本陣山(ほんじんやま)鳥取県鳥取市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
トップに戻る 2015年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順 2015年9月21日 やまびこ館 →0:05→ 樗谿神社 →0:40→ みはらし峠 →0:20→ 山頂 →0:20→ みはらし峠 →0:35→やまびこ館 全歩行時間 2時間 0分 久しぶりに鳥取県の山歩きを楽しんでいる。これから向かう本陣山は遊歩道が整備されており、足下は舗装されているそうなので夕方遅くなっても大丈夫。本日最後に鳥取市にそびえる本陣山へ登ることにした。 本陣山は、羽柴秀吉が信長の命令により、天正8・9年(1580・81)の2度毛利攻めをした際、毛利方の鳥取城、雁金山城、丸山城を包囲するための本陣を置いた山で、山頂に残る太閤ヶ原は秀吉本陣跡である。この地に築かれた秀吉本陣は高低差4m以上の土塁と空堀に囲まれ、櫓台も設置した大型かつ強固な防御性を備えた構造をしていたそうだ。
鳥取市街まで引き返し、樗谿(おおちだに)公園を目指す。駐車場を探すのに手間取ったが、遅くなっても鍵のかからない場所と言うことで、鳥取市歴史博物館やまびこ館前の駐車場に車を置いて登山を開始した。
東照宮の鳥居を潜って参道を辿り、最初に樗谿神社へ参拝。そのまま進路を東へ採り、大宮池で主路の舗装道に合流する。池の側で鳥居から500mの案内を過ごすが、要所に距離表示などが置かれているのでペース配分の参考になる。これから目指す山頂は太閤ヶ原で、公園入口の鳥居からは3.5km先に位置している。
何も心配の無いウオーキングコースなので登山の重装備をしている私は少々浮いた存在だ。間もなく公園入口から1km付近を通過、少し先には鷺の水という水場が用意されていた。すぐに休憩用の東屋を過ごし更に進むと苔清水の水場を過ごす。
快調に歩を進めていると、鳥居から1.5Km地点を通過する。この先の側溝付近で側溝の中にいるアナグマを見つけた。なんともユーモラスな姿に心も和む。少し先で休憩舎を過ごせば、鳥居から2km地点を通過、快適な遊歩道なので疲労感はない。
やがてみはらし峠と言われる場所へ着く。峠からの展望を期待していたのだが、木の間越しの展望なので少々残念。でも、まだ空が青いので展望はなくても大丈夫、明るい日差しが一番うれしい。
みはらし峠から少し進むと、山頂方面にアンテナが見えてきた。もう山頂まではそんなに離れていないことが分かる。六角展望台への分岐を右に過ごし、明るい日差しを浴びながら進んでいると、鳥取自然休養林の案内図が掲示されていたので現在地を確認する。 もう少し進むと鳥居から2.5km地点を過ごす。もう山頂までは1km、残りはわずかになってしまった。舗装道の左右に自然林を眺めながら進むと左に休憩舎を過ごし、やがて鳥居から3Km地点を通過する。この先で突然という感じで西に展望が広がり、日本海や湖上湖などの視界が広がる。 間もなく前方にアンテナが見えてくれば、右の森の中が山頂の太閤ヶ原である。その前に展望広がるアンテナ前へ行き、西に広がる展望を眺める。展望地からは左端に久松山の端っこが見えており、千代川の先には日本海が広がっている。 手前側に樹林が茂っているため、大展望とは言いがたいが、遠くまで見晴らすことができるのはとてもうれしい。展望地のベンチに座り込み、小休止を取りながら日本海を眺める。何とも贅沢なひとときである。 山頂の太閤ヶ原(クリックで拡大) さて、展望地を出発し太閤ヶ原を散策してみる。太閤ヶ原に入れば土塁跡が現在も残っており、当時の面影を今に残している。太閤ヶ原をしばらく散策した後、下山を開始。元来た道を引き返し、駐車場まで帰り着いた。
これで本日の予定を終了したのでまず最初に向かうのは温泉である。市の中心部にある日乃丸温泉に入り、夕食は鳥取ラーメン。拉麺本家夢屋さんで醤油焼きネギラーメンを頂いた。遠征に出ると、昼食はおむすび1コ程度なので夜はこってりしたラーメンが最高のごちそうである。 展望 久松山 日本海 山頂に建つアンテナ 太閤ヶ原 前の山 摩尼山 を見る 次の山 若杉峠 を見る 登山口周辺の地図はこちら 鳥取県鳥取市 本陣山 登山口付近のMAP |