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→0:05→ 大原貯水池 →0:05→ 南部運動広場
山口市佐山の藤尾山から駐車地へ着くと、スコールのような雨が丁度あがったところだった。御伊勢山登山口の案内を眺めて月日の変化を実感、以前は大原登山口と案内されていたが、現在は南部運動広場登山口と変更されていた。また、以前は無かった山頂まで30分の案内も新しく追加されていた。
さて、駐車地を出発、淨明苑手前で分岐を左折、白いガードレールに沿って作業道を進む。その先には愛宕山が見えており、これから向かう山を事前に眺めることができた。そのまま道なりに進むと右への分岐に入る。
奧には石鳥居が立ち、手前左に石柱、右には手水が置かれていた。石鳥居を潜り愛宕神社へ向かう。足下が雨により滑りやすくなっており、更に急登なので慎重に高度を上げる。
やがて補助のロープの渡された場所を通過、すぐに石段を登れば愛宕神社へ着いた。神社横からは上嘉川付近の展望が広がっていた。愛宕神社へ参拝し更に登山を続ける。
愛宕山を出発、鞍部で石柱を過ごせば登り返す。自然林の下を登るのだが、なかなかの急登である。やがて補助のロープが現れ一安心、ロープを伝ってゆっくり高度を上げれば広く平坦な雨乞山の山頂に着いた。
山頂には嘉川地区の安泰を願って建立された祠が祀られ、雨乞山の由来の説明板も掲示されていた。また、雨乞山の七不思議として10円を奉納すると、幸運であれば、祠の中に日差しが入るも知れないと、案内されていたのでその通り奉納した。
するとすぐに山頂に日差しが戻り、とても明るくなった。これがご利益というものなのだろう。祠に参拝して下山を開始。下山は御伊勢山方面へ向かう道をとり、鞍部から谷を通って大原貯水池へ向かうことにした。
明るい日差しの下、坂を下っているとシダの藪が現れた。この藪をいつものように中央突破、シダを抜ければこの先に障害となるものは無かった。間もなく鞍部に着き、この先の坂を登り返せば御伊勢山だが、当初の予定通り南部運動広場へ向かって 西へ進路をとる。
樹林の下の歩きやすいところを選びながら進むと、右に池が現れた。正面に向かって溝を越えれば、御伊勢山登山口(山頂まであと2km)の大原配水池に着いた。この先からは舗装された道を下り、山口川西調整池の横を通り登山口の南部運動広場へ帰り着いた。本日は真夏の登山だったが、幸いにして日差しを雲により遮られていたため、大して暑くなかった。
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