雨乞山(あまごいせん)岡山県真庭市 | ||||||||||||||||||||||
トップに戻る 2015年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順 2015年5月5日 登山口 →0:35→ 701mの反射板 →0:15→ 展望地 →0:20→ 山頂 →1:00→ 登山口 全歩行時間 2時間10分
右に湯原中学校を過ごして更に北へ進み、旭川に架かる橋を渡れば、右にひまわり館へ向かう道が分岐している。案内に従い分岐を右折、すぐにひまわり館の前へ着くが、早朝のため入口のゲートは閉ざされていた。ひまわり館の前を通過し、この先の丁字路を左折すれば、墓地の横に雨乞山登山道入口の案内が立っていた。 最初はひまわり館から林道を歩く予定だったが、施設内に駐車することができない。そこで、車に乗ったまま林道を進むことにした。登山道入口から約1.1km進むと、右に駐車可能なスペースがあり、この先に雨乞山への山道が続いていた。
登山準備の後すぐに登山口を出発、入口付近にはこの時期の花のシャガが咲いていた。植林帯の下を進むと、間もなく北西方向へ視界が開け、アンテナの立つ山が見えてきた。足下には熊のプーさんの案内が置かれ、雨乞山へと導いている。北東に見えている山はアンテナ山だがとても格好の良い山である。この麓が湯原温泉で、やがて眼下に温泉街が見えてきた。 眼下に湯原温泉
自然林に囲まれ高度を上げていると、再び熊のプーさんの案内が現れ、周囲の植生は植林帯へと変化する。更に急な坂を登っていると、再び頭上は自然林に変わり、これを踏ん張れば反射板の建つ701mピークの広場へ着いた。広場からは南西に櫃ヶ山、南に三坂山がそびえ、素晴らしい展望に満足である。反射板横で小休止の後、東へ向かう。
植林帯を抜ければ明るい自然林に変わり、木の間越しの展望を楽しみながら高度を上げる。背後には先ほどまで居た反射板が見えており、高度が上がっていることを認識しながら歩を進める。北西方向を眺めていると、懐かしい大山が顔を出した。ここで急に展望が開け、三坂山、櫃ヶ山から大山、烏ヶ山まで大展望の広がる斜面に着いた。
目の前に雨乞山と霰ヶ山(クリックで拡大) 大山の手前には湯原湖が真っ青な水面を見せており、これはいつまで眺めていても見飽きない風景である。しばらく大山などの展望を楽しんだ後、斜面を登り切り、展望広場へたどり着いた。広場へ着けば、北に雨乞山の山頂が顔を出し、東には前回遠征の大空山先から眺めた霰ヶ山が、その美しい山容を惜しげも無く見せている。 三坂山と櫃ヶ山(クリックで拡大) 南には三坂山、旭川を挟んで南西には櫃ヶ山、周囲360度に広がるパノラマは素晴らしい。なお、この展望地からは立ち位置さえ変えれば、大山、烏ヶ山も視界に入る。
さあ、充分展望を楽しんだので、雨乞山へ向かおう。自然林を辿れば、この季節には三つ葉ツツジの鮮やかなピンクが美しい。明るい尾根道をたどると前方に植林帯が見えてくる。この植林帯を抜ければ、ススキの刈り払われた雨乞山の山頂である。山頂には三等三角点が置かれ、雨乞山の標識にはくまのプーさんが描かれていた。 山頂からは東方面に180度の展望だが、とても明るい山頂なのでこれで十分である。東には霰ヶ山の山頂部が顔を出し、大空山の山頂先から眺めた山を今度は反対側から眺めていることが、新鮮な喜びである。山頂に立つ枝振りの良い松を眺め、小休止を取った後、下山を始めた。 枝振りの良い松と 木の間越しの展望(クリックで拡大) 雨乞山は登山途中の展望が素晴らしく、山頂も明るい名山である。下山は元来た道を引き返すので美しい展望に感激を新たにすることができた。登山口まで引き返し、下湯原温泉のひまわり館へ立ち寄り、次の目的地の仏ヶ仙へ向かって出発した。 麓から雨乞山 三坂山 櫃ヶ山 展望地から雨乞山 雨乞山山頂 前の山 人形仙 を見る 次の山 仏ヶ仙 を見る 登山口周辺の地図はこちら 岡山県真庭市 雨乞山 登山口付近のMAP |
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