大将陣山(徳地) 山口県山口市徳地

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2021年2月27日
駐車地 →0:05→ 墓地分岐 →0:08→ 墓地 →0:30→ 大将陣山

→0:15→ 墓地 →0;07→ 墓地分岐 →0:05→ 駐車地

全歩行時間 1時間10分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 Kグルーブの登山に参加、徳地船路地区の六わざ登山の後、大将陣山へ向かう。登山口はとても分かり難い場所なので、徳地のレストラン彩を目指して進むと良い。この店の300m程度手前の東側に駐車スペースがある。
分岐の目印はレストラン彩の案内 対岸に熊野社・河内社鳥居
奧河内(支)35の電柱 駐車地から少し戻り右折

 この位置から対岸には熊野社・河内社鳥居が見えているので目印となる。また、路肩の前の電柱には奧河内(支)35と表示されていた。

電柱の表示を確認し林道に入る(クリックで拡大) 奧河内川に架かる橋を渡る

 さて、熊野社・河内社を遙拝し登山を開始。舗装道をわずかに南下して中電電柱オクゴウチ33、NTT電柱大月46を確認、この横に立つ「林道堂ノ後線起点」の標柱を見て北西へ続く道に入る。

民家横を進む 右に堰堤を過ごす

 すぐに奧河内川に架かる橋を渡り右に民家を過ごす。コンクリート舗装の林道を進むと右に堰堤を過ごし、更に進むと右には墓地へ続く道が分岐している。墓所側へわずかに進むと「危険 熊にご注意」と、熊の絵入りの注意看板が置かれていた。熊が出没する地域なので、熊除けの鈴は必携である。

分岐を左折する 危険 熊にご注意

 それにしてもリアルな看板で、周囲には椎茸栽培が盛んなため、このような看板を掲示しているのだろう。さて、そのまま墓地へ向かって緩やかな傾斜の道を進む。

緩やかな傾斜の道を進む 正面に墓地が見えてきた
河野家之墓の右側から参拝道に入る
 やがて墓地へ着き、そのまま直進し、北の端の河野家之墓を見つけたら右側から山道に取り付く。なお、この墓地までは車に乗ったまま着くことができる。
最初はわずかなシダ 参拝道らしい道
参拝道の中央が凹んでいる 尾根を西へ向かえば良い

 登山道は最初、わずかにシダがかぶる程度だが、登るに連れ次第に勢いを増してくる。ただし、昔からの参拝道なので、中央部がくぼんでおり、歩きやすい場所はすぐに見つけることができる。

露岩の展望地 出発地が見えている

少々ルートファインディングが必要かも知れないが、参拝道は西へ向かって尾根道を辿れば大丈夫。標高430付近には露岩の展望地があり、小休止をとるのに丁度良い。眼下に出発地点などを見下ろすことができる。

岩が増えれば山頂間近 頭上が開けて明るい

 この先で再度シダのかぶる場所を通過するが、もうシダも限定的で目の前に岩が増えてくれば山頂は間近。頭上が開けて明るい山頂に着く。山頂には立派な祠が祀られており、地元の方に聞くと風の神様とのこと。たぶん杵崎様が祀られているようだ。

大将陣山に祀られた風の神様(杵崎様)
日暮ヶ岳 大平山・狗留孫山・白石山・真田ヶ岳・蕎麦ヶ岳

 更に素晴らしいのは、山頂からの展望で、蕎麦ヶ岳、白石山、真田ヶ岳、狗留孫山、大平山、日暮ヶ岳など素晴らしい展望が広がっていた。
 残念ながら、最近この祠に参拝された形跡はないが、祠の周囲はヤブになることもなく、きれいな状態で我々を待っていたようだ。今回10人の踏み跡により、登山道は少し分かりやすい状態になっている。

六わざ 切れ落ちた斜面

 立派な祠も祀られ、展望も抜群の山頂なので、まず中、上級者の方に多く歩いて頂き、参拝道が歩きやすくなることを切に願うものである。なお、初心者の単独行は避けた方が無難で、中・上級者の同伴をお勧めする。

危険 熊にご注意の案内
大将陣山山頂に祀られた祠
日暮ヶ岳
大平山・狗留孫山・白石山・真田ヶ岳・蕎麦ヶ岳

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歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県山口市 大将陣山  登山口付近のMAP
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