山・米子城跡(みなとやま・よなごじょうあと)鳥取県米子市

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2022年8月3日 快晴の湊山・米子城跡登山を見る

2015年10月24日

駐車場 →0:10→ 山頂 →0:20→ 駐車場

全歩行時間 0時間30分

登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 少彦名命の神話と八百比丘尼の伝説の残る粟島で、少しのんびりしすぎたが、本日は、これまでに古峠山、鬼住山、金華山、手間要害山と合わせて5山を登っている。そしていよいよ分県シリーズ「鳥取県の山」の最後は、米子城跡の湊山へ向かう。

 湊山へ向かう起点を鳥取大学病院とすれば、この西にある湊山公園付近から米子城跡の登山口へ向かえば良い。当日は最初この湊山公園の北に位置する駐車場へ向かったが、少し遠回りの気がしたのと、夕暮れが迫っていたことを考慮し、鳥取大学病院の南西に位置する公園の無料駐車場へ車を入れた。

登山口は湊山公園駐車場 登山道入口

 駐車場の閉鎖時間は4月から10月までが19時、11月から3月までは17時なので注意が必要である。駐車場から南へ進むと城山登り口の案内があり、この先に掲示されている案内図を確認、山頂までは15分の行程である。

 案内によれば、米子城跡は、中世の砦から始まると伝えられ、現在の城跡は、近世の平山城跡である。標高90mの湊山頂上部に総石垣の本丸があり、北側の尾根に内膳丸、内膳丸の東麓に御殿があった二の丸、二の丸の南東に大型の枡形を配し、三の丸には堀が巡っていた。米子城跡は、戦国末期から近世初頭の西伯耆支配の拠点城郭であった。

案内に従い階段へ向かう

 頂上、内膳丸跡登り口の案内を見て、苔むす石段へ向かう。要所には頂上登り口の案内があり、道に迷う心配は無いし、少々周囲が暗くても安心して登ることができる。すぐに丁字路へ着き、丁字路の手前右には中海展望所への分岐が続いていた。

右に中海展望所への道が分岐 山頂へは右折

 丁字路では左に内膳丸、右に本丸跡、二の丸跡と案内されている。ここでは内膳丸へ立ち寄ってみた。分岐を左(北)に採り、石段を登れば広い内膳丸跡へ到着。内膳丸跡から山頂方面を眺めてみたが、こんもりした森が見えるだけで、山頂部を確認することはできなかった。

内膳丸跡へ向かってみる 広い内膳丸跡
内膳丸跡から山頂は見えない 本丸跡へ向かう

 先程の分岐まで引き返し、今度は南へ向かって進路を採る。左に二の丸跡、桝形への分岐を過ごし頂上まで約8分(250m)の案内に従い石段を登ると天守閣下の石垣へ着いた。

天守閣下の石垣へ 右に石垣を見て進む

 石垣を右に見て石垣沿いに進むと、頂上へ向かう石段が現れ、石段を登れば米子城跡の湊山山頂へ到着した。これで山と渓谷社の分県シリーズ「鳥取県の山」に掲載されている山の頂きを踏んだことになる。

間もなく山頂 湊山山頂へ到着

 広く平坦な山頂広場の北東には三等三角点が置かれ、眼下には米子市内から中海にかけての展望が広がっている。丁度火点し頃で、眼下には少しずつ明かりが点っている。夕暮れの米子の街並みをしばらく眺めた後、下山を開始する。

湊山から眺める展望(クリックで拡大)

眼下に米子市街 本日最後の山頂

 下山は降り口と案内された中海展望所方面へ進むが、当然のごとく森の中は暗い。しかしながら、まだヘッドライトを使うほどでは無く、慎重に足下を選びながら坂を下り、案内を確認しながら下ると、間もなく中海展望所へ到着する。

下山開始 中海の展望

  ここから少し下れば、広い舗装道へ着き、この先は明るいライトの下を下る。間もなく登山口の駐車場へ到着し、本日最後の登山を無事に終了した。

三角点

中海

米子市街

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歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 鳥取県米子市 湊山  登山口付近のMAP

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