂へ続く列 鳥居を潜れば山頂

 空の青さに感動し、眼下に広がる雲を眺める。とても贅沢な展望に満足していると、やがて山頂まで200mの案内が現れた。周囲にそそり立つ岩を観賞、時間の経つのも忘れながら牛歩の如く歩いていると、目の前に鳥居が現れた。鳥居を潜れば頂上へ到着。頂上浅間大社奥宮へ参拝、沢山のお願いをした。金剛杖に最後の刻印を頂き、金剛杖は一番の思い出の品となった。

頂上浅間大社奥宮

金剛杖に刻印を頂いた 富士山頂郵便局

 ここで銀明水を買おうとしたが、飲用ではないというので、買うのはやめた。駒ヶ岳へ行き周囲の展望を眺めた後、再び浅間大社の写真を撮り、山頂の周囲を眺める。特に雄大な火口は素晴らしく、雪渓の残る火口など、初めて眺める光景に感動した。何時まで眺めていても見飽きない展望とはこういう景色を言うものだと思った。

駒ヶ岳 広い火口

山頂にて

 

富士山山頂風景(動画)

 最高峰の剣が峰へ行く途中に時計を見ると、時刻は丁度午後3時。おはち周りをして、元来たルートを戻る私と、宝永山を経由して戻る大星さんはここで一旦別れた。私は日本最高峰の剣が峰へ向かう。ずるずる滑る道なので足を踏ん張り、左側にある手摺りを伝ってようやく日本最高峰へ到着。ここには二等三角点が置かれていた。しばらく最高峰に立ち周囲を眺めていたが、風が強いのとずるずる滑る歩きにくい道のことを考えて、おはち周りは諦めた。

剣ヶ峰 剣ヶ峰への道は滑る

日本最高点、右に二等三角点

電子基準点

 富士山頂から眺める景色は素晴らしく、特に火口と眼下に広がる雲の姿。これは一生忘れることは無いだろう。下山は大星さんの後を追いかけて、途中まで御殿場ルートを採り、宝永山の分岐から新五合目へ向かう事にした。

剣ヶ峰から見下ろす展望 剣ヶ峰から下山開始

平坦な山頂

 周囲に大岩を眺めながら一気に下る。上を見上げれば、山頂方面はスカイブルーでとても美しい。目の高さには雲海が広がり、飛行機の中で眺めた景色が広がっている。これも感動ものである。間もなく大星さんと合流、途中でコーヒーを飲み、周囲の景色を楽しんだ。

御殿場ルートへ向かう

下山開始 下山場所を振り返る
眼下に雲海が広がる 断層のような火山岩

 八合目の赤岩八号館・七合目日の出館をそれぞれ通過、時刻は午後5時前なので、少し暗くなり始めた。大砂走りの案内に従い高度を下げていると、富士宮口の案内を確認、宝永山の案内もあるので安心して進路を選ぶことができた。そのまま道なりに進んでいると、大砂走りの方向には大きなガスがかかってきた。これは雄大な景色である。この光景に見とれていたら、こちらの進行方向にもガスがかかってきた。

八合目の赤岩八号館 七合目日の出館
大砂走りの方向には大きなガス 宝永山には均等に置かれたような木が見える

 ガスの晴れるのを待ち、進行方向を確認して進む。宝永山に向かってみたかったのだが、ガスに巻かれるのが怖いので、そのまま下山を続けることにした。周囲に広がる山肌はとても神秘的な形をしており、思わず足を止めてしまう。宝永山方向の景色も美しく、景色に見とれていたらいつの間にか周囲にガスが広がり始めてきた。

ガスの中を下る 宝永火口へ到着

 この頃私は、左足に違和感を感じ、足が上がらない状態になっていた。痛い足をこらえながらゆっくり歩いていると、やがて宝永火口の案内のある場所に到着し一安心。この付近で、ガスが無くなり周囲に展望が戻ってきた。ところがここから六合目小屋までは登り坂となる。

ガスの中を進む 六合目小屋へ到着

 最後の坂に、足を引きずりながらゆっくり歩を進める。ゆっくり歩きなら足に負担が掛からず、先程のような痛みは少し治まった。間もなく御殿庭分岐に着き、分岐を右折、ほとんど平坦な道を進むと、やがて小屋の手前で花を見つけた。

 六合目の雲海荘を出発、もう午後6時を過ぎており、周囲は薄暗くなってきた。眼下に広がる雲海を眺めながら坂を下り、新五合目へ到着し、無事富士山登山は終了した。新五合目登山口から眺める山頂方向は、朝と同じでスッキリと晴れていた。

新五合目登山口へ到着 山頂方面は晴れていた

 シャトルバスに乗り込み、二合目の水ヶ塚まで戻った。重いリュックを下ろし、登山靴を脱ぎようやく楽な体勢となる。暗がりの中に見える富士山には、登山者のヘッドライトの線が続いていた。やはり富士山は日本一の山であり、日本一の山の山頂に立てた事は一生忘れることのない思い出である。

 なお、富士山の登山基地、水ヶ塚駐車場を出発、吉野家にて夕食を摂り、近くの温泉にて汗を流して落ち着いたところで高山病による頭痛がすっきり取れた。

 そのまま次は乗鞍岳の登山基地である岐阜県高山市の平湯温泉を目指す。地図も見ず、ナビに従って進んだので、いったい何処を走っているのかさっぱり解らず、翌日早朝午前2時過ぎに平湯温泉アカンダナへ到着。昨日よりは少し余裕を持ち、大星さんとビールで富士山登山に乾杯。高原なのでとても涼しい夜である。

頂上浅間大社奥宮

剣ヶ峰へ

日本最高峰3776m

日本最高峰からの展望

最高峰から下山

 前の山 大黒山 を見る

 次の山 乗鞍岳 を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 静岡県富士宮市 富士山富士宮ルート 登山口付近のMAP

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