牛斬山(うしきりやま)福岡県香春町

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2014年11月3日

五徳越峠 →0:40→ 牛斬峠 →0:30→ 牛斬山山頂

 →0:25→ 牛斬峠 →0:30→ 五徳越峠

全歩行時間 2時間 5分

登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 福岡県の山を歩いている。添田町の岩石山を出発、次は香春町の牛斬山を目指す。お昼に近くなったので、途中でおむすびをほおばりながら香春町へ向かう。登山口の五徳越峠へ向かう起点を九州自動車道の小倉南インター出口とすれば、国道322号を南下する。

採銅所交差点から西へ進路を採る 採銅所小学校前を通過

 やがて北九州市から香春町に入り、採銅所交差点を右折。突き当たりの丁字路を左折すれば、右に採銅所小学校が見えてくる。この小学校先の分岐を右折し線路を横切るが、この付近のカーブミラー下に三ノ岳・牛斬山登山口の案内が掲示されている。

分岐を右折し踏切を渡る 県指定の文化財の清祀殿

 そのまま道なりに進むと、すぐに県指定の文化財の清祀殿(せいしでん)を左に過ごす。清祀とは中国語で「清いまつりごとをする荘厳な家屋」と言う意味があり、「この地こそ宇佐神宮に奉納した御神鏡鋳造の場所である」と説明されている。

長光新道の登山口 香春岳三の岳

 清祀殿を過ごし舗装道を進むと、やがて右に長光円陣の滝桜公園の案内を見る。この横には黄色の案内に長光新道(円陣の滝を経て牛斬山へ)、「牛斬山登山口」の案内が立っていた。新道なので心が動くものの、本日は詳細な地図を忘れたため、当初の予定通り五徳越峠へ向かって進む。

登山口の五徳越峠(クリックで拡大) 草原の道を辿る

 清祀殿からは約2km進んだところが五徳越峠で、ここには数台の駐車スペースがある。進行方向に向かって右が牛斬山登山口、左が香春岳登山口である。時刻は午後12時20分、先に牛斬山へ向かうことにする。白いガードレール手前から登山道に入れば、横木の階段が続いており、登山道は整備されているようだ。

背後に香春岳 防火帯は快適な登山道

 明るい道を進むと、草原につけられた緩やかな傾斜が現れる。少し坂を進んで背後を振り返ればなんと香春岳の美しいこと。尖峰の山容をしばらく眺め、あの頂にもいずれ立つことができるという期待でわくわくする。

ピークまでは広い道 笹の茂る道に入る

 坂の傾斜は登るたびにきつくなり、背後の香春岳は青空をバックにますます美しくなる。今歩いている場所は植林帯の間につけられた防火帯と思われ、刈り払われた道を歩くのはとても快適である。やがて平坦なピークへ着き、右方向へ進路が変わると快適な防火帯は終了、この先からは左右に笹の茂る道が続く。

377mピーク付近 足下の掘られた道

 いきなり背の高さほどの笹原が続き、笹を分けながらの行軍となる。「福岡県の山(山と渓谷社)」へ記載されている山にしては少々手こずりそうな感じだか゜、笹原を歩くこと自体は苦にならない。途中で野に咲く花を眺め、少しずつ高度を上げていると、滑りやすく足下の掘られた場所に着く。

防火帯に出る 牛斬山が顔を出す

防火帯の風景

 ここでは笹の勢いが弱く、慎重に歩けばまずまず快適という感じで、わずかに高度を上げると突然防火帯へ出た。左にはロマンスが丘方面と案内があり、牛斬山へは右道となる。展望を求めて左のロマンスが丘方面へ向かってみる。ところが展望は南へ向かって開けているものの、遠くは霞んでいた。

牛斬峠(クリックで展望) 笹の茂る道へ向かう(クリックで展望)

 防火帯に沿って北西へ向かうと、木の間越しに牛斬山の山頂部が見えてきた。植林帯の間につけられた道を辿れば間もなく標高464mの牛斬峠へ到着、峠からは西に飯塚市の町並み、北東に牛斬山、北西に福智山が見えている。この峠で快適な防火帯歩きは終了、前方には見るからに厳しそうな笹原が広がっている。

笹の下に踏み跡を確認(クリックで展望) 香春岳一の岳

 牛斬山へ向かって笹の道に入る。笹が風により倒されている部分は歩き難く、歩行に時間が掛かる。それでも周囲は明るく、福智山の山容を眺めながらの笹道は充分楽しいものである。しばらく進んで背後を振り返れば、香春岳の一ノ岳が平坦な山容を見せている。これは石灰岩の採石によるものだろう。

途中で眺める牛斬山(クリックで展望) 前方に九州自然歩道の案内

登山途中に眺める風景

 やがて牛斬山が真東に見えてくるが、もう少し北東方向へ進む。間もなく九州自然歩道の案内が立ち、福智山と牛斬山の分岐の丁字路へ着く。この分岐は牛斬山へ向かって右折、もう山頂は目の前である。

福智山が近い 山頂手前の交差点(クリックで拡大)

 緩やかな坂を下ると交差点に着く。直進方向は山頂、左は採銅所への下山道、右は五徳越峠の手前の長光新道への下山道である。山頂へ向かって更に進むと急な斜面が現れ、補助のロープを伝って高度を上げる。

牛斬山山頂(クリックで拡大)

 すぐに平坦な原に出れば、三等三角点の置かれた牛斬山の山頂へ到着した。山頂からは北西方面を除く270度の展望が広がり、北東に平尾台、東に障子ヶ岳、南に香春岳がそびえ、その先には霞みながらも犬ヶ岳、鷹ノ巣山、英彦山、岳滅鬼山、釈迦ガ岳、大日ガ岳、馬見山、屏山、古処山、大根地山、宝満山まで眺めることができた。まさに素晴らしい展望を独り占め状態、のんびり山頂で休憩を取る。

山頂から眺める展望(クリックで拡大)

 山頂には展望岩の案内があるものの、位置関係がわからないので散策するのはやめた。本日の最大の失敗は、詳細な地形図を忘れてきたことで、山頂から下山途中、円陣の滝を経由する長光新道が気になったが、安全策を採り、元来た道を引き返した。

 下山は快適で、五徳越峠へは午後3時前に到着。ここで香春岳へ向かう選択もあったが、現在関門トンネルが工事中であること、連休最終日であることを考慮して帰宅を急ぐことにした。

清祀殿

牛斬峠

牛斬山

福智山

平尾台

周防灘

香春岳

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 次の山 白馬山・大法山 を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 福岡県香春町 牛斬山 登山口付近のMAP

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