法華山(ほっけさん) 山口県岩国市本郷村 | ||||||||||||||||||||||||||||||
2005年9月18日(日曜日) 法華山 登山口 羅漢高原 ガイド本 金光康資著 防長山野へのいざない 登山開始 12:05 山頂到着 12:42 下山開始 13:36 下山終了 14:07 登山時間 0:37 山頂滞在時間 0:54 下山時間 0:31 所要時間数 2:02 残暑が厳しく、日射しが強いので涼しいところに行きたいと妻が言うので、避暑のため本郷村のらかん高原に行き、登山道が整備されていれば一緒に「山口県の山」の一つである法華山に登ることにした。 岩国から国道187号を走り、小郷で右折して美和町に向かい、県道2号・130号・59号を通り美郷トンネルを抜けて本郷村に入る。後は標識に従い羅漢高原に向かう。登山口は羅漢高原ハイランドロッジ付近からで、レストランぴらみっとでは食事ができるようになっている。
らかん高原のモニュメントの門を出発して草原に向かうと今日はリフトが運行されていた。このリフトで全行程の半分程度の行程を登ることができるので、妻はリフトで上駅まで行くことにした。草原を歩いて行くと前方の原には大きく「らかん」と草で描かれている。その手前をまずは右に向かい緩やかな坂を登って行く。
草原を歩くのはとても気持ちが良く、登山靴の下もふかふかしている。枯れた木の所を左折してスキー場に向かう。背後には羅漢高原が綺麗に広がっている。広い道を何の苦労もなく進んで行く。すぐにススキの原に出会い、本日が仲秋の名月である事を思い出した。更に進むと左側にはスーパーライダーの道が上から下っている。
スーパーライダーを横に見ながらゆっくりと草むらを進んで行くと登山開始からは15分足らずでリフト上駅に到着し妻と合流した。ここまでロッジから710m、法華山山頂までは620mでもう半分以上を歩いている。 もう少し上にはタイムカプセルの森との分岐にがあり、分岐を左に取り平坦な広い道を進んで行く。道にはイノシシが彫った穴などもあり、でこぼこになっている。タイムカプセルの森分岐から5分程度進むと道は左に向き、少し坂を登るようになる。
すぐに山頂まで340mの道標を左に見る。緩やかな坂の階段道をゆっくりと高度を上げていると前を歩いていた妻が突然大きな声を上げたので何かと思ったら、踏んだ! 踏んだ! ヘビ踏んだーーー! とヘビを踏んで大騒ぎをしていた。幸いへびはマムシではなかったので安心したが、ヘビの方が驚いて逃げていったようだ。
更にジクザグの坂道を登って行くとすぐにベンチの設置してある場所に到着したが、目の前の木々が大きくなりすぎたのか展望が望めない。ベンチの先からは平坦な道が続き、両側には笹藪が広がっている。ピークを少し下った先には羅漢山と同様の東屋が建っており、ようやく法華山山頂に到着した事が分かった。
東屋の中は日射しが遮られて涼しく、今日は貸し切りなのでゆっくりとお湯を沸かしてみそ汁を作り、昼食の準備をする。東屋の中を風が通り、涼しくて気持ちがよい。ゆっくりと昼食を取り、昼食後は楽しみにしていた珈琲タイム。山頂で飲む珈琲は格別の味がする。 法華山からの展望 珈琲を飲みながら羅漢山をじっくりと見る。特徴的なレーダードームはこの位置からよく見える。法華山は羅漢山を見るための指定席のような場所だ。しばらく山頂から周囲の景色を堪能するが、霞が掛かっているため広島湾が見えないのは残念だ。 しばらく休憩を取った後、下山を開始する。下山の際にはゆっくりと花を見ながら降りて行くことにした。山野草の本を片手に花の名前を調べながら降りて行くとたっぷり時間が掛かる。一つ一つの花を確認しながらゆっくり歩きでロッジまで戻り登山を終了した。 花を見ながら下りて行く ふと、道路を見るとなんとこの時期にあじさいが咲いている。満開の状態で咲いているのでそばに寄ってみると綺麗な青い色のあじさいも咲いており、感激した。
登山を終えて、1,400m先のギャラリー羅漢に行き、萩焼をじっくり見て帰った。帰りは生山垰を経由して佐伯町方面に降りて行き、道の駅羅漢を通り過ぎて進んでいると小瀬川温泉の手前から突然の渋滞が始まった。先日の台風の雨のよる被害が甚大な場所を通り過ぎて、今回の雨台風が大変であったことを痛感した。小瀬川温泉でいつもの温泉水を汲んで帰った。 らかん高原 すすきの原 羅漢山 法華山山頂 紫陽花 牛 前の山 鷲頭山 を見る 次の山 鋤尖山・竜王山 を見る登山口周辺の地図はこちら 法華山 登山口付近のMAP 登山の軌跡 法華山 |