穂高岳・涸沢岳 最終日(ほだかだけ・かれさわだけ)涸沢から上高地まで

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2013年9月30日

涸沢小屋 →0:10→ 涸沢ヒュッテ →1:20→ 本谷橋 →1:10→ 横尾

 →1:00→ 徳沢 →1:00→ 明神 →1:00→ 上高地

全歩行時間 5時間40分

 いよいよ涸沢小屋から上高地へ下山する日になった。4時半に電灯がついたので皆さん用意を始めている。5時半に朝食を摂っていると外が明るくなってきた。「朝焼けが綺麗だ」という声が聞こえたので外に出て写真を撮影。とても綺麗な朝焼けだったが、今日は雲が出ていると言うことでもある。

朝焼けの穂高岳 涸沢小屋の朝食風景(3日目)
朝焼け 涸沢小屋を出発

 朝食を摂り、今度は穂高岳の朝焼けを眺めた。こちらも綺麗で、今回は美しい風景ばかりを見ている。6時20分に涸沢小屋を出発、どうせならと言うことで涸沢ヒュッテに立ち寄り、石の上に立っているヒュッテを見学した。

キャンプ場横を抜ける 涸沢ヒュッテ

 6時40分に涸沢ヒュッテを出発、下山を開始した。空は青いのだが歩いている周囲に日差しはなく、少し薄暗い感じを受けながらの下山である。やがて少しずつ陽が高くなり、穂高岳の稜線が美しく見え始める。今日も空が青く、絶好の登山日和のようだ。

涸沢を下る 背後に穂高岳と涸沢岳

 やがて穂高岳が視界から消え、本谷橋へ向かっていると、左手に美しい山が見えてきた。こちらは南岳で、日差しがあたって美しい山容を見せている。間もなく本谷橋へ到着、吊り橋を渡り、次は横尾を目指す。少し下っていると右に屏風岩が見えてきた。ここで背後を振り返ると、北穂高岳が美しい山容を見せている。

南岳 本谷橋
屏風岩 屏風岩の対岸から眺める北穂高岳

 山頂付近には山小屋も見えており、陽の差す角度によって見える姿も変わることが分かった。この先は元来た道を引き返すだけだが、横尾まで下ったらまた美しい風景が広がっていた。この横尾は何時通っても美しい風景で、前穂高方面を見晴らす風景はまさにアルプスの雰囲気そのものである。

屏風岩の風景 横尾大橋の風景
横尾を出発 穂高連峰の風景

 しばらく美しい風景を眺めて横尾を出発、この先、前穂高岳の稜線を眺めながら進み、パノラマコースの分岐点である新村橋を渡って梓川を眺めた。その後徳沢へ到着、ここで携帯していたアルファ米で昼食を作り、一緒にカップヌードルも食べた。更にアールグレイの紅茶も飲み、のんびりした後上高地へ向かう。

徳沢 明神

上高地と河童橋

 やがて河童橋の手前まで来て右方向へ進むと、梓川のほとりに出た。この風景も素晴らしく、牧歌的な雰囲気を感じながら小休止を取る。そして河童橋の前へ到着、ライブカメラの前でポーズを取り、無事穂高岳登山は終了した。

河童橋へ到着 最後に焼岳

 河童食堂にてお土産を大量に買い込み、上高地へ着くと丁度平湯行きのシャトルバスが入ったところだった。急いで切符を購入し、バスに乗り込む。駐車場所の平湯温泉へ着き、今度は有名な長野県の白骨温泉へ向かった。そして入ったのは、白骨温泉公共野天風呂で、泉質は単純硫化水素泉、温泉の色は白く濁っており、白骨の湯に三日入ると、三年は風邪をひかないと言われている。

白骨温泉入口 階段を下る

乳白色の白骨温泉

 平日の中途半端な時間だというのに大勢の人が浴槽内におり、とても人気のある温泉であることは間違いない。のんびり白濁した温泉に浸かっていると、硫化硫黄のニオイがとても体に効きそうである。温泉を出て再び平湯温泉を経由し、帰路につく。長野県から山口県まで長距離運転だが、二人で運転を交替しながらなので効率よく帰ることができた。大星さん、おつきあいして頂き、ありがとうございました。

朝焼け

穂高岳と涸沢岳

南岳

北穂高岳

屏風岩

横尾

上高地から眺める穂高連峰

梓川と河童橋

 前の山 穂高岳・涸沢岳 二日目 涸沢から山頂へ を見る

 次の山 阿品山・岩国弥山周回 を見る

登山口周辺の地図はこちら 長野県松本市 穂高岳 登山口付近のMAP

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